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さらなる友好発展誓う 姉妹都市締結35周年記念式典

2015-11-15 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 11/14)

ダルトン市長(左)に記念品を渡す岩倉市長
 苫小牧市と姉妹都市のニュージーランド(NZ)・ネーピア市を訪れている苫小牧市民訪問団(団長・岩倉博文苫小牧市長、31人)は13日、ネーピア市役所で姉妹都市35周年記念式典に参加した。NZには他国の各都市と42の姉妹都市があるが、両市の交流は中でも3番目の長さ。出席者は友好関係をさらに進めていくことを誓い合った。
 式典には訪問団やアイヌ文化の継承に取り組む苫小牧うぽぽ、ネーピア市の市議団、在NZ大使など約70人が参加した。
 ネーピア市のビル・ダルトン市長は「皆さんをお迎えできるのは大きな誇り。35年間の姉妹都市関係を非常にうれしく思っている」とあいさつ。岩倉市長は「市民と市民の温かい触れ合い、多くの人の努力により相互交流がずっと続いてきたことに深い感銘を覚えている。これまでにも増して両市の結び付きを深め、市民交流を土台とした新たな可能性を共に探っていこう」と呼び掛けた。
 ネーピア市からはリトグラフ版画と訪問団一人ひとりに記念品がプレゼントされ、苫小牧市は同市の公式キャラクター「とまチョップ」の石像を記念品として贈呈。両市長が固い握手を交わした。ニュージーランド姉妹都市協会のモリス裕美会長は両市や苫小牧ニュージーランド協会などに長年に渡る相互交流への感謝状を贈った。両市は交互に訪問しており、式典後、ダルトン市長は「2年半後には苫小牧を訪問したい」と述べた。
 この日は王子製紙などが出資し、現在も同社苫小牧工場にパルプを輸出しているパンパック社(本社ネーピア)主催で、NZで最も古いワイナリーの一つ、ミッションワイナリーを会場に昼食会を実施。この後、訪問団は同社工場を見学した。夕食会では地元の友好協会メンバーなどから盛大な歓迎を受け、最後はマオリ族の伝統音楽と日本の「さくら」などを歌い合い、親睦を深めた。
 王子町の花井洋達さん(46)は「ホスピタリティーあふれる温かい歓迎の気持ちが伝わり、とても感激した。35年間培ってきたものが、確実に友好に結び付いているのを改めて実感した」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20151132185

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アイヌ語の危機、全国に訴えたい 札旭丘高生、英語弁論で全国へ

2015-11-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/14 16:00

優勝トロフィーを手に笑顔を見せる仙北谷さん
 札幌旭丘高2年の仙北谷(せんぼくや)侑希さん(17)が第16回全道高校英語弁論大会(道高文連主催)で優勝し、来年1月の全国大会に出場する。弁論のテーマは消滅の危機にある「アイヌ語」について。仙北谷さんは「少数言語の大切さを伝えたい」と全国の舞台を楽しみにしている。
 全道大会は10月31日と11月1日の2日間、札幌で開かれ、各地区予選を通過した19人が参加。5分30秒のスピーチを行い、審査員が発音や内容を評価した。
 仙北谷さんは「死滅しつつある言語」と題し、アイヌ語の話者が極めて少ないことを紹介。「英語は経済的な面で重要だが、文化的多様性も必要。すべての言語に関心を示して」と身ぶりを交えて訴えた。
 学校では英会話を学ぶ部活「国際交流局」に所属。中学生のころから英語が好きで、言語の大切さを考えるようになったという。指導する庄末(しょうすえ)剛教諭は「言語をテーマにすると英語を選びがちだが、アイヌ語という北海道ならではの問題を取り上げた点も評価されたのでは」と話す。
 全国大会には18人が出場する予定。仙北谷さんは「せっかく出場するのなら、上位を狙いたい。少しでも多くの人にアイヌ語の存在を知ってもらいたい」と話した。(鹿内朗代)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0202072.html

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アイヌ語賛美歌きょう公開 室蘭の教会、バチラー八重子録音

2015-11-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/14 16:00、11/15 04:27 更新

バチラー八重子の録音テープを手にする大友正幸さん
 【室蘭】歌集「若きウタリに」を著したアイヌ民族の歌人バチラー八重子(1884~1962年)が歌った、貴重なアイヌ語の賛美歌の録音音声が15日、室蘭市のカトリック東室蘭教会(宮の森町4の9)で公開される。歌詞は養父でアイヌ民族への布教に取り組んだ英国人宣教師ジョン・バチラーがアイヌ語訳した。
 テープを所有する日本聖公会の大友正幸司祭(76)=札幌市中央区=によると、大友さんの先輩司祭だった故渡辺政直さんが1961年ごろ、伊達町(現伊達市)の八重子の自宅で録音したという。親交のあった渡辺さんは八重子の晩年、札幌から月1回程度、身の回りの世話をしに通った。
 大友さんは70年ごろ、渡辺さんから複製のカセットテープを受け取った。賛美歌「主 われを愛す」と「蛍の光」の独唱が計約2分間録音されている。
  大友さんは「八重子さんは尊敬するジョン・バチラーの遺志を継ごうとアイヌ語の賛美歌を歌い続けた。テープはその証しだ」と話す。当日、音声の解説をするアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)のアイヌ文化活動アドバイザー富樫利一さん(82)は「アイヌ民族の歴史と人の生き方を学ぶ機会にしたい」と言う。
 午前11時からで無料。問い合わせは同教会(電)0143・44・3851へ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0202079.html

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<プレミア12>台湾代表の主将、侍ジャパンにタピオカティー差し入れ

2015-11-15 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2015/11/14 13:04

12日のカナダ戦で本塁打を放ち、主将の貫禄を見せた林智勝選手
(台北 14日 中央社)台北などで予選が行われている野球の国際大会「プレミア12」。台湾代表の主将・林智勝内野手は13日、自身が所属する台湾プロ野球・ラミゴの関係者に依頼し、桃園国際球場で練習中の日本代表に台湾発祥の「タピオカミルクティー」を50杯差し入れ、歓迎の意を示した。台湾の複数メディアが報じた。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の林は、本塁打王を3回獲得しているほか、プロ12年目となる今年は台湾プロ野球初のトリプルスリー(打率3割8分、31本塁打、30盗塁)を達成。2014年には日本プロ野球・ロッテの秋季キャンプに参加し、日本の選手らと交流を深めていた。今大会では、11日のイタリア戦から2試合連続で本塁打を放つ活躍を見せている。
(編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201511140002.aspx

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