呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

Sat '21/10/09 宮本亜門演出「魔笛」を観る

2021-10-10 | コンサート・LIVE・演劇などの話

 

🎵横浜の合唱団で一緒に歌っていた友人が合唱で参加するというので、二期会オペラ「魔笛」を観に行った。やまぎん県民ホールにて。

Sくん、当時はまだ30前で声楽の仕事もそれほどなく(ゴメン!)、アマの合唱団の手伝いなどやっていたが、最近はオペラやカルテット、合唱団指導など忙しく活躍している。良かった良かった!ジイさんは息子を応援する思いで駆けつけたよ😄
 
 
🎵会場は、何度か載せているボクのお気に入りのやまぎん県民ホール。
ホールの素晴らしさはもう言うに及ばずだが、今回改めて思ったのはホールの周りの雰囲気、利便の良さ。新ホールを含めて再開発・整備されたのだろうけれど、山形駅から雨に濡れずに行ける綺麗な回廊、広々とした芝生の前庭、真新しいビル群、なんかとてもお洒落で素敵な空間だ。
仙台駅付近では、もうこれだけのスペースを確保するのは難しいだろうが、駅から徒歩数分のところにこんな施設があるなんて、羨ましい限りだ。
 


 
 
🎵さて、宮本魔笛…
いやぁー、さすが海外でも評価の高い宮本亜門演出、楽しかったー、面白かったー、感動したー❗️
下のポスターで主人公のタミーノがサラリーマンスーツを着ているのが分かりますか?
普通は舞台が暗転している前奏曲で、現代のサラリーマンの家庭が出現する。リストラだか左遷だかで落ち込んで帰ってくるパパが、子供たちがやっていたロープレゲームの画面の中に飛び込んでいってしまう。そしてタミーノとして冒険が始まる…。
ロープレゲームのストーリーは「魔笛」そのものだけど、登場人物の扮装は異様(笑)。ザラストロや僧侶たちは異常に発達した脳がむき出し、夜の女王や侍女たちは余りにオッパイが大きく、パパゲーノはチャップリン風…でももちろんアリアは一流。それぞれの扮装には、宮本亜門の意図があるようだが、ここでは省略する。
舞台のセットはほとんどがプロジェクションマッピングだ。何度か観ているけれど、これってどういう仕組みなんだろう。まぁ、説明されてもジイさんは理解できないだろうけど、もう大掛かりな大道具なんて不要になるのかも。
とにかくとても楽しい、観応えのある「魔笛」だった。
 
 
 
🎵終演後にホールを出ると、三日月がくっきり。ちょっと調べたら6日が新月のようなので、今日の月は四日月なのかな?
宮城は雨でも、山形市内は晴れ間も見える気持ちの良い夕暮れだった。







 

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