いよいよオケ合わせです!
今日は集合が5時20分。銀行にも行きたかったので、午後半休を取った。
大ホールに入ると、ステージにはひな壇が設置され、舞台裏で音出しをしているオケのメンバーもいて、嫌でも気分は盛り上がる。
最初にM先生の指導で発声と、先日のマエストロの注意点のおさらいを。
う~ん、何ヶ月も練習してきたことと反対?のことを急に言われても、この大型タンカー並み合唱団は簡単に方向が変わらないなぁ。
でもなんとか少しでもマエストロの指摘を直さなければならない。
そして都響メンバーもステージに揃い、ソリストとマエストロ小泉が登場する。
各ソリストはニコニコしてオケと合唱団に挨拶する。
テナーの福井さん、好きなんだよねぇ!
さぁ、始まりました!第4楽章のバリトンソロの前のところからです!
マエストロのタクトが振り下ろされ、オケが大音響でPrestoから弾き始めます。朗々とした福島さんの「Oh Freunde~」が会場に響き渡りますぅ~!
・・・合唱は、「フレーズが切れる」「突っ走る」「音程不安定」・・・。
今日はトラさんがそれぞれのパートに入ったが、何せ200人の大合唱団、十数人のトラが入ってもかき消されそうだ。
2~3度テンポがぐちゃぐちゃになりかけた。なんとか戻ったけど、本番が怖い。
隣のテナーのおじさん(70歳前後?)は、舞い上がってか、テンポも音程もメロディーもバラバラだ。
思わず肩を叩いてテンポを取ってあげたくなる。
ちょっと今回の合唱団は心配だなぁ。本番大丈夫かなぁ・・・。
今日一日練習なしで、明日の日曜が本番。
今日練習があれば、随分修正できるんだけどねぇ。
みなさん、頑張りましょう!!
PS)ドイツ語の語尾
歌をやっている方はご存知の通り、ドイツ語のクラシック歌曲を歌うとき、語尾を「アー」と伸ばす場合と、「エル」と巻き舌で発音する場合がある。
僕は良く分からないが、基本的にはどちらでも良いらしい。
「アー」のほうが、近代の発音?
今回の第九の合唱団は、ほとんどみんな「エル」の巻き舌で歌っている。
(というか、普通は指導者もあまりそこに拘らない)
ところがソプラノの僕の近くの方が、明確に「アー」と伸ばす派、らしい。
おまけにこの方、結構良い声で朗々と歌うおば様。
みんなが「ブリューデル」と歌うところを、堂々と目立つ声で「ブリューダー」と歌われると、なんか違和感を感じる。
今更だけど、本来は統一すべきだと思うんだよね。
前にやった時の合唱指揮者は「アー」に全部統一したっけ。
あのおば様の「アー」は絶対客席に聴こえるよ!
でもお客さんはそこまで気にしないかな?
〈新宿文化センターに向かう途中の花園神社〉