苫小牧民報 (2015年 11/14)

ダルトン市長(左)に記念品を渡す岩倉市長
苫小牧市と姉妹都市のニュージーランド(NZ)・ネーピア市を訪れている苫小牧市民訪問団(団長・岩倉博文苫小牧市長、31人)は13日、ネーピア市役所で姉妹都市35周年記念式典に参加した。NZには他国の各都市と42の姉妹都市があるが、両市の交流は中でも3番目の長さ。出席者は友好関係をさらに進めていくことを誓い合った。
式典には訪問団やアイヌ文化の継承に取り組む苫小牧うぽぽ、ネーピア市の市議団、在NZ大使など約70人が参加した。
ネーピア市のビル・ダルトン市長は「皆さんをお迎えできるのは大きな誇り。35年間の姉妹都市関係を非常にうれしく思っている」とあいさつ。岩倉市長は「市民と市民の温かい触れ合い、多くの人の努力により相互交流がずっと続いてきたことに深い感銘を覚えている。これまでにも増して両市の結び付きを深め、市民交流を土台とした新たな可能性を共に探っていこう」と呼び掛けた。
ネーピア市からはリトグラフ版画と訪問団一人ひとりに記念品がプレゼントされ、苫小牧市は同市の公式キャラクター「とまチョップ」の石像を記念品として贈呈。両市長が固い握手を交わした。ニュージーランド姉妹都市協会のモリス裕美会長は両市や苫小牧ニュージーランド協会などに長年に渡る相互交流への感謝状を贈った。両市は交互に訪問しており、式典後、ダルトン市長は「2年半後には苫小牧を訪問したい」と述べた。
この日は王子製紙などが出資し、現在も同社苫小牧工場にパルプを輸出しているパンパック社(本社ネーピア)主催で、NZで最も古いワイナリーの一つ、ミッションワイナリーを会場に昼食会を実施。この後、訪問団は同社工場を見学した。夕食会では地元の友好協会メンバーなどから盛大な歓迎を受け、最後はマオリ族の伝統音楽と日本の「さくら」などを歌い合い、親睦を深めた。
王子町の花井洋達さん(46)は「ホスピタリティーあふれる温かい歓迎の気持ちが伝わり、とても感激した。35年間培ってきたものが、確実に友好に結び付いているのを改めて実感した」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20151132185

ダルトン市長(左)に記念品を渡す岩倉市長
苫小牧市と姉妹都市のニュージーランド(NZ)・ネーピア市を訪れている苫小牧市民訪問団(団長・岩倉博文苫小牧市長、31人)は13日、ネーピア市役所で姉妹都市35周年記念式典に参加した。NZには他国の各都市と42の姉妹都市があるが、両市の交流は中でも3番目の長さ。出席者は友好関係をさらに進めていくことを誓い合った。
式典には訪問団やアイヌ文化の継承に取り組む苫小牧うぽぽ、ネーピア市の市議団、在NZ大使など約70人が参加した。
ネーピア市のビル・ダルトン市長は「皆さんをお迎えできるのは大きな誇り。35年間の姉妹都市関係を非常にうれしく思っている」とあいさつ。岩倉市長は「市民と市民の温かい触れ合い、多くの人の努力により相互交流がずっと続いてきたことに深い感銘を覚えている。これまでにも増して両市の結び付きを深め、市民交流を土台とした新たな可能性を共に探っていこう」と呼び掛けた。
ネーピア市からはリトグラフ版画と訪問団一人ひとりに記念品がプレゼントされ、苫小牧市は同市の公式キャラクター「とまチョップ」の石像を記念品として贈呈。両市長が固い握手を交わした。ニュージーランド姉妹都市協会のモリス裕美会長は両市や苫小牧ニュージーランド協会などに長年に渡る相互交流への感謝状を贈った。両市は交互に訪問しており、式典後、ダルトン市長は「2年半後には苫小牧を訪問したい」と述べた。
この日は王子製紙などが出資し、現在も同社苫小牧工場にパルプを輸出しているパンパック社(本社ネーピア)主催で、NZで最も古いワイナリーの一つ、ミッションワイナリーを会場に昼食会を実施。この後、訪問団は同社工場を見学した。夕食会では地元の友好協会メンバーなどから盛大な歓迎を受け、最後はマオリ族の伝統音楽と日本の「さくら」などを歌い合い、親睦を深めた。
王子町の花井洋達さん(46)は「ホスピタリティーあふれる温かい歓迎の気持ちが伝わり、とても感激した。35年間培ってきたものが、確実に友好に結び付いているのを改めて実感した」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20151132185