大瀬崎では毎シーズン30~50の小群がやって来て東シナ海へ出て行く。ハチクマのコースとはちと南寄り、西南方向?へ飛び去って行く。
越冬地オーストラリア、マダラスカには大陸へ渡り南下していくのか。しかしここ、西の果てには数百の群れの主流は一度もお目にかかった事は無い。
体は牛乳瓶を思わす太く紡錘形、翼は鎌の形で翼開長は50㌢、一番大型のアマツバメ。ブーメランが飛び交うように頭上で駆けまわる。飛行速度は鳥類中最もスピードがあるが、今のハイテクに進化したカメラでは誰でも撮れる被写体であろう。
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上空を飛びに飛び回りかたまりにはならない。
ハチクマ、アカハラダカのような群れの写真は難しい。
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尾羽は10枚、尾羽の羽軸の先端は5㍉前後の針状が突出している。
尾羽の針が二本しか見えないのはまだ若い個体なのだろうか。
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ビギナーの私は図鑑を覗く。24時間殆ど飛び続けているが繁殖は大木の樹洞の中。鋭い爪で樹木の幹に垂直に止まり針付きの尾羽で体重を支える。とある、キツツキ類と同じじゃー、ほんまかいなぁー信じられん。