先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「アイヌ民族に会いたい」 ロシア・ブリヤートの「トーント」メンバー

2009-08-18 | 日記
(北海道新聞08/17 14:07)
 道南・アイヌ民族との連帯を考える市民の会(高橋松恵代表)は13日、はこだて国際民俗芸術祭に参加したロシア・ブリヤート共和国の民族アンサンブル「トーント」のメンバーに、アイヌ民族の芸術集団の音楽CDを寄贈した。モンゴル系の少数民族、ブリヤート人との友好につなげようと、トーントのメンバーからは平和の象徴という青いスカーフなどが贈られた。
 トーントはバイカル湖に近いウラン・ウデ市を拠点に伝統音楽や文化を継承する活動に取り組んでいる。13日まで開かれた国際民俗芸術祭に招かれ、16日まで12人が函館に滞在していた。
 トーント側が「アイヌ民族の人に会いたい」と、交流を熱望。市民の会は、アイヌ民族の人たちで作る札幌の芸術家集団「アイヌアートプロジェクト」の結城幸司代表に連絡を取り、アイヌアートプロジェクトと、同プロジェクトメンバーの福本昌二さんのトンコリ演奏作品の計2枚のCDのほか、アイヌ民族の娘を描いた版画作品を贈ることにした。
 寄贈式は、13日の特別公演の前に函館市民会館で行われ、市民の会の高橋代表と飯田明事務局長がCDなどを渡した。トーントからも平和の象徴という青いスカーフと、ウラン・ウデ市のパンフレットやCDが手渡された。
 市民の会ではそれらを19日に函館市公民館で開かれる「マウコピリカ音楽祭in函館~ピカタレラ(南風)~」で来函する結城代表に手渡す予定という。
 同会の高橋代表は「ブリヤートの人たちがアイヌ民族の楽器ムックリと同じような口琴を使うことを知り、興味深い」と語る。トーントのメンバーで、ウラン・ウデ市の社会文化センター所長、ビクトル・ミハイロフさんは「とてもうれしい。以前からアイヌとブリヤートは関係があると思っており、楽器、風習に興味を持っている。世界の少数民族と力を合わせていきたい」と話していた。(押野友美)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/183173.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民族衣装や絵画90点共演 登別のアイヌ協と美術協 初の合同作品展

2009-08-18 | 日記
(北海道新聞08/14 13:36)
 【登別】北海道アイヌ協会登別支部「ピリカノカの会」(上武やす子会長)と、登別美術協会(長田清会長)の初の合同作品展が13日、市民会館で始まった。アイヌ民族の衣装や油彩画など約90点が並んでいる。
 登別で培われてきた文化への理解を深めようと美術協会が発案。長田会長が、古くから親交があり、アイヌ民族が使う文様の刺しゅうなどを地域住民に指導している上武会長に呼び掛け実現した。
 ピリカノカの会は、上武さんらが手掛けた木の皮の繊維で作った伝統衣装「アツシ」や、鮮やかな色使いの刺しゅうが施されたテーブルクロスなどを展示。美術協会による4~50号の絵画や、花器などの陶器が花を添えている。長田会長は「交流を深め創作意欲を高めたい」と話している。16日まで。(水野薫)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/182744.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選挙:衆院選 新党大地、33項目の公約発表 北方領土返還など掲げる /北海道

2009-08-18 | 日記
(毎日新聞 2009年8月16日 地方版)
 新党大地は15日、衆院選に向けたマニフェスト(政権公約)を発表した。北方領土返還の実現や、ロシア・サハリンからのエネルギー資源の備蓄基地を道内に設置することなど33項目を掲げている。
 「北海道の自立」を目指す政策として、北方領土や備蓄基地のほか、北海道開発局の存続や地方分権の推進を盛り込んだ。米国との自由貿易協定(FTA)については「交渉させない」との方針を掲げ、選挙協力をしている民主党の「交渉促進」方針とは一線を画した。社会保障政策では、基礎年金を税負担とし、生活保護の母子加算を復活させる。アイヌ民族の権利確立のため立法措置を行う。衆院の小選挙区(300)を200に削減し、参院定数(242)も125に減らす。
 また、比例北海道ブロックの候補者に、新たに美容健康研究家の町川順子氏(50)と、大地の鈴木宗男代表秘書の浅野貴博氏(31)の擁立を決めた。名簿順位は、鈴木氏、八代英太元郵政相に次ぐ3位以下。【堀井恵里子】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090816ddlk01010122000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北の書棚:「アイヌ民族、半生を語る~ 貧困と不平等の解決を願って」 /北海道

2009-08-18 | 日記
毎日新聞 2009年8月16日 地方版
 (中村康利・著、さっぽろ自由学校「遊」 電話011・252・6752)
 政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が7月、新たな立法措置の必要性などを求める報告書を国に提出した。アイヌ政策の大きな転換点を迎えた中、過去から現在に至るまでアイヌの人々がどんな差別を受け、苦労しているのかを知ることは貴重だ。
 本書ではアイヌ民族の18人をインタビュー。「訪れなかったチャンス」「幸せな結婚生活を妨げたもの」「子どもたちを取り巻く貧困」といったチャプターに沿って読み進めていくと、日本近代化の名の下で、彼らが資源を奪われ、これまでの生活様式や価値観を否定されていく歴史的な経緯とともに、親から子供へと経済的な格差が継承されていくという理不尽な実態が明かされる。
 後半では、こうした問題を解決するための方策を提案した。(231ページ、税込み1575円)
==============
 このコーナーでは北海道に関係のある書籍を紹介します。
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090816ddlk01040003000c.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公明が道内重点政策

2009-08-18 | 日記
(朝日新聞2009年08月15日)
ものづくり・環境・観光
 公明党道本部は14日、道内向けの重点政策を発表した。自動車関連などの「ものづくり産業」を誘致し、環境・観光産業を育成して道内経済を活性化させたいという。
 具体的には、道内の農水産物を使った食品加工業や自動車関連産業などの誘致と新千歳空港や石狩湾新港地域の有効活用で、アジアのものづくり産業の拠点とすることを目指す。また、バイオエタノールなどの環境産業や自然環境を生かした観光産業の育成によって経済活性化と雇用確保を進めると主張している。
 ほかに、(1)3年以内に地域主権型道州制の基本法制定(2)奨学金制度充実や高度医療センター設置による医師確保(3)北海道新幹線の札幌延伸(4)アイヌ民族の地位向上と文化振興(5)高速道路から札幌都心への乗り入れ道路「アンビシャスロード」(仮称)の建設をはじめとする高速道路網整備――などを挙げた。
 道本部の佐藤英道幹事長は「経済対策を重視した。若年者の雇用対策、景気回復の突破口としたい」と話した。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000640908150002

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする