「名もなき毒」宮部みゆき著 文春文⭐️⭐️⭐️✨
「誰か」に続く、杉村三郎シリーズ第2段。
異常なクレーマーの元パート社員と青酸カリによる連続殺人事件が微妙に絡むのを、杉村三郎が巻き込まれながら解決していく。
前作同様、新聞連載小説ということは関係あるかわからないけど、なんか冗長でまとまりに欠けるように感じた。いろいろなエピソードもここで必要?と思うことも。
前から宮部みゆきの現代物って、イマイチピンとこないというか、僕の胸に迫って来ない話が多く、このシリーズも同様かなぁ。
でも乗りかかった船なので、次作の「ペテロの葬列」、最近文庫化された「希望荘」辺りまでは読んでみようと思う。読み始めた「ペテロの〜」はなかなか面白い感じがする。(2019-05)
#読書感想文