ピタンガ鈴なり 真栄里の松川さん宅

八重山毎日新聞　2012年5月8日

　南米原産の熱帯果樹ピタンガがいま、真っ赤な実を付けている。
　ピタンガはフトモモ科の常緑低木。ブラジル先住民族の言葉で赤い実を意味し、別名「ブラジリアンチェリー」とも呼ぶ。繁殖力は旺盛で、実生で簡単に増やせる。
　実は直径2－3センチ。カボチャのような八角形をしており、赤い実は一見、アセローラやサクランボに似ている。
　石垣市真栄里415の7、松川直樹さん(70)宅では、このピタンガの実が鈴なり。食べると、甘酸っぱい味が口に広がる。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/20019/

上総国さすが市：計５０店舗が並ぶ－－一宮 ／千葉

毎日新聞　2012年5月8日　地方版

　一宮町を中心に房総の手作り品を一堂に集めた「上総国さすが市」（ＮＰＯ法人さすが一宮主催）が、一宮町の玉前神社参道で開かれた。おけやそば打ち棒、陶器、スイーツ類など「さすが」と思わせる職人技を感じさせる４０の店に加え、地元ホテル、イタリアやインド料理店など１０店舗の本格的な料理を青空の下、楽しむことができる「青空レストラン」が登場した。
　さすが市は毎年春秋に行われ、４月２９日の開催で９回目。夏日となったこの日、参道には約５０００人が訪れ各店舗を見ながら買い物を楽しんでいた。
　玉前神社境内では、九十九里沿岸で伝わる民謡の一つ「東浪見甚句（とらみじんく）」や愛宕囃子（ばやし）などが披露されたほか、アイヌ文化の継承者で古布絵作家の宇梶静江さんの作品展示も行われた。【吉村建二】
http://www07.mai.vip.ogk.yahoo.co.jp/area/chiba/news/20120508ddlk12040081000c.html

アイヌ民族ら２９人が熱演 阿寒湖温泉

（北海道新聞　05/08 16:00）

　【阿寒湖温泉】大正時代に郵便物の輸送中に殉職したアイヌ民族、吉良平治郎を描いた市民劇「アイヌ逓送人（ていそうにん）　吉良平治郎」が６日、阿寒湖アイヌシアター「イコロ」で３年半ぶりに上演された。
　釧路演劇集団などの主催で、アイヌ民族４人を含む市民２９人が出演。平治郎は釧路町の山中で猛吹雪に遭い、亡くなり、戦前の道徳教育で手本とされた。
　市民劇では、平治郎の人間像を表現した。平治郎が、職に就くのに苦労し、街で息子の八郎と魚を売り歩き和人から嫌がらせを受ける場面などで、当時の社会状況を表現。病気のために不自由な左半身を引きづりながら猛吹雪の中を歩く迫真の演技に、思わず涙する観客もいた。
　釧路演劇集団は平治郎の市民劇を２００６～０８年に全道で公演しており、今回はイコロ開業を祝って１回限りで復活させた。演出を担当した尾田浩さん（５６）は「より現実に近づけるため、『アイヌ野郎』など差別用語もあえてセリフに入れた。アイヌコタンの人にも感動してもらえたことは意義深い」と語る。
　平治郎役のたまだまさきさん（４９）は「生きることに一生懸命な姿勢を伝えたかった」。今回が初出演の八郎役、平沢真臣君（８）は「悲しい場面を力いっぱい演じることができた」と手応えを感じていた。（長谷川裕紀）
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/370682.html

平治郎の生き様に感動/市民参加劇

釧路新聞 2012年05月08日

　　アイヌ民族の吉良平治郎を描いた市民参加劇が６日、阿寒湖アイヌシアターイコロで開かれた。釧路演劇集団のメンバーらが、逓送人として郵便物を守り抜いた平治郎の生き様を描き、会場を感動の渦に巻き込んだ。釧路演劇集団、阿寒湖アイヌシアター運営協議会などの主催で、同シアターグランドオープン記念事業。「アイヌ逓送人　吉良平治郎」と題して約３０人が出演し、平治郎の一人息子の八郎役に抜てきされた阿寒湖小１年の平澤真臣君も熱演を披露した。
http://www.news-kushiro.jp/news/20120508/201205083.html