おととい、帰りみちに小走りしたら
段差に氣づかず、足首をひねった。
マイペースといいながら、基本的にせっかちな自分に対して
天から「もっとのんびりと生きなさい」というメッセージととらえる。
えっ、いまよりも?と思えど、
のんびりしようという意識は、
これまでになかった。
世の中の問題の多くは、スピード重視したお蔭で
自然の流れがないがしろにされ、その負担が
環境・健康・精神をおびやかしてきた。
ゆっくりと進ませよう。
焦っては空回りする。
やるかやらないの2択ではなく、
なんとなく、少しずつ、オンオフの切り替えもなく、
ついでにちょっとごと、
ゆるく、楽しく、心をこめて、
豆が日々ほんの少しずつ味噌へ変わりゆくような、
自然のリズムだけど途切れない永遠を、いきていきたい。
メールよりも手紙で。
手紙よりも、直接会って。
目的やテーマなしに、樹々を眺め
ことりの歌に心を重ねながら、
語りかけよう。
何かを、チャッチャと終わらせて、余った時間で
のんびりする、という考え方ではない。
さような、働く/休むという分離はなく、
いつだって
のんびりと、
働いているともいえるし、
休んでいるともいえる状態。
のんびりをゴールに置くのではなく、
のんびりを、手段にする。
飛行機で行ったら確かに早いけど、
もしも歩いて行ったら、
目的地以上の
たからものを、
きっと授かる。
この自分の足が
たからものであったことに、
きづく。
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