約300メートルの前方の畑、逆光のなか腹帯が見えたノスリが、カラス、トビと争っているのを双眼鏡の中で確認。ノスリが捕食しているシーンは今シーズンも、近距離でタゲリを食しているところをファインダーを通して見ているし、またノスリかと思っていた。
まぁーノスリでも、とゆっくりと農道を行き朝日を背にし双眼鏡を覗くと、ノスリもいたが主役はオオタカの幼鳥じゃー。
オオタカの成鳥は今シーズン寛いでいるシーンに出会っているが、幼鳥はまだしっかりと観察ができていなかったので、これはチャンスと体制を立て直しファインダーを覗き、朝日の光の中で30分ドラマを見せてくれた。
尾羽をいっぱいに広げ両翼も開き、獲物を隠すようにしていたが、ノスリが側にいるわ、トビは上空からオオタカ目掛け波状攻撃、アオサギも急接近しおこぼれを狙っている。デッカイ黒い嘴のカラス2羽も、横体制で隙あらばとオオタカに少しずつ近づきおこぼれをせしめる。
オオタカは嗉嚢を膨らませ、獲物の趾と頭を残して飛び去っていくまで、約30分間。終わって見れば、画像の枚数、後の整理が大変だー。