坂東太郎とも呼ばれる
でっかい利根川ですが、
昔はこれが東京湾に注いでいたため
大雨時などに多量の土砂をはこんで
干潟や浅瀬、三角州を形成し
生態系のゆたかな最良の漁場となっていた。
現在の利根川は、江戸や明治時代の工事により
千葉県銚子の海に注いでいるため
東京湾岸にたまる砂の量は少ない。
部分的に干潟や浅瀬を再生して
親水公園などを作ろう、というときに
自然の堆積はのぞめないので、
山や他の浜から砂を採ってきて
大量に投入し、波に流されて減れば
追加することになる。
砂がうまく定着すれば
生態系も復元することもあり、
横浜の金沢文庫「海の公園」は
アサリが自然に発生して
毎年たくさんの潮干狩り客であふれる。
旧暦の三月三日前後は潮干狩り日和という。
今年は4/5なので、4/4(月)5(火)6(水)7(木)の
お昼頃は最適でしょう。平日ですが、
主婦の方はぜひお子様とたのしい思い出を。
江戸時代の潮干狩りファッション例
・頭は笠や手ぬぐいで日よけ
・汚れても洗いやすい木綿の着物
・袖は濡れないようにたすきがけ
・すそは背側の帯にはしょる。
・足は白足袋(底の厚い地下足袋は濡れると重い)
・採った貝は麻の袋に入れる(麻の風呂敷を結んだものでもよい)
さて、話はかわり
プランタ(スーパーでもらった発泡スチロール)
で育てている小松菜が、乾燥と冷たい直風のためか
小さいままでじっとこらえているので、
今朝、風のあまり当たらない場所に移動した。
これからの変化を観察していきます。
土に返す前の、果物の皮などを乾かしているカゴがあって
春~秋はフルーツフライ(赤く小さいショウジョウバエ)が
集まりますが、ちゃんとその間近にカマキリが卵を産みつけてある。
コカマキリ(種類)ぽいですが、春に子どもらに逢うのがたのしみ。
糸をひいた納豆のように現れます。
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