🎵天気も良くオープンカー日和。それなら遠刈田温泉から七ヶ宿ダムを経由して羽州街道を追分までドライブしよう。奥州街道と羽州街道の分岐点は、前から行ってみたいところだ。
🎵まずは腹ごしらえ。遠刈田温泉街の名店「匠庵」
12:15ぐらいに行ったが、ボクを含めて3組待ちだった。そうしたらお店のおばさんが出てきて「すみません、蕎麦が終わっちゃって今日は今待っている方で終了です。」と暖簾を片付け始めた。行楽シーズンで、平日でも車も人出も多いからねぇ。
お陰様で、自分は美味しい北海道産牡丹蕎麦を堪能できた。ラッキー❗️
一昨日の樹の里の蕎麦、匠庵と双璧なんて書いたので、一応改めて確認しようと思ったけど、やっぱり間違いなし❗️樹の里よりちょっと細めだけど、しっかり歯応えもあり、ここの蕎麦は美味い。
🎵遠刈田温泉街から不忘山の麓を駆け上がり、七ヶ宿ダムに抜ける。そのあと旧羽州街道の小坂峠を登り、福島県の国見町、桑折町に抜ける。
七ヶ宿ダム湖、広々して気持ちが良いなぁ。
小坂峠を登る途中の萬蔵稲荷神社。
小坂峠頂上付近。県境で向こうが福島県の国見町だ。
福島県側を降り始めると、羽州街道小坂峠旧道の「産坂」が現れる。お産と同じぐらいきつくて辛い坂なのでその名前がついたとか…
階段を登り、その奥が急峻な羽州街道小坂峠。
産坂の登口に、渾々と吹き出す湧水があった。カップが置いてあったので味見してみる。柔らかくて冷たく美味しい湧水だった。
🎵さて、桑折町の街中に降りてきた。おー、この二股がまさに街道の追分だ。左が古来江戸時代から出羽国(山形、秋田)に向かう羽州街道の入口。秋田を越えると青森県内で奥州街道とまた合流する。右は奥州街道で陸奥国、さらに蝦夷地に繋がる。なんかちょっと感動。小坂峠は、この左の道を登っていく。
🎵せっかくなので福島市内の「古関裕而記念館」に寄る。
「エール」を観ていた頃から思っていたが、古関裕而という人はとてつもなく天才だったんだな。
音楽学校にも行かず独学で、楽器も使わずに頭の中で閃いたメロディーや伴奏を楽譜に起こす。自筆の楽譜を見るとコードまでつけている。♭4つの変イ長調の曲をピアノも無しで頭の中で作曲するってどういうこと?こりゃ凄いや!
朝ドラ「エール」も面白かったね。とても良いドラマだったと思う。また最初から観たいな。早く再放送やらないかな。
午後から出発したのに、なかなか充実したドライブだった。蔵王と福島市って70kmぐらいしか離れていないので意外と近い。山形だけじゃなくて福島にも遊びに行こう!