ふろしき王子のブログ◎
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味噌作りで余った大豆の煮汁は、たしかに飲むと
甘みもとろみもあって美味しさもあるが
大豆を守ってきたバリアの凝縮されたもので、性質的にも
消化がよくないので飲み過ぎないこと。
きもち悪くなったり、腹を下したりします。

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我が家の鉢植えはもっぱら、赤茶いろの素焼きの鉢。

最もスタンダードながら、見た目も趣ありますし、
呼吸するので中が蒸し熱くなりにくい。
逆に乾きやすくもあるので、
下町の玄関先に沢山の鉢を並べるおばあちゃんのように
水やりが大切になります。
土の上に置いた鉢は地面からの湿氣で少し
乾きにくくはなりますが、ずっと置いとくと
底の穴から根が出て大地に張ることもあります。

うっとこは借り家のため鉢栽培ですが、
いずれ定住して地面に植えないと、剪定をつづけるうちに
幹は太くなり盆栽になっちゃいそう。
小さな大木もよいかもね。

素焼きの植木鉢を買い足す予定ですが、
使わない鉢が日本中の庭に沢山寝てるだろうな。

そうじゃ、今ある板をとんてんして、木の鉢を作ってみよう。

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野菜くずを庭に放しているため、これから温かくなると
ぴこぴこと様々な芽が吹いてきますが、

柑橘系も多いです。
それを植え替えた夏みかんなどの鉢がうちにはいくつもあって、
徐々に育っていくのはうれしいものです。

野菜や一年草と異なり、樹になるものは
よほど激烈な環境に置かない限りずっと残りながら
共に生長を刻んでいく。

柑橘の枝葉が伸びて嬉しい理由は、アゲハの幼虫がくるからです。
まだ小さい樹では途中でエサの葉が無くなり、
幼虫が飢えてしまう。
それで他の鉢に引っ越させたりしますが、親のアゲハは
小さな苗木にも産卵するので、基本的にうちはいつも
ミカンの葉っぱ不足。

折ごとに大きい鉢に植え替えて、いつの日にか
何匹もの幼虫を育むめる樹になってほしい。

いつか実ったらもちろん嬉しいけど、甘くなくても構わない。
野生のものほど、小さくて皮が分厚く、種は多くて
果汁は酸っぱかったりするけど、
体を還元するクエン酸の性能は、そんな実が最もすぐれている。
還元=アルカリではない。腐敗(酸化)を抑える酸の機能もある。

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昨日は、自宅で毎冬恒例のみそ作り。

前日からお水に浸した大豆は倍以上に膨れ、重さも倍に。
出来上がりも、元の材料のだいたい2倍になります。

大豆1キロ麹1キロお塩500グラムならば5キロの味噌に。
今年は大豆3キロ買ったので計15キロ出来ましたが
そのうち3.5キロを知人に分けました。

すると我が家分は、大きめのカメの半分ちょっと程度でして、
食べはじめて1年は待ちませんので、近いうちに第二弾を
行なおうか考え中です。

豆と麹と塩の味噌玉にむすんだのを、手首のスナップで
カメの底からぱしーんぱしんと打ちつけて込めていきます。
ついでにもやしも育ててみるかな。
大豆料理するにしても、ちょいと発芽させるほうが、
種のバリアが解けて消化よくなる。

さて、東京の僕は水に浸して膨らませることをふやかす、と云いますが
クニによっては、ほとばす、ほとびらかす、うるかす、なんて使います。
僕はすぐ伝染るので、今は自然と信州(他地域でも使うだろう)のほとばす、が口をつく。

東京弁がほぼ絶滅しかけているので、何とか取り戻したい
思いもまたあります。

「ありっきり」の愛をこめて、とか
東京の「まん真ん中」、
これはまだ100年はやいかもしれませんが
「あたぼうの、こんこんちきよ」なんて自然と出たら嬉しかること。
ちなみに、風呂敷は「ふるしき」。

話変わって、よく風呂敷講座のタイトルに「まじかる」を
添えたりしますが、
本当に軽い、心もからだも、という意味もあります。

風呂敷自体軽きために、カバン本体の重さが少ないですが
食い込まずに持ち易かったり、背負ってひとつになることで
重量だけの軽さじゃありません。
ふろしきは、楽をするために使います。

限りなく安楽だからこそ、どでかい荷物を背にからって、
長旅を歩きつづけられます。
前にも書きましたが、背負う位置によって
むしろ荷の重さで前に押されて、歩きやすくなるという不思議。

本日2.23はつつみにちなんで風呂敷の日ともいうようですが、
あんまし手弱かじゃない僕の実践的な風呂敷づかいは、
包むより「(中身を)抱き締める」という表現が合う。

右手と左手のむすびを形状記憶させるもの、
それが風呂敷でありますが、
ほとんどの物事は2つ(以上)のものの協力や組み合わせにより
結ばれて、産み出されています。

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