先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ・沖縄の踊り披露 東京・中野で「チャランケ祭」

2015-11-07 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2015年11月6日12時48分

 アイヌ民族や沖縄などの歌や踊りが披露される「第22回チャランケ祭」が7、8日、東京都中野区の中野四季の森公園である。札幌を拠点に活動する「アイヌアートプロジェクト」などがバンド演奏や歌や踊りを披露。伝統儀式のカムイノミ(神への祈り)も行われる。沖縄のエイサーや三線(さんしん)演奏も。民俗料理の屋台も並ぶ。入場無料。問い合わせは実行委員会(070・5557・5582)。
http://www.asahi.com/articles/ASHC434TCHC4UTIL008.html


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児童失踪事件とアボリジニ神話の謎、神秘サスペンス『虹蛇と眠る女』

2015-11-07 | 先住民族関連
CINRA.NET(シンラドットネット)-2015/11/06 19:03

映画『虹蛇と眠る女』が、2016年2月下旬から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
オーストラリアとアイルランドの合作映画となる同作は、砂漠地帯の小さな街に引っ越してきた一家の子供たちの失踪事件と、オーストラリアの先住民族アボリジニの間で語り継がれる神話「虹蛇の伝説」の謎が絡み合う心理サスペンス。
メガホンを取ったのはオーストラリア出身の女性監督キム・ファラント。出演者には、子どもの失踪に立ち向かう母役のニコール・キッドマンをはじめ、『恋におちたシェイクスピア』『キリング・ミー・ソフトリー』のジョセフ・ファインズ、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』のヒューゴ・ウィーヴィングらが名を連ねている。
約25年ぶりに母国・オーストラリアが主な製作国となる映画で主演を務め、ヌードも披露したというキッドマンは、「私はオーストラリア映画のサポーターなの。故郷に帰って、この業界で仕事を始めたばかりの人たちと映画が作れるのは大変名誉なこと。オーストラリアのスタッフにはパワーがあって、やる気があるし、能力があるし、とっても情熱的で、オーストラリアで映画を作るのは大好き。ここは私のホーム、出身地であり、ベースなのよ」とコメントしている。
作品情報 『虹蛇と眠る女』
2016年2月下旬からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督:キム・ファラント
出演:
ニコール・キッドマン
ジョセフ・ファインズ
ヒューゴ・ウィーヴィング
マディソン・ブラウン
ニコラス・ハミルトン
配給:コムストック・グループ
http://www.cinra.net/news/20151106-nijihebitonemuru

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農林族の今昔

2015-11-07 | 先住民族関連
佐賀新聞 2015年11月06日 05時00分
 「ベトコン」に「アパッチ」。映画の話ではない。政治の世界で、かつてそう呼ばれ、米価決定劇で派手な立ち回りを演じたコメ議員が存在した。いわゆる農林族である◆ベトコンは農村振興議員協議会、アパッチは日本農政刷新同志会という自民党の組織。もともと前者はベトナム戦争中の武装共産ゲリラ、後者は米国先住民の一部族が名前の由来のようである。政府にも恐れられ、舞台裏で活躍した集団なので、そんな通称がついたのだろう◆コメは長く国の管理下に置かれ、農家の声を背景に米価決定に議員が介入する余地があった。今は市場原理が入り、その関与もなくなって政治の風景も変わった。そんななか、自民党農林部会長に門外漢の小泉進次郎氏が就いた。広告塔の役割を担わされた形だろうが、以前では考えられない人事である◆党は環太平洋連携協定(TPP)大筋合意を受けた農業対策のとりまとめの真っ最中。小泉氏はこの週末も地方の農家行脚をし、意見を聞くという。昨今の農村は、じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんの「三ちゃん農業」から、兼業農家で頑張る「かあちゃん農業」へと姿を変えつつある。そこに女性に絶大な人気がある小泉氏の登場だ◆舞台を「裏」から「表」に変え、人気にあやかるばかりではいけない。実のある成果が望まれている。(章)
http://www.saga-s.co.jp/column/ariakesyou/246839

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台湾先住民伝統の歌、花蓮県の文化資産に

2015-11-07 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾  2015/11/05 10:45

(花蓮 5日 中央社)花蓮県政府文化局はこのたび、同県卓渓郷に住む台湾原住民(先住民)ブヌン族に伝わる伝統的八部合唱「パシププ」を県の「文化資産」に登録した。
パシププはアワの豊作を祈願する歌として知られる。郷内の2つの自治会のみで伝わるが、民間団体が積極的な伝承活動に努めているほか、芸術性や独自性などの面で価値が認められ、今回の登録につながった。
文化局によると、文化資産審議委員会も全員が賛同したという。同局の陳淑美局長は今後、伝統芸術の記録と伝習の取り組みを強化し、広く魅力を伝えたいとしている。
(李先鳳/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201511050001.aspx

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カナダで新内閣が発足

2015-11-07 | 先住民族関連
読売新聞 2015年11月05日 11時20分
 【ニューヨーク=広瀬英治】先月のカナダ総選挙で下院の過半数を制した中道左派政党・自由党のジャスティン・トルドー党首(43)は4日、オタワで首相就任の宣誓式を行い、新内閣を発足させた。
 自身を除く閣僚30人は、男女15人ずつの同数とし、先住民族出身などを積極的に登用した。
 ロイター通信によると、トルドー氏は閣僚の男女同数について「それが2015年(の現代)だからだ」と語った。主要閣僚では、財務相に初当選の元実業家を充てる一方、外相には元党首の重鎮を配し、世代間のバランスも取った。
 トルドー氏は、ハーパー前政権が大筋合意した環太平洋経済連携協定(TPP)を、継続して推進する意向を表明している。自由党は約10年ぶりに政権を奪回した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151105-OYT1T50051.html

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トルドー内閣が発足=カナダ

2015-11-07 | 先住民族関連
時事通信11月5日(木)6時57分
 【ニューヨーク時事】10月のカナダ下院選挙で単独過半数を制した自由党のジャスティン・トルドー党首(43)が4日、首相に就任し、新内閣が発足した。財務相にビル・モルノー、国際貿易相にクリスティア・フリーランド、外相にステファン・ディオン、国防相にハルジット・サジャンの各氏が任命された。首相を除く閣僚30人の半数が女性。 
http://news.biglobe.ne.jp/international/1105/jj_151105_6352730907.html

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地震と自然のかかわり(2)=サンティアゴ在住 吉村維弘央

2015-11-07 | 先住民族関連
ニッケイ新聞-2015年11月4日
 こんな話を小生がほぼ30年ほどご厄介になっている歯医者で、国立チリ大学歯学部の教授でもあるパロミーノ先生に話した。先生は、地震と言う現象が、どう理解すればよいのか分からないような不可思議な影響を人間にも与えるのではないかと次のような話をしてくれた。
 パロミーノ先生の奥さんも息子さんも歯医者である。先生ご夫妻は一般の治療に従事する傍ら、歯を中心とする様々な調査研究を共同で行い、その結果等を学会誌に報告されているらしい。調査対象は主にチリ、ペルー、エクアドル、ボリビアを中心に居住するいわゆる先住民族の歯形、歯並び、歯の病気等々とのことだった。
 これらの調査研究の中で、たまたま遭遇して不思議な現象として着目、さらに詳しく調査をしたのが、地震と三つ口の子供(兎唇又は口唇裂)の出生比率ということだと説明してくれた。これは妊婦が受胎して、その妊娠日数が8~9週目にあたる時期に地震が起こると、どういうわけか三つ口で生まれて来る子供の確率が大きくなるということに気が付いたとのことだった。
 妊娠時に体内で育つ期間に、特別なことが起こらない時に三つ口で生まれてくる子供の割合は平均して650人に1人だが、妊娠日数が8~9週目に地震が起こると、三つ口で出生する子供の数字が高くなるという結果だったとのことだった。
 科学的に言うと、上唇の形成は鼻の上から伸びてくる筋肉と両頬より真中に伸びてくる筋肉が合わさって形成されると言うことで、三つ口とは左右どちらかの筋肉の伸びが遅れて結合時期にずれが生じることで起こる現象であり、この結合が起こるのが受胎日より8~9週間目にあたるとの説明だった。
 この不思議な結果を確認する為にモルモットを使い、モルモットにとって人間の唇形成時期に該当する13.5日目にモルモットに地震と同じ強度の揺れを与えると、生まれてくるモルモットの唇に三つ口の発生が多くなると言うことが実証されたとのことだった。
 この結果をさるイギリスの研究誌に掲載したところ、イギリスのとある教授より非常に興味を引く且つ貴重な調査であると思うので、このデータを使わせて欲しいという依頼があったそうだ。
 口蓋形成は英語でCleft Lip Palateと呼ぶとのことで、興味があればGoogle等で更に詳細を知ることも出来るとの説明だったが、小生はまだ検索していない。
 なぜ地震と三つ口が関係するかと言うことについてだが、やはり妊婦の精神状態が大きく影響するのではないか、つまり強いストレスを感じることで、アドレナリンが通常より多量に発生することなどが関係しているのではないかと考えられるとの先生のコメントだった。
 また、南米の原住民でも、山岳地帯に住む原住民と海岸地区あるいは平野に住む原住民とでは、歯について言えば一様では無く、山岳地域の原住民の方に問題が多いとも言っていた。この点の詳細については又聞きではあるが、別途機会があれば説明してみたいと思う。
 1985年3月3日に発生したM7・8を記録したSan Antonio地震は、震源地がここサンチアゴより至近距離にあったと言うことと、発生時間がまだ太陽が残っている19時46分と言うこともあり、面白い現象を見た。それは裏山のアンデス山脈が一面に薄い幕をかぶったような感じになったことで、これはとりも直さず地殻の動きに反応してアンデスの禿山でも特に脆い岩場等で岩やら土砂等が崩れ落ちてこのような現象を起こしたと言うことになろうかと思っている。
 同じような現象を1971年7月8日発生のIllapel(M7・8)近くの住民も目撃したと言う話を聞いたことがある。これらは、ちょっとロマンティックに言えば、岩が泣いたということになるらしい。
 地震に反応するのは生きた動物だけでなく、鉱物も同じように泣くとすると花弁を含む植物はどう感じているのだろうか? もし彼らと会話が出来れば聞きたいところだ。
 またまた1週間前の9月16日(2015年)、19時54分にマグニチュード(リヒター8・4)の地震がサンチャゴの北部Illapel(サンチアゴ東部285キロ)の町の西部の海底で発生した。今回の地震はサンチャゴでは横揺れがほぼ1分半ほど続いたが、縦揺れを感じなかったせいか、サンチアゴに限っては建物の受ける被害はかなり少なかったと報告されている。
 とは言え、地震の発生時間が夕方だったこともあり、地下鉄の緊急停車やら、走行中の自動車、バスの異常な揺れで怖さを感じた人たちが多かったということ、スーパー、商店の棚の商品が崩れ落ち買い物客が恐怖に包まれたり、買い物客にお構いなく店がシャッターを下したところもあったようで、中に閉じ込められた客達はえも言われぬ恐ろしさ感じたとか。たまたま、その時間に現在南米で一番高いとされているCostanera Centerビルの300メーターの所にある展望台で合計187名の観光客がサンチャゴの町を眺めていたが、高所でもあり、地震の揺れはひときわ大きく、皆んな真っ青になって60階の階段を我先に走り降りたと報じられている。この観光客の中にはブラジルから来た人達も沢山いて、「もうこりごり!!」と泣きながら反吐を吐いた方々もいたとの報道だった。
 震源地を中心として北部に向かい大きな津波も発生し、その被害については世界中のプレスで報道されている通りだし、チリの海で発生する大型地震のたびに付随して起こる津波が、今回も日本まで到達したことはご承知の通りだ。
 幸いにして今回日本の海岸に届いたのは最高80センチの津波だったとのことで、恐れられたほどの被害を蒙らなかったのが不幸中の幸いと言えようか。

首都サンティアゴ・デ・チレの景観
http://www.nikkeyshimbun.jp/2015/151104-praca-2.html

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長い名字ランキング、「勅使河原」が最多

2015-11-07 | アイヌ民族関連
http://www.newsalt.jp/ (プレスリリース)- 2015年11月5日 平井 明 ,ランキング
名字・名前情報のシステムなどを手がけるリクルーティングスタジオ(千葉県市川市)は10月29日、同社が運営するサイト「名字由来net」で、国内の漢字4文字の名字と5文字の名字を人数の多い順にしたランキングを発表した。4文字の名字では上位3位は順に「勅使河原」「勅使川原」「小比類巻」(読み方は複数あり)、5文字の名字は「左衛門三郎さえもんさぶろう」「勘解由小路かでのこうじ」の2つだった。
「勅使河原」・「勅使川原」は、「てしがわら」「てしがはら」「ちょくしがわら」などさまざまな読み方がある。「勅使田(天皇の勅使によって開発された田)のあった河原」が語源で、今の埼玉県にあった勅使河原という地名がルーツ。「勅使河原」は全国に約3400人おり、埼玉県、群馬県、東京都にそれぞれ500人以上いる。「勅使川原」は約1700人で、群馬県に多い。
「小比類巻」は「こひるまき」「こひるいまき」「こびるまき」などと読む。アイヌ語で「窪地のところ」という意味が語源とされ、青森県がルーツ。全国に約1100人おり、うち約840人は青森県にいる。
ランキング一覧は以下の通り。

http://www.newsalt.jp/society/%E9%95%B7%E3%81%84%E5%90%8D%E5%AD%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%81%E3%80%8C%E5%8B%85%E4%BD%BF%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E3%80%8D%E3%81%8C%E6%9C%80%E5%A4%9A

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「アイヌ学入門」歴史賞 旭川市博物館の瀬川館長執筆

2015-11-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/04 17:40、11/05 00:57 更新

溝口善兵衛島根県知事から正賞を贈られる瀬川拓郎さん(右)
 古代の歴史文化を題材にした優れた書籍を表彰する第3回古代歴史文化賞が4日、東京都内で発表され、大賞に旭川市博物館館長の瀬川拓郎さん(57)=旭川市在住=が書いた「アイヌ学入門」(講談社現代新書)が選ばれた。
 同書は、広大な北東アジアで、多くの民族と交流しながら生き抜いてきたアイヌ民族の姿を紹介している。
 選定委員長の金田(きんだ)章裕京大名誉教授は「本書が提起した多様性を持つアイヌ像は、従来の研究になかった豊かな民族の姿であり、今後の研究に対する問題提起になる」と高く評価。瀬川さんは受賞のあいさつで、「アイヌの人々の歴史、文化に光を当てていただき私にとって励みになったし、アイヌの方々にとっても大きな意味があると思う」と喜びを語った。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0198162.html

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大賞に「アイヌ学入門」 古代歴史文化賞

2015-11-07 | アイヌ民族関連
【共同通信】2015/11/04 17:25
 日本の古代史に関する優れた書籍を表彰する「古代歴史文化賞」の選定委員会は4日、第3回の大賞に瀬川拓郎・旭川市博物館館長の「アイヌ学入門」(講談社)を選んだ。アイヌ民族の歴史を、旧石器時代から現代までの長い年代と、サハリンなど広い地理的視点でダイナミックにとらえたことを評価した。
 優秀賞は「一瓦一説 瓦からみる日本古代史」(森郁夫著、淡交社)、「東国から読み解く古墳時代」(若狭徹著、吉川弘文館)、「平安人の心で『源氏物語』を読む」(山本淳子著、朝日新聞出版)、「万葉集と日本人」(小川靖彦著、KADOKAWA)の4作品。特別賞に上田正昭京大名誉教授を選んだ。
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110401001377.html

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主流からこぼれた音楽拾い集め、不思議な一貫性 大阪にしか生まれ得ない「ソウル・フラワー・ユニオン」

2015-11-07 | アイヌ民族関連
産経ニュース-2015.11.4 15:00更新

 このバンドはかなり毛色が違う。1995年の震災直後の神戸、東ティモールの独立式典、2005年のヨルダン・パレスチナ難民キャンプ、07年の沖縄・辺野古、そして11年以後の東北の被災地各地、というところで精力的に演奏する。
 「音楽の力」ということは誰でも口にする。しかし、彼らほどその本当の意味を理解する者も、そしてそれを実践する者もいないのではないかとさえ思わせる。
 彼らの音楽には確かに、そういう「力」がみなぎっているのだと思う。ロックをベースにしているが、アイリッシュ・トラッドあり、琉球あり、アイヌあり、古い日本の大衆歌謡あり、日本や朝鮮半島の民謡あり、メインストリームからこぼれた音楽をことごとく拾い集めている。
 そして彼らは単に「音」を拾い集めているわけではなく、それを体現した人々の人格や生活や世界観をも、一緒に拾い集めているようだ。
 不思議なのは、ジャンルとしては幅広すぎるにもかかわらず、バンドの音は一貫していることだ。てんでばらばら、という感じがない。彼らの音楽はそういうものだ、と簡単に理解してしまえるような、不思議な一貫性がある。
 その軸になっているのはおそらく、リーダーである中川敬の声と、彼が引っ張るバンドのグルーヴのおかげだ。どんな楽器を持ってこようが、どんなジャンルの音楽の語法を持ちこもうが、中川敬の声とグルーヴがあれば、ソウル・フラワーの音になる。
 そしてもうひとつは、このバンドの言葉だ。中川敬の言葉の選び方は実に見事だ。オリジナルの歌詞もそうだが、訳詞を作るにあたっても実に見事な日本語の選び方をする。意味も、響きも、なるほどこの言葉があったかと思わせる確かさと力強さがある。
 大阪らしいとは言わないが、大阪にしか生まれ得ないバンドではないかと思う。

 柿木央久(かきのき・てるひさ) 株式会社太郎カンパニー代表、株式会社くいだおれ取締役。昭和42年大阪生まれ。東京大学教養学部卒業。表象文化論専攻。家業の「大阪名物くいだおれ」の仕事の傍ら音楽批評などの執筆をライフワークとする。平成20年の閉店後は「くいだおれ太郎」等の商標管理に関連して、音楽イベントなどの制作にも関わる。著書・共著に「決定盤 ボサ・ノヴァCD100選」「大阪がもし日本から独立したら」など。
http://www.sankei.com/west/news/151104/wst1511040004-n1.html

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白老・民俗博物館で秋のコタンノミ、豊漁豊作に感謝

2015-11-07 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年11月3日(火)朝刊】
 白老・アイヌ民族博物館主催の「秋のコタンノミ(集落の祈り)」が1日、ポロトコタンに立つポロチセ(大きい家)で行われ、豊漁豊作に感謝し、これから来る冬を無事に過ごせるように祈願した。
 毎年春と秋に行われており、通算26回目。民族衣装の二十数人がいろりや儀式の道具を挟んで座り、同博物館の野本三治伝承課長が祭主を務めた。
 儀式に先立ち野本勝信代表理事が「コタンノミは私たちアイヌ民族にとって精神文化を継承するうえで大切な行事です。象徴空間が2020年に開設されることが現実のものとして迫っていることを感じています。今後ますます当博物館のアイヌ文化に果たす役割が大きくなります」とあいさつした。
 ハルエオンカミ(食物による拝礼)、シラリエオンカミ(酒かすによる拝礼)、シンヌラッパ(先祖供養)などが厳粛な雰囲気のなか進行。「神が手助けをしてくれたおかげで無事にたくさんの恵みを手に入れることができました。ありがとうございます」との思いを神々に届けた。病気にならないように願うシラリエオンカミでは、儀式の見学者も酒かすを手のひらで受け取り、口に運んだ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/11/03/20151103m_06.html

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多文化共生のふるさとづくりに本腰 先行型事業を4810万円で実施-白老町

2015-11-07 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 11/2)
 白老町が国に申請していた地方創生先行型交付金の上乗せ分が、このほど採択された。事業総額は4810万円で、2020年の「民族共生の象徴空間」開設に向けた町内環境整備の土台づくりなどが柱。将来的な観光入り込み客の増加に備えるため、まちづくり会社の設立や大町商店街を中心とした受け皿づくり、人材育成などに取り組む。いずれも今年度中に実施する計画で、町が掲げる「多文化共生のふるさとづくり」が本格的に始まることになる。
 今回採択されたのは、(1)観光受け入れに向けた総合的な組織「DMO」の白老版による「多文化共生の教育観光地域づくり事業」(事業費3810万円)(2)「子育てタウンしらおい推進事業」(同500万円)(3)「おもてなし環境整備事業」(同)―の3本。いずれも今年度から5カ年で実施する白老町まち・ひと・しごと創生総合戦略案の先行型事業として交付金の採択を受けた。
 (1)の教育観光地域づくり事業の取り組みは、▽白老版DMOを担うまちづくり会社設立準備(1000万円)▽観光客増加を見据えた受け皿づくり(2560万円)▽人材育成事業(1150万円)―の三つ。
 このうち受け皿づくりでは、大町商店街の空き店舗に居住する3世帯に1件当たり200万円の移転費用を補助。アイヌ工芸品などを扱う店舗の新規出店1件につき300万円を補助する(最大3件)。
 地域資源を生かした商業観光・雇用創出補助では、5件程度に補助金を交付する(総額1000万円)。
 人材育成は行政や民間団体などから12人程度を選抜。来年2月ごろをめどに多文化共生の先進地、米国オレゴン州のポートランド市での視察研修を実施する。また、町職員7人程度を対象に来年3月、環境都市の先進地である熊本県水俣市でも視察研修を行う。
 (2)の子育てタウン推進事業は、子育て支援ツールの作成、来年3月にはフェアを開催することにしている。
 (3)のおもてなし環境整備事業は象徴空間整備を町内全域で盛り上げるため、デザインを統一したのぼりなどを各事業者に配布。旅行者向けの利便性を高める狙いから、携帯電話のインターネット機能を手軽に利用できるWi‐Fi環境の整備などを進める。
 町はこれらの事業について、11月26日に開かれる町議会定例会11月会議に提示し、了承を得る考えだ。
http://www.tomamin.co.jp/20151131757

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アイヌ語の寸劇披露 札大生「ウレシパ・フェスタ」

2015-11-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/02 16:00

「鶴の舞」を披露する学生たち
 アイヌ文化の担い手を育てる札幌大の「ウレシパクラブ」で学ぶ学生らの発表会「第6回ウレシパ・フェスタ」が10月31日、札幌市豊平区の同大キャンパスで開かれた。学生16人はアイヌ語を使った寸劇に初めて挑戦し、アイヌ文化を受け継ごうとする姿勢を観客約200人が見守った。
 学生らは寸劇の中で、歌や踊り、口承文芸など八つの演目を披露した。十勝地方に伝わる「サロルン・リムセ(鶴の舞)」では、女子学生らがアイヌ文様が施された衣装をはためかせ、タンチョウが舞う姿を躍動感たっぷりに表現した。
 学生の多くは、入学後にアイヌ文化を学び始めた。海外と東京で育った3年生米沢諒(りょう)さん(22)もその一人で、浪人中だった19歳の時、日高管内出身の父からアイヌ民族であることを教えられ、札幌大に進学することを決めたという。「練習を重ねるうちに、演技の中のアイヌ語が日常生活で出てしまうほど、体に染みついた」という。
 ジャズサックス奏者の坂田明さんや阿寒アイヌ工芸協同組合の秋辺日出男さんらによるパネルトークなども行われた。(細川伸哉)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0197400.html

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白老町民による文化祭開幕~50回の節目見応え十分

2015-11-07 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年11月1日(日)朝刊】
 白老町文化団体連絡協議会(有江則雄会長)主催の第50回白老町文化祭が31日、町中央公民館を会場に開幕した。町民による趣味の作品が11月2日まで展示される。同3日はステージ合同発表会が行われる。
 開祭式で有江会長が「2020年の国立アイヌ文化博物館の開設など、白老独自の文化を発信する機会に恵まれています。多文化共生のまちづくりに協力していきたい」と式辞を述べ、関係者がテープカットを行った。
 会場には菊花、写真、書、絵手紙、革工芸、絵画、陶器、木工芸、生け花、アイヌ文様の衣装やテーブルクロスなどが並んだ。
 白老中生徒はアイヌ文化をテーマにしたあんどん2基を、町内東町の陶芸家、香西毅さんは今年の陶芸財団展で最高賞の文部科学大臣賞を受賞したつぼ「2015陽光」を出品した。
 3日は大正琴、フラダンス、アイヌ民族の古式舞踊、民謡、剣詩舞、ひょっとこ踊り、詩吟、ジャズダンスなどが披露される。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/11/01/20151101m_07.html

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