福江島の田んぼはそんなに広くない。田植えが終わった後の田んぼに、シギたちが立ち寄っていく。この春滞在した種と数は少なかったが、その田んぼで出会ったシギたちを並べてみた。
オオジシギ ー1個体を見たが直ぐ畔の茂みに隠れた。タシギとはちょっと違うと思い形態が分か
る写真をと顔を出すまで30分待ったが現れない。限られた日数の中30分以上は貴重
な時間諦めて次へ。後で再度挑戦。帰広後、ベテランバーダーに聞いてオオジシギ
と判明。
ウズラシギ ー 春の毎シーズン出会う種であり、群れの中にアメリカウズラシギがいますと聞くが
何時も出合えず。
ヒバリシギ ー 何時も単独で出会うが、ここではキリアイ1個体と行動を共にしていた。近距離に
来てくれたが、飛んで背の白いV字型模様は見せてくれなかった。
キリアイ ー ヒバリシギより3.5センチ大きい全長17センチとあるが、2羽が居ても大きさは
よく分からない。わかるのはキリアイの頭の白線2本と脚が黒
タカブシギ ー 10羽の小群もいた。あちこちの田んぼでも散らばっていた。和名の由来は尾羽の
鷹斑になっているが、その尾羽はなかなか見せてくれない。
コアオアシシギー 山口の南岩国蓮田で、11羽の小群にも出会い、春の出会いは多い。この度は
アオアシシギ3羽と行動を同じくしている3羽のコアオアシシギに出会った。
ムナグロ ー 夏羽は春の渡りの後半、5月が一番顕著で日本で完全な夏羽を見るのはこの
ごく僅かな期間のみと、文献にある。毎シーズン見ているが何時も5月、僅かな
期間のみとは知らなかった。
これで春の福江島は終わりにしたが、後はまとめて冊子に作成。これが大変だー