ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今日明日と、浅草実家のお店です。
来客数はだいぶ減っていますが、
お店をよりよく変えてゆかざるを得ない
機会になればと、思いついたことを一つずつ
丁寧に、ものしていけたらと。
棚卸し作業がたくさんあるので、やることには事欠かないながらも。

早めに炊飯器を手に入れよう。
ドライヤーも欲しい。
出会いと決断を待ち待ち。

飲食店は、様々なサービスや弁当、出前と工夫をしているが、
それでも無理で閉めざるを得ないところが出てくるだろう。

僕のごときフリーランスもそうで、
特にイベント系を柱にしていた方たちは、
光熱費や家賃に貯金を切り崩されながら、実際的/経済的な
逼迫が現在進行形となっている。

その中でできることをしながら、半分居直るしかないが、
希望は明るく持ち、
武士道的なプライドで追い詰めてはならない。

何があっても生き抜く「忍者」の氣概が求められよう。

困難にあたふたせず、それでもニュートラルなマイペースを
貫けるつよさ、図太さも必要となるが、

飲食店なり自営業、フリーランス同士の協力も、無いよりはよい。
ただし、国に嘆願する労働組合的な団体とは別に、
実際に住居や米野菜の再分配的な、
リアルなつながりがものをいうかもしれない。

国は国で考えがあるだろうし、
よその国はよその国で、あまり比べたくはない。

情報遮断と内観から導かれる判断により、
自分を、いのちを、生き物として生き抜く覚悟と、
逆説的には社会に与しない余裕のしたたかささえ要る。

絶対に負けるな!
どんな形でも、表面はやわらかく、
内実は智慧の粋に運を添えて、
微笑んでのりこえよう。

いつの間にか、義理人情が消えて
つまらなく、冷えきってのしまった
現在の世間を、街を、裏返してゆくチャンスとなる。
たとえ中途で潰えても、
純なる思いは永遠にのこって次世代に引き繋げるから、
今日からも、つよく優しく、
意地としぶとさで、きもちを広く厚く保って、
暮らしに心をこめてゆこう。

守ってくれるのは、国や人ばかりでなく、
おひさま、風、樹々、草花、虫や小鳥、
先祖、町の歴史、
石ころひとつ、と
見つめたもの全てが
応援に、まわるから。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




様々な情報があふれ返り、息するように
それらを浴びつづけていれば、かえって判断力や直観の
おとろえかねない情報中毒の状態に陥る。
そうなると、より繰り返される情報に支配洗脳され、
全体主義という暴力が立ち現れる。

今必要なのは、ぽつねんとひとり、しずけさに
世界を見つめなおす時間を守るための、情報遮断なのかもしれない。

正しい/間違いの以前に、何でも意見や思いを
酌み交わせる、健全な言論の自由さえ
脅かされる空氣は危険。
正義や正当化の旗印の下では、どんな暴力や
残酷も、無意識に日常化される。

現在のウイルスによる自粛もまた、
メディアやSNSによる多数派見解に倣うことで、
裏では困難にもがきながらも、誤解や批難炎上をおそれて
声を発せられない個々の悲痛な叫びが
渦巻いているだろう。

直接コミュニケーションをとれば、
実に多様な意見があった。
感情的なもの、不安から来るもの、
八つ当たり、現実的な苦境、不満、
なかなか表だって書き込めないことへのストレスも
あるだろうけど、まずは自分自身で
向き合ってみれば、
不安定なときほど、本質が見えてくる。

(Aさん)「コロちゃんなぞ全く心配していないどころか、
世の中の腐ったシステムを変える、またとないチャンスを
天が贈与した。
困った人は一人で食い縛らずに、暴動を起こせ、
反旗を翻せ、この息苦しい、馬鹿馬鹿しさに満ちた
世界を作り直すために、負けないで図太く居直ろう」

(Bさん)「身勝手な奴のお蔭で、心身の弱い人から犠牲になるのざぞ、
あんたの暮らしぶりは知ったことじゃないから、
とにかく家から出んじゃねェ、知らずにおまいさん
撒き散らしとるかもわからんやろが」

(Cさん)「感染したって平氣な人のが多い。
それで重くなって死んでしまうのは
既に弱っていた人たちであり、
それはあらゆる病氣がそうなっている。
今回の単なる風邪の一種だけに全不安を乗せ、
足並み揃えて一丸に戦おうとしないのは非国民とする風潮は、
ウイルスよりも多くの犠牲者を生みかねない
歴史の汚点となるだろう」

(Dさん)「一応はポーズとして、マスクでもかぶっておこう。
使い回しでひと月洗っていなくても、
つけときゃ白い目で見られないから、
世話ねェ。
それにしたって、飲食店は客が消えて
そちらこそ安全保障をおびやかす、真の問題として起きている。
コロナと名付けられた取り越し苦労によって、
本当に命を脅かすような問題が人災として生み出されている」

以上の例のように、それぞれ個人のリアルや見解や生き方、
視点が星の数ほどありながら、異論は正義の名の下に
攻撃あるいは封殺される。
不安に飲まれ、一致見解を唯一の大義とする群集心理は、
声なき弱者、掬いあげられない
レアケースやマイノリティの生命を奪いかねない。

多数決という暴力を自覚し、結論がすでにある
ポジショントークではなく、
極端な意見であれ、その中に潜む真実や本音に、
最後までじっくりと耳を傾ける姿勢こそが
今最も必要かつ不足していて、
まずは自分自身の内なる(体の)声、
ちいさなささやきと、一人ひとりが向き合うところから、
世の中の安定がはじまる。
他人に意見する前に、自分の中にある
複数の矛盾を、そのまま受け入れて、
多様な視点と共鳴するスケールを広げてゆきたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )