変なチュウヒが来ている、確認するようベテランバーダーお師匠さんの命令で?、即出かけました。尾羽全体が灰色一色で、地元バーダーたちは大陸型チュウヒで、このタイプはここでは初めて現れたと言っていた。
11月1日 曇り空が続く中、尾羽全体が灰色の変なチュウヒの形態が観察できた。4~5日滞在していただけで、今では一度も姿を見る事が無いと地元バーダー。一日だけであったが、私にとってはラッキーな出会いだったカモ。
尾羽全体が灰色一色の個体は、冬のマイフィールドで今まで二個体の出会いがあり、この度の個体と比較してみると、形態は類似していた。1995年初めて大陸型、国内型と言われるようになり、今では図鑑でもこれが適用されている。近年北海道では、大陸型チュウヒ、ズグロチュウヒの繫殖行動が観察されていて、大陸型、国内型の判断は難しさがあるようになってきた。
40シーズン中国地方で、越冬チュウヒをテーマにしてきた私の場合、ヨーロッパチュウヒと比較する為、「東側諸国のチュウヒ」として個体、形態を説明するだけにとどめている。この度の個体は大陸からやって来たのであろうが、はっきりした説明は難しさがある。
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