500×200㍍の牧草地の中のチョウゲンボウを時間をかけて見ていると夕方貯食していた獲物を引っ張り出して食していた。
貯食とは、捕えた獲物(主食はハタネズミ)を一時隠しておくこと。隠した場所の記憶だけでなく考える知恵も備えている。この貯食行動観察記録は第二弾「枯野の猛禽、笠岡・阿知須・平田」写真集P77に詳しく記載しているのでみてやって下さい。
帰る途中ときどき寄るスーパーでブリを見た。切り身ではなく山盛りにしてあるブリのアラ。我が家に土の付いた大根三本、これでアラ炊きと決まり。翌日の昼と夜、その次の日の昼と三食は食べられる。これぞ貯食と言えるだろう。我が家は鍋の中。
厚めに切った大根、冷めているのを口に含むとこの食感がたまらない。そしてつぶしながら味わう口の中で二度楽しめるが、&あきは温め直した方がさらに美味しく体を冷やさないと言う。
“意見が合わない、別れよう”この言葉は二人の意見がいつも一致するがその後すぐ別の話になる。今日は強風の中で泳いでいるハイチュウ♀の行動を二人同時にみているので小さな発見を話し合う。つづく
隠した場所にやってきたチョウゲンボウ♀個体。
右側の草の中からネズミを引っ張り出した。日の入り50分前の斜光でオレンジ気味のネズミの色。