ふろしき王子のブログ◎
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醗酵は、微生物の命の営みといえるが
土の中ではたえず地表から浸透した有機物の分解という
醗酵が行われていて、そのいのちの響いたるエネルギーこそが
植物を育てる。
単に、微生物の酵素によってイオン化された養分を吸収して
生長するという単純なものではない。

からだは窒素由来のたんぱく質で成り立ち、活動のための燃料は
光合成で産生したブドウ糖(でんぷん還元)であるけれど、
そういう材料を流す道をいつもスムーズにメンテナンスする
電子(電子が足りないと酸化して朽ちていく)は、
生きて動きのある場こそが生み出している。

だから、どこかで醗酵させた堆肥を持ってきて
土に混ぜても、現場は醗酵するような環境でなければ、
栄養分はあっても、植物の元氣の源にはなり得ない。

似た例えとして、温泉は、温泉が湧き出ているその土地の
エネルギーをもらってげんきになるものなので、
湯だけ汲んできて浴槽に移してへえったところで、
現地でもらう効能とは天地の差があるだろう。

要するに、場のエネルギーが共鳴する。

畑にしても、先に土の醗酵している環境があって、
そこに野菜の種が蒔かれることで、自然な醗酵熱
(一般的な切り返し堆肥のように70度近くにはならない)
によって発芽し、はじめもおわりもなく
つづく食物連鎖の中での醗酵の養分、電子を受け取って
育っていく。

わが家の裏庭はどんな性格の場であるか。
どんな醗酵をかもしているのか思えば、
日当たりが少ないし、川も近いゆえに
若干、暗くてじめじめ系に入る。
そうなると、基本的に野菜向きではない。
常緑樹の苗木を育てるにはよい。
石など積んでおけば蛇も住める。
晴れた草はらのバッタよりも、枯れ草の裏のコオロギ。
何しろ、来たときはほとんどドクダミばかりに覆われていた。
葉の広いのは日蔭につよい。

一方、二階のベランダは日当たりがつよく、乾いている。
植物を育てるにしても、このままではサボテンやアロエ向きで、
野菜ならばもっと土部分の湿度を保つ必要があるので、
木箱の中に鉢を入れるのと、ヨシズで微妙に日蔭も用意したらよい。

一般的に野菜に向くのは、日当たりが十分なのと、土の保湿性が高いこと。
水分と熱があれば、醗酵しやすくなる。

こういう観点では、中身も大事だけど、もともとの器の特性を合わせなければ
内容も共鳴せず、持ち味を発揮できない。

出かけるなら、人や命の生き生きしているところがいい。
消費よりも生産の場。
漁港とか、すてきな畑、評判の定食屋、美しい森、子どもが生物を探す水辺。
そこの、産み出すエネルギーをもらって、自分もげんきに動きたくなるだろう。

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度々ここにも書いていますが、僕は
女性は黒髪ストレートでベリーロングを至上としている。
白髪や天然パーマという自然現象なら
もちろんそのままでよいが、
染める、パーマ、バッサリ短く切っちゃうのは
もったいないと思う。

なぜなら、髪は受発信のアンテナであり、
いま自分に必要な情報をキャッチしたり、
自分の思いを無意識に届ける機能があると考えているから。

そんなに長いと作業のじゃまになる、と思われるかもしれないが、
その時に合った髪型に結んだらよい。
長いほど多様な髪型をたのしめるし、
結ぶことで、その場に合ったアンテナの形にすることができる。

選択肢から何かを決定するときは一つに束ね、
たくさんの情報を集めるときはいくつかに結う。
そのままおろしておくと、大地から地球の今を得る。

切らずに結んで容(かたち)づくるのは
風呂敷にも通じる。

毛染めもパーマも何かの表現となるが、表面的な発信が主になる。

細胞の意思による受発信のアンテナとなり得るのは
あるがままの自然な髪ですが、よいものも、そうでないのも受け取るために
しんどい時は髪を切っちまう人も多い。

だけど本当は、そのままの長い髪でも
ストレスなくやっていける環境やライフスタイルを見つけたほうが
結果的にしあわせになりそうだし、
一時的に護るためには帽子をかぶって
髪を隠せばよい。

髪の洗い方は、
冬:水で洗い、水で流す
春秋:湯で洗い、水で流す
夏:少し重曹を溶かした湯で洗い、水で流す
上記は、下にいくほど皮脂を落とす力がつよい。
冬場に落としすぎると乾燥してフケが出たりする。
夏場は汗かいてべたつきがちなのでそれなりに落とす。
どのときも、水で引き締める。

石けんは落としすぎるし、シャンプーはシリコンコーティングされ
頭皮窒息し薄毛につながる。

また、日頃からつげ櫛でカミを解いておくと、
汚れをとる、髪間に酸素を送る、頭皮血行がよくなる。
抜け髪がたまらなくて清潔だし、プラの櫛のように
静電気が起きず優秀。

できればシャワーよりも、湯舟にためた湯や水をすくって
使う。
塩素を吸い込まないように。

浴槽に水をためるときは、蛇口に目の細かなフキンの
折り畳んだのをかぶせて(ゴムなどで留めて)水を出し、
赤錆をとったらなおよい。
あんまり赤く色付くならば、配管を新しくしたり
タンクの掃除をしましょう。

さらに温めを上げるなら、近所の川原へ出向き、
ちいさき石ならひとつ100円玉、ちゅっくらいなら500円と交換に
丸石を数種類拾ってきて(硬貨はうずめておく)、
金網に乗せてガスコンロで焼く。
その石たちを湯に入れると遠赤外線が出る。
川の石はきちんと何かと交換したほうがよい。
海は大丈夫そうだけど。

入浴剤は入れなくてもよいが、体がべとつくなら重曹、
リセットしたいなら自然塩。

髪はきちんと乾かしてから寝る。
自然乾燥がよいが、ドライヤーは熱くなりすぎないように。

何だかいろいろ書いてしまいましたが、
とにかく、髪ってものはすごく大切じゃと云うこと也。

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