先住民族関連ニュース

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<ウポポイ オルシペ>83 亡き語り手の声伝える アイヌ語、文化を後世へ 

2024-02-23 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2024年2月22日 9:38

アイヌと自然デジタル図鑑トップページ(https://ainugo.nam.go.jp/siror/)

 ウポポイの前身に当たる旧アイヌ民族博物館は、1976年の法人設立以来、各地の語り手たちから聞き取り調査を行ってきました。アイヌ語や文化を後世に残そうという当時のアイヌと関係者の熱意は、語り手の没後、約650時間の録音テープとなって残され、その整理公開は次世代に、そして国立アイヌ民族博物館に託されました。

 私は94年に学芸員として着任して以来、その作業の一端を担ってきました。

 その集大成として、まず2015年に「アイヌと自然デジタル図鑑」がインターネットで公開されました。これはアイヌ文化で多くの種が「神」とされる生物について、利用者がPCやスマホなどを使って写真や鳴き声、アイヌ語辞書などを参照しながら、博物館の所蔵データにある語り手の言葉や物語に触れることができるというもので、今でもアクセス数の多い人気コンテンツです。

 次いで17年にネット公開されたのが「アイヌ語アーカイブ」です。主要なアイヌ語辞書をオンライン化して掲載したほか・・・・・・

 

<文・安田千夏(オパロチカプ)=国立アイヌ民族博物館研究学芸部資料情報室>

◆オパロチカプ」の「プ」は小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/978365/


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「アーティスト・イン・レジデンス」の経験共有会、台湾の創作者が経験語る

2024-02-23 | 先住民族関連

台湾トゥディ2024/02/22 

文化部による「国際アーティスト・イン・レジデンス交流成果共有会」が22日に開催され、台湾から海外に赴き、そこで創作活動に当たった芸術家らが体験を語った。(文化部サイトより)

文化部(文化政策などを担う省庁)による「国際アーティスト・イン・レジデンス交流成果共有会」が22日、台湾北部・台北市内で開催中の「台北国際ブックフェア」の中で開かれた。「アーティスト・イン・レジデンス」とはアーティストが一定期間、特定の場所を訪れてそこで生活しながら創作活動を行うこと。

 22日のイベントには文化部の補助金を得て海外でのアーティスト・イン・レジデンス事業に参加した創作者9名が参加した。フランスのブロアに滞在した葉長青氏、UJ Chen氏、日本の北九州市で活動した硝子氏、MN氏、ドイツのベルリンに滞在した利格拉楽・阿■氏(■は女へんに烏)、胡淑雯氏、Pam Pam氏、米国のサンタフェ美術学院で活動した画家の呉衍震氏、そしてフランスのアングレームにある「漫画とイメージの国際都市(La Cité internationale de la Bande Dessinée et de l'image, CIBDI)」に滞在した木可柯氏がアーティスト・イン・レジデンスの経験を分かち合った。

 漫画家の葉長青氏はフランス中央部ロワール=エ=シェール県のブロアに滞在、現地の神霊に関する伝説を考察した上で、妖怪を探す旅をテーマとした漫画を創作した。アメコミのスーパーヒーロー風漫画を得意とするUJ Chen氏はフランスの教会や城塞の建築ならびに装飾を作品に取り込みんだ。日本の北九州に滞在した硝子氏とMN氏は、現地の歴史や文化、ならびに著名な漫画家を多く輩出する北九州市の「漫画王国」としての魅力を探り、文化の交錯する冒険物語を描き出した。

 エッセイストの利格拉楽・阿■氏、作家の胡淑雯氏、漫画家のPam Pam氏はいずれもドイツのベルリン文学コロキウム(Literarisches Colloquium Berlin、LCB)に滞在したアーティストで、2023年10月にはフランクフルト・ブックフェアに参加した台湾パビリオンで創作に関する視点について語ったことがある。利格拉楽・阿■氏は台湾の先住民族文学に対するドイツ人の見方を研究。胡淑雯氏は台湾における1950年代の白色テロ事件と第二次世界大戦がドイツに残した傷跡を対比して研究した。Pam Pam氏は現地での「24時間漫画マラソン」に参加し、各国の漫画家たちと創意を競った。

 呉衍震氏は米ニューメキシコ州のサンタフェ美術学院(Santa Fe Art Institute, SFAI)に滞在、過去に台湾に関心を寄せた美学、人類学、人類学及び生態系の課題と、インディアン及びメキシコ文化とを対照した。木可柯氏はフランスのアングレーム国際漫画祭に参加したほか、現地の美術館に触れることでその芸術文化を身を以って体験した。

 https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=151&post=248954&unitname=ニュース-政治&postname=「アーティスト・イン・レジデンス」の経験共有会、台湾の創作者が経験語る


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★カナダで国際先住民観光会議2024開催

2024-02-23 | アイヌ民族関連

ウイングトラベル2024.02.22

日本からウポポイの村木本部長らが参加

 カナダ・オンタリオ州のオタワで2月26~28日に開催される「国際先住民観光会議2024」に、北海道白老町にある民族共生象徴空間「ウポポイ」の村木美幸運営本部長と、体験教育課でアイヌ語の普及プログラムなどを担当する荒田このみ主任が招待された。同会議のパネリストとして日本人が参加するのは今回が初めて。

この続きを見るには 購入

残り:717文字

https://www.jwing.net/news/75318


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「真相究明と解決に向けた協力を」 比大音楽祭で失踪者2人の家族ら

2024-02-23 | 先住民族関連

マニラ新聞2024.2.23[ 757字|

先住民族支援者2人が強制失踪に遭った事件で、被害者2人の家族らが比大音楽祭で真相究明と解決に向けた協力を求めた

フィリピン大音楽祭のステージで呼びかけを行う強制失踪被害者2人の家族や支援者ら=17日夜、首都圏ケソン市で(先住民族連合カトリブ提供)

 2023年4月に発生した先住民族支援者2人が強制失踪に遭った事件で17日、被害者2人の家族らが、フィリピン大フェアに伴う音楽祭のステージで、真相究明...

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https://www.manila-shimbun.com/category/society/news275565.html


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アカデミー賞10部門候補「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」3月1日から映画館で“凱旋”上映決定

2024-02-23 | 先住民族関連

映画.com / 2024年2月23日 9時0分

 主演レオナルド・ディカプリオ、監督マーティン・スコセッシ、共演ロバート・デ・ニーロによる映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(Apple Original Films)が、3月1~14日に映画館で凱旋上映されることが発表された。

 第96回アカデミー賞では10部門にノミネートされている本作。デ・ニーロ(助演男優賞)の俳優としては史上最多タイとなる“3度目のアカデミー賞受賞”がなるか、さらに本作が遺作となったロビー・ロバートソン(作曲賞)の受賞にも期待が寄せられるなか、この大作が2週間限定で映画館に帰ってくる。

 【アカデミー賞ノミネート凱旋上映の詳細】

 ・上映日:3月1日(金)~3月14日(木)

 ・上映劇場:全国10館(2D字幕版)

 北海道・TOHOシネマズすすきの、東京・TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、福岡・ユナイテッド・シネマキャナルシティ13

 【作品概要】

 実際の事件をもとにしたデビッド・グランによる同名小説を原作に、真実の愛と残酷な裏切りが交錯するサスペンス。舞台は1920年代のオクラホマ州。アメリカ先住民族・オセージ族は、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にした。

 白人たちはすぐにその財産に目をつける。すでに町に入り込んでいた彼らは、オセージ族を巧みに操り、脅し、財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく……。事件の過程と結末を、主人公アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)と、オセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描いていく。

 スコセッシ監督とともに脚本を手掛けたのは、「フォレスト・ガンプ 一期一会」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で知られるエリック・ロス。

 【マーティン・スコセッシ監督、ベルリン国際映画祭で栄誉】

 開催中の第74回ベルリン国際映画祭にて、マーティン・スコセッシ監督が「金熊名誉賞」を受賞。現地2月21日(現地時間)に実施された記者会見では、スコセッシ監督は「映画は自由だ。『しなければ』ではなく、『したい』でいい。自分が何を扱うべきなのかが芸術なんだ」とスピーチし、自身が監督賞にノミネートされているアカデミー賞授賞式へ弾みをつけた。

https://news.infoseek.co.jp/article/eigacom_20240223007/


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