先住民族関連ニュース

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肉じゃがみたいな料理、口琴そっくりの楽器…キルギスと北海道、似ていて驚き 現地訪問の「とうべつ学園」教諭が授業

2024-02-22 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2024年2月21日 22:37(2月21日 23:13更新)

とうべつ学園の授業で、肉じゃがと似たキルギスの料理を紹介する伊藤麻美教諭(奥)

 【当別】国際協力機構(JICA)の教師海外研修で中央アジアのキルギスを訪れた小中一貫義務教育学校「とうべつ学園」の社会科教諭伊藤麻美さん(34)が21日、遠く離れた国や地域との共通点について考える授業を行った。中学1年生に当たる同学園の7年生にキルギスとアイヌ民族などとの共通点を教え、生徒たちは驚いていた。

 教師海外研修は、JICAの支援国を視察した内容を授業に生かしてもらい、子どもたちの国際理解を深めることが目的。10年以上前から実施している。

 とうべつ学園の教諭の参加は初めて。伊藤教諭は昨年12月、道内各地からの参加者8人の団長としてキルギスに5日間滞在し、学校見学や文化体験などを通して現地の様子を学んだ。

 21日は地理の授業でキルギスを取り上げた。伊藤教諭は現地で撮影した写真を使い、クイズ形式で風土や文化を紹介した。肉じゃがと同じような料理などがあること、十勝地方と気候が似ていてイモや小麦の栽培が盛んなこと、アイヌ民族が使うムックリ(口琴)とそっくりな楽器があることなどを教えた。

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(和賀豊)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/978307/


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八雲・椎久さん アイヌ刺しゅう優秀賞 道伝統工芸展にタペストリー

2024-02-22 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2024年2月21日 19:46(2月21日 20:20更新)

完成させたタペストリーを手にする「ユーラップレラの会」の会員たち

 【八雲】アイヌ刺しゅうに取り組む「ユーラップレラの会」会長の椎久幸子さん(76)の作品が「第57回北海道アイヌ伝統工芸展」(北海道アイヌ協会主催)で一般工芸品部門優秀賞に選ばれた。同会は2018年、22年にも複数の会員が同展で入賞を果たすなど、会全体で技術を磨いてきた。今後は後継者の育成に一層力を入れていく考えだ。

 同展には全道から33人が応募。椎久さんが入賞した一般工芸品部門には28点が寄せられ、椎久さんは縦180センチ、横106.5センチのチヂリタペストリーを出品した。布に直接刺しゅうする技法で、白や紫、黄色、緑など10色ほどの糸を使い、8カ月かけて繊細な文様を表現した。椎久さんは「表彰式では、伸びやかで色使いも良いと講評してもらった」と声を弾ませる。

 同会では18年に三原久美子さん(77)と中田れい子さん(故人)の2作品、22年には新谷弘子さん(80)、溝口正枝さん(73)、中田さんの4作品が同展で入賞した。

 03年2月に結成した同会の会員は現在、40~80代の13人。うち4人が会当初から活動を続ける。その1人の新谷さんは「刺しゅうは至福のひととき。少しでも時間があれば縫っている」と目を細める。溝口さんは「ボタン付けも苦手だったのに、針を持つ趣味をもつなんて」と笑う。

 ・・・・・・

(水島久美)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/978161/


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アイヌ文様、鋳物にキラリ 二風谷クラフト ぐいのみ、タンブラーなど6点製作

2024-02-22 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2024年2月21日 18:46(2月21日 20:04更新)

本年度に商品化されたアイヌ文様が目を引く6種類の食器。中央左の2点はともに「ぐいのみ」(二風谷アイヌクラフトプロジェクト事務局提供)

 【平取】町二風谷のアイヌ工芸家と企業が連携し、アイヌ文化を取り入れた日用品などを製作する事業「二風谷アイヌクラフトプロジェクト」が本年度も行われ、アイヌ文様をモチーフにした皿やタンブラーなど計6点の食器が誕生した。昨年度と同じ富山県高岡市の鋳物メーカー「能作(のうさく)」とのコラボで、いずれも日常的に使える美しいスズ製品。デザインを手掛けた平取の工芸家は「多くの人に手にとってほしい」と呼びかける。

 プロジェクトは、世界的デザイナーのコシノジュンコさんを総合デザインディレクターに迎えて、町が2020年に立ち上げた。これまで東京のデザイナーらと3回にわたり計31点を開発。4回目の本年度は、「おもてなし」をテーマにアイヌ民族の器「ニマ」に着想を得た2種類の器、アイヌ民族の儀式でお酒をつぐ道具エトゥヌプ(片口)を模した一方にだけ注ぎ口がある銚子(ちょうし)、アイヌ文様を施した皿、ぐいのみ、タンブラーの計6点を新たに製作した。

 各商品のアイヌ文様は、平取町の木彫家の川奈野利也さん(42)、平村太幹(だいき)さん(26)、西山涼さん(27)の3人が木彫りしたデザインが基になっている。3人は昨年4月から同社と商品の形やデザインを話し合い、今年1月に商品を完成させた。アイヌ工芸品「二風谷イタ」(盆)をモデルにした皿の製作に携わった平村さんは、ラムラムノカ(うろこ)やモレウ(渦巻き)などの伝統文様を組み合わせたデザインを考案した。「二風谷イタのPRにもつながれば」(平村さん)という。

・・・・・・

 商品は6820~1万3200円。同プロジェクトのホームページで購入できる。(杉崎萌)

※「ラムラムノカ」のムは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/978098/


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25日「武四郎まつり」出かけてね マスコットキャラが松阪市役所でPR

2024-02-22 | アイヌ民族関連

中日新聞2024年2月21日 05時05分 (2月21日 15時19分更新)

武四郎まつりをPRするたけちゃんや山中委員長(右から2人目)=松阪市役所で

 25日に松阪市小野江町の松浦武四郎記念館などで開かれる「武四郎まつり」を知ってもらおうと、まつりマスコットキャラクターの「たけちゃん」や実行委メンバーら5人が16日、松阪市役所を訪れた。

 武四郎まつりは、北海道の名付け親として知られる幕末の探検家・松浦武四郎にちなんだイベント。武四郎が愛したアイヌ民族の人々の文化を伝え、その業績をたたえようと、武四郎の生没月にあたる毎年2月に開かれている。...

この記事は会員限定です。

https://www.chunichi.co.jp/article/856682


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井浦新“ウイルク”を演じ「夢叶い大変幸せ」 自撮りショットに「漫画から出てきたみたい」と反響<ゴールデンカムイ>

2024-02-22 | アイヌ民族関連

ザ・テレビジョン2024/02/21 18:58

井浦新、ゴールデンカムイ出演で自撮りショットを公開 

※井浦新オフィシャルInstagram(el_arata_nest)より

が2月19日に自身のInstagramを更新。山崎賢人主演、山田杏奈・井浦らが出演する映画「ゴールデンカムイ」でのオフショットを公開し、反響を呼んでいる。

莫大なアイヌの埋蔵金を巡るサバイバル・バトル「ゴールデンカムイ」
本作は、累計発行部数2600万部を突破している野田サトルの同名コミックスが原作。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一獲千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もあるキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトル。
山崎が主人公の元陸軍兵・杉元佐一を、山田がアイヌの少女・アシリパを演じ、眞栄田郷敦、工藤阿須加、矢本悠馬、大谷亮平、高畑充希、玉木宏らが出演。井浦は、ウイルクことアシリパの最愛の父・アチャ役で登場している。

井浦の“ウイルク”姿をファンが絶賛

この日、井浦は「俳優を生業にしている以上いつか演じてみたいと想いを馳せているのが、縄文人・アイヌ・同郷の土方歳三 他にも曽我蕭白や長沢芦雪とか各時代で色々ありますがその内のアイヌが夢叶い大変幸せですありがとうございます」とコメントし、写真を投稿。自身が作中で演じたアチャの格好でのオフショットを公開した。
この投稿にファンからは「どんな役にも化けてしまえるところが流石井浦さん」「本当に漫画から出てきたみたい」「ウイルクそのもの」「アイヌへのリスペクトをお持ちの新さんが演じるアチャ、最高でした…!」「原作の大ファンですが、新さんが演じられて納得です」「山田杏奈さんと本当の親子みたいです、表情が似てる」など井浦の姿に反響の声があがった。
※山崎賢人の「崎」は正式には「たつざき」
※山田杏奈が演じる「アシリパ」の「リ」は小文字が正式
https://thetv.jp/news/detail/1183367/


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帝京大中山教授 マリアナ政府から表彰 歴史理解や観光PRに寄与

2024-02-22 | 先住民族関連

タウンニュース八王子版 2024年2月22日

在日チャモロの人たちとの交流の様子

 帝京大学八王子キャンパス(大塚)の中山京子教授が1月23日、大平洋西部にあるマリアナ政府観光局から名誉観光大使として表彰された。同氏が行ってきたマリアナ諸島についての歴史・文化理解活動や著作などが評価された。同氏は「今までの活動に着目していただき感謝している。引き続き同諸島の魅力を国内に伝えていきたい」と展望を話した。
 マリアナ諸島は太平洋西部にある諸島で、小笠原諸島のさらに南に位置する。グアム島・ロタ島・テニアン島・サイパン島などからなり、リゾート地として人気が高いエリアだ。
 中山教授は元小学校教諭。教員時代の勉強会がきっかけでグアムの歴史に興味を抱いた。第二次世界大戦時に日本がグアムを支配下に置いたことなど、「知らないことが多かった。観光地としてだけではない本当の歴史や文化を日本人に広めたい」と考えたという。それから調査でたびたび現地を訪れ、マリアナ諸島の歴史や文化、教育に関する書籍や論文を刊行してきた。書籍には、「入門グアム・チャモロの歴史と文化:もうひとつのグアムガイド」(2010年・明石書店)「グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章」(12年・明石書店)などがある。
現地の民族ダンス習得し周知活動
 同氏は13年に、同大学の教育学部の学生有志と、グアムの先住民族「チャモロ」による伝統的なダンス「チャモロダンス」の実演グループを立ち上げた。グループの代表として、ダンスに込められた先住民族の思いを学びながら習得し、周知のために国内の国際交流イベントなどに参加している。
 また、同大系列の帝京大学小学校と文化体験プロジェクト「チャモロってなぁに?」も実施。学童期から国際理解を身近に感じさせる取り組みを継続的に行ってきた。
 これらの活動や著作を通してマリアナ諸島について発信してきた点が同政府の目に止まり今回、名誉観光大使として表彰されるに至った。
 表彰式では、同政府観光局長から感謝の意を表す盾が贈られた。今回は名誉観光大使として表彰されたが、中山教授は「大使として通達された明確な使命はなく、今までの活動への評価だと認識している。これからもマリアナ諸島の歴史や文化、魅力を広めていきたい」と話した。
https://www.townnews.co.jp/0305/2024/02/22/721260.html


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自民党がネット上の誹謗中傷に『緊急提言』もSNSでは批判殺到「まずはあなた方の党の議員を」「自民党に常習犯」

2024-02-22 | アイヌ民族関連

中日スポーツ2024年2月21日

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/自民党がネット上の誹謗中傷に-緊急提言-もsnsでは批判殺到-まずはあなた方の党の議員を-自民党に常習犯/ar-BB1iEoLY

 自民党は21日までに党の情報通信戦略調査会が「ネット上の誹謗中傷等に対応するための緊急提言」をまとめ、林芳正官房長官に提出したと発表した。しかし、SNSでは批判が殺到し、逆効果となっている。

 党の公式サイトによると、提言では「社会的、経済的な理由により全ての国民が裁判を行うことができず裁判が被害者の救済手段とならない場合もあること」と「能登半島地震に伴い社会的な混乱をきたす偽・誤情報への対策が必要となっていること」を課題として指摘。具体的な制度整備を行うことを求めた。

 しかし、X(旧ツイッター)では「まずは、あなた方の党の杉田水脈議員をどうにかしてくださいよ」「自民党に誹謗中傷の常習犯がいますが、その対策は何年も放置されてます」など、これまでアイヌ民族への差別的投稿や中傷投稿への「いいね」など、SNSで数々の問題を起こしている杉田水脈衆議院議員を名指しするコメントが相次いでいる。

 このほか「裏金、脱税を責めるのは誹謗中傷じゃないですよね?」「誹謗中傷対策を騙り言論弾圧に来たな」「Dappiというものも存在しましたし、あなた達や支持者の手法が一番問題なのでは?」など、非難の声が集まっている。


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