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舞踊や講演でアイヌ文化理解 函館で催し

2024-10-27 | アイヌ民族関連

千鳥綾香 有料記事

2024年10月26日 21:56

古式舞踊を披露する鵡川アイヌ文化伝承保存会のメンバー

 「第37回アイヌ民族文化祭」が26日、函館市亀田交流プラザ(美原1)で開かれた。約50人が来場し、古式舞踊や講演を通してアイヌ文化への理解を深めた。

 北海道アイヌ協会が、アイヌ文化を広く知ってもらおうと、毎年道内各地で開催している。

 古式舞踊では、鵡川アイヌ文化伝承保存会がエムシリムセ(剣の舞)やホリッパ(輪踊り)を披露した。講演では、東北学院大の榎森進名誉教授が、・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1080421/


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【山﨑賢人さんインタビュー】濃いキャラが次々登場するので連続ドラマ形式と好相性です

2024-10-27 | アイヌ民族関連

LEE 10/26(土) 20:50

今年すでに主演映画が3本公開され、すべてを大ヒットに導いた山﨑賢人さん。“映像化不可能”といわれた大ベストセラーを映画化した超大作の大成功に、山﨑さんの演技力と身体能力の高さが寄与したことは今さら言うまでもありません。そして今や、莫大な数の根強い原作ファンを持つ『ゴールデンカムイ』まで背負って立つ山﨑さんですが、そんな重圧を感じさせず、楽し気で軽やかな風情なのが何よりスゴイ! その『カムイ』が映画の続編として、全9話でドラマ化されました。

「埋蔵金の在りかを示す“刺青人皮”を求め、みんなが旅していく物語。次々新たな人物と出会うので、映画以上に連続ドラマ形式との相性のよさを感じました。映画のクオリティをそのまま継承できたので、メチャクチャ濃厚でおもしろいですよ!」

そう自信を覗かせる山﨑さんが演じるのは、猛々しいことこの上ない元陸軍兵の杉元佐一。とはいえ山田杏奈さん扮するアイヌの少女アシリパさんとの絆など、ユーモラスでやわらかな一面にも魅せられます!

「戦争を鬼神のごとく闘い抜いてきた杉元ですが、もともとは優しい青年だった。それが垣間見られる瞬間や、アシリパさんへのリスペクトを忘れない姿勢が、僕もいいなと思っていて。この旅を通して杉元は、失ってしまった心や本来の自分を取り戻していく、とも言えるんです」

杉元の決めゼリフ“俺は不死身の杉元だ!!”は、時に観る者を高揚させ、時にジワッと感動させもします。

「初めて口にしたのは、映画版での203高地の塹壕のシーンでした。息継ぎするかしないかも含めいろいろ試しましたが、一発目の撮影後につかめた感覚がありました。感情を乗せて言うセリフですが、敵への威嚇もあれば自分に言い聞かせることもあり、運を連れてくるためのひと言でもあったりする。でも一番は、それが言霊となって、杉元が本当に不死身になっていくような気がしましたね」と、深いことを言った後には、必ずというほど笑わせるのが、山﨑さんがみんなに愛される理由!

「衣装のブーツの着脱に毎日苦労していましたが、ある日、引っ張りながら“俺は不死身の杉元だ~!!”と言ったらスポッと脱げたんですよ。次の日に履くときも言ったら、スポッと足が入って。本当ですよ(笑)。ブーツも言霊で乗り切りました!」

さて、『カムイ』ファンなら多数の濃すぎるキャラに注目せずにいられません。演じる豪華俳優陣の“化けっぷり”もすでに話題沸騰中です!

「ホント、いい意味で“変態”がたくさん出てきますよね(笑)。鶴見中尉(玉木宏)に対する部下たちの愛情の深さやぶっ飛び具合も本当におもしろくて。さらに今回、萩原聖人さん演じる辺見和雄がスゴイことになっているのでぜひ注目してください」

極寒の雪山での撮影など、状況は過酷を極めたようですが、本当に楽しかったと振り返ります。大所帯の撮影隊が一致団結した陰には、山﨑さんらしい心配りがありました。

「みんなで着て士気が上がればいいなと、自分でイチからスタッフTシャツを作りました。ロゴを印刷した後、雪山のダイヤモンドダストをイメージして、シルバーのインクをスプレーしたり、刷毛でインクを飛ばしたり。自分でデザインしながら試行錯誤して、2日かけて手作りしました。喜んでもらえてうれしかったです」

PROFILE

1994年9月7日、東京都出身。2010年より俳優として活動し、活躍の場を広げる。今年は3本の主演映画『ゴールデンカムイ』『陰陽師0』『キングダム 大将軍の帰還』(シリーズ4作目)(全’24年)が劇場公開され好評を博す。その他、Netflixオリジナル・大人気シリーズ『今際の国のアリス』のシーズン3も製作が決定。

Instagram:kentooyamazaki

明治末期。日露戦争を生き残り「不死身の杉元」と呼ばれる杉元(山﨑賢人)とアイヌの少女・アシリパ(山田杏奈)、脱獄囚の白石(矢本悠馬)は、アイヌの埋蔵金の在りかを示す刺青を彫られた脱獄囚を捜す旅を続けている。同じ目的で鶴見中尉(玉木宏)率いる第七師団や土方歳三(舘ひろし)らも囚人たちを追っていた――。1月に公開された映画版の続編。WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送・配信中。(全9話/第1話無料放送)

*連続ドラマW『ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』公式サイト あり

Staff Credit

撮影/遠藤優貴 ヘア&メイク/髙橋幸一(Nestation) スタイリスト/伊藤省吾(sitor) 取材・文/折田千鶴子

こちらは2024年LEE11月号(10/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f078297d99f72ff5695e38b06a52b63cdcde5bd?page=2


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武家の若者がアイヌとの共生の道を模索する映画『シサム』ほか、初秋に観たい映画をチェック!

2024-10-27 | アイヌ民族関連

BE-PAL 10/26(土) 20:02

遠くへ行けないとき、学びを得たいとき、そして感動体験したいとき。劇場で観る映画には心に響き、満たしてくれる。ネイチャーライフに通じる秋の注目作品を紹介しよう。

【写真2枚】アカデミー賞国際長編映画賞ノルウェー代表選出作「SONG OF EARTH」など、初秋に観たい映画を写真で見る

CINEMA 01 老夫婦の一年を娘が記録。瞑想へ誘う静かな叙事詩

『SONG OF EARTH/

ソング・オブ・アース』

(配給:トランスフォーマー)

●監督/マルグレート・オリン 

●9/20~TOHOシネマズ シャンテ、シネマート新宿ほか全国公開

ノルウェー西部の山岳地帯オルデダーレンに暮らす老夫婦を、ドキュメンタリー監督である娘が一年かけて追う。フィヨルド、山、氷河。季節によって姿を変える自然の美、動植物の鮮やかさをじっくり記録──。

アカデミー賞国際長編映画賞ノルウェー代表選出作。全編を貫くのは圧倒的静けさ。雄大な自然をときに鳥の目線で捉え、老いた父のかさついた皮膚をぐっと近づいて凝視する。雄弁な映像、氷河の水滴や焚き火のはぜる音を捉えた洗練のサウンドデザイン。そこに「大切なのは幸せを自分のものだけにしないこと」と微笑み合う夫婦による、実感の伴ったシンプルな言葉が置かれる。思慮深い瞑想のような時間が構築され、永遠のような気配が漂う。

あまりの静けさに観る者の感覚まで研ぎ澄まされ、心に響く音までが聞こえるよう。自然は美しく、人生もまた美しい──。娘の父母への尊敬と愛情の眼差しが映画を観るこちらの心にまで染み入って胸を打つ。

CINEMA 02 武家の若者がアイヌと和人の共生の道を模索

『シサム』

(配給:NAKACHIKA PICTURES)

●監督/中尾浩之 

●脚本/尾崎将也 

●出演/寛 一郎、三浦貴大、和田正人、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズ、藤本隆宏、山西 惇、佐々木ゆか、古川琴音、要 潤、富田靖子、緒形直人 

●9/13~TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

江戸時代前期。松前藩の孝二郎はアイヌとの交易に蝦夷地、北海道へ。同行した兄が荷物の横流しを画策する人物に命を奪われ、自身も重傷を負ってアイヌの村人に救われる。非暴力、自然を尊ぶ彼らと暮らすうち、復讐を誓う孝二郎の侍魂が揺らぐ。一方アイヌの間で、和人(シサム)への不満が蓄積していた……。

西部劇を思わす古典的構造の歴史スペクタクル。自然との共生の難しさ、異文化同士の民族で諍いが起こる理由。時を経て変わらない人間というものを凝視。

※構成/浅見祥子

(BE-PAL 2024年10月号より)

BE-PAL.NET

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2df24db3069c370ecfa49686f01223b237b81bf


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アメリカ先住民の同化目的とした寄宿学校政策は「米歴史の汚点」、バイデン氏が謝罪

2024-10-27 | 先住民族関連

BBC 2024年10月26日

アメリカのジョー・バイデン大統領は25日、米政府が1970年代まで150年以上にわたり行った、先住民の子供たちを白人文化に同化させるための寄宿学校政策は「我々の魂の罪」だとし、ネイティブアメリカン・コミュニティーに正式に謝罪した。

バイデン大統領は「アメリカの歴史における汚点」を謝罪することは、自分が大統領として行う最も重要なことの一つだと述べた。

連邦政府は1819年から1970年代にかけて、アメリカン先住民の寄宿学校を設置し、子供たちを家や家族から強制的に引き離した。

今年の大統領選が11月5日に迫る中、バイデン氏は激戦州アリゾナでの選挙イベントで謝罪した。これは複数のアメリカ先住民族への支持を示す機会にもなった。2020年大統領選でバイデン氏は、アリゾナ州でわずか約1万票差でドナルド・トランプ候補に勝利した。

バイデン氏はこの日、同州フィーニックス郊外で先住民族が管理するギラ・クロッシング・コミュニティー・スクールを訪問。「私たちがしたことについて、合衆国大統領として正式に謝罪する」と述べた。「もっと早くこうすべきだった」。

バイデン政権はアメリカ先住民を支援するためこれまでに数十億ドルを投じてきたと説明する。しかし、影響を受けたコミュニティーからは大統領にはもっとやれることがあるとの声が上がっている。

米政府がかつて設置していた寄宿学校は、先住民の子供たちから伝承を奪い、アラスカ先住民やアメリカ先住民、ハワイ先住民の子供たちを、アメリカの白人文化に同化させようとするものだった。

アメリカ全土には19世紀から20世紀にかけて523以上の政府出資の寄宿学校があった。これらの学校の多くは教会によって運営されていた。

何万人もの子供たちが政府によって強制的に連れ去られ、家から遠く離れた学校に送られた。先住民の子供たちは自分たちの言語を話すと殴られたり、食事を与えられないなど、精神的・肉体的虐待を受けることがよくあった。死亡するケースもあった。

米内務省はバイデン政権下で、寄宿学校制度の歴史に対処するため、連邦政府による初の調査を開始した。

デブラ・ハーランド内務長官は、アメリカ先住民として初めて閣僚になった。昨年には同化政策を生き延びた先住民サバイバーと話をするために視察を行った。

内務省は、サバイバーの経験を記録する口述歴史記録プロジェクトを立ち上げている。

同様の政策を取っていたカナダでは2008年にスティーヴン・ハーパー首相が、先住民の子供約15万人を政府出資のキリスト教系寄宿舎に強制的に通わせたことを謝罪した。

カナダ政府はまた、同国の寄宿学校制度の歴史を記録する真実・和解委員会を立ち上げた。

(英語記事 Biden apologises for Indian boarding schools 'blot on history'

https://www.bbc.com/japanese/articles/cp8xmey5r64o


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バイデン氏、先住民寄宿学校への強制入学を謝罪 「米国史の汚点」

2024-10-27 | 先住民族関連

毎日新聞 2024年10月26日

 バイデン米大統領は25日、西部アリゾナ州の先住民居留地を訪問し、米政府が1969年までの150年間にわたって、先住民を白人社会に同化させるため、寄宿学校に強制的に入学させていたことを初めて正式に謝罪した。バイデン氏は「米国史の汚点だ。弁解の余地はない」と述べた。

 内務省によると、37州に計400以上の寄宿学校があった。強制入学は1819年から行われ、少なくとも約1万8000人が通った。病気や栄養失調などで970人以上が亡くなったという。強制的にキリスト教に改宗させられたほか、先住民の言語を話すと罰せられるなどした。

 アリゾナ州は11月5日投開票の大統領選の激戦州の一つで、2020年の大統領選では、バイデン氏がトランプ大統領(当時)に1万票の僅差で競り勝っていた。今回の選挙でも接戦が見込まれている。

 アリゾナ州の先住民の人口は6%程度で、伝統的に民主党を支持してきた。米メディアによると、民主党のハリス副大統領の陣営は、バイデン氏の謝罪が支持層の投票率向上につながることを期待しているという。【ワシントン松井聡】

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/バイデン氏-先住民寄宿学校への強制入学を謝罪-米国史の汚点/ar-AA1sXLI7


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《落選してほしい議員ランキング》「殿さま気取り」と猛批判の杉田水脈を抑えた断トツの1位

2024-10-27 | アイヌ民族関連

週刊女性 10/26(土) 21:02

 第102代内閣総理大臣に石破茂が就任、新内閣が発足したのもつかの間、10月9日に衆議院を解散。27日投開票の選挙戦真っただ中だ。新内閣の信任を問いたい首相だが、裏金や旧統一教会の問題など議員への不信感は増すばかり。そこで、40代~60代男女500人にアンケート。衆議院選挙であなたが落選してほしいと思う衆議院議員は誰ですか?(アンケート実施は10月1日)

【写真】衆院選で落選してほしい議員ランキングの結果

「国際社会の中で日本がおかしな立場に…」

 5位は高市早苗(63)(自民党)。

「自民党総裁選のときの言動が保守的すぎた」(大阪府・51歳・男性)、「国会での態度が不遜。極右思想で大変危険な人物だと思う」(東京都・68歳・女性)、「変化が必要なこの時代に逆行したことしか言わない」(東京都・56歳・女性)とのコメントが集まり、28票獲得した。

「彼女は本来、このランキングのトップに入らなければいけない。この人を落としておかないと日本が危うくなる」と話すのは、ジャーナリストの大谷昭宏さん。先の総裁選では接戦を繰り広げたが――。

「思想的に非常に危険な要素をはらんでいる。8月15日の終戦記念日は靖国神社を参拝すると公言し、ナーバスな関係の中国や韓国を逆なでするような人が一国の総理になると大変なことになる。国際社会の中でどれだけ日本がおかしな立場になるか」(大谷さん、以下同)

 続いて、大谷さんとランキングを見てみよう。

 4位は小沢一郎(82)(立憲民主党)。

「疑惑が多く態度も悪い」(東京都・52歳・男性)、「党から党へ流れて偉そうな物言いをする。奥さんに見捨てられている時点で人間性もわかる」(大阪府・59歳・女性)と31票獲得。

「党から党へ渡り歩き、スクラップアンドビルドを繰り返し、どこに行ってもキングメーカー気取りをする。彼の場合、ぶっ壊して、よりいいものをつくろうではなくて、自分勝手な理屈で壊しているんですよね。権力の構築に熱心だけれど、1回もうまくいっていない」

 今や政界最古参。82歳と立派な高齢者でもある。それでも影響力はあるのだろうか。

「4位というわりにはもう力を落としてますよね。かつて自民党の華やかなりしころに暗躍した人ですが、今は終わった人」

「自分に都合の悪いことは無視する姿勢に不信感」

 3位は杉田水脈(57)(自民党)。

「差別問題などトラブルが多すぎる」(新潟県・49歳・女性)、「人としておかしいにもほどがある。内面、人格、議員としてありえないほど失格だと思う」(茨城県・51歳・女性)、「議員以前に人として終わっている」(東京都・52歳・男性)と37票獲得。

「彼女は国会議員にしておいてはいけない人。アイヌの方や朝鮮民族の方に対して差別的な発言をしたり、国会で男女差別はなくならないと言い切ったり、非常に差別的な意識を持っている」

 コメントにも差別発言を疑問視する声が目立つが、彼女が重用される理由は?

「あれだけ女の悪口を言っているのに、自分は女を前面に出してくる。政治評論家には気持ち悪いぐらいすり寄ってきて、『先生にはずっと憧れていて、一度お目にかかりたかったんですぅー』なんて言ってきたりする。それに転がされる人も中にはいるでしょう」

 裏金問題も逆風になり、杉田議員は衆院選不出馬の意向。来年の参院選を目指すとされている。

 2位は河野太郎(61)(自民党)。

「会見で自分に都合の悪い質問には一切答えず国民をなめている」(愛知県・53歳・男性)、「国会での答弁や記者への受け答えを聞いていても論理的でなく稚拙。国会議員としての知識や能力を持っていない」(静岡県・62歳・男性)、「やり方が強引すぎる。愚策なマイナンバーカードの対策が不十分」(神奈川県・43歳・男性)と、40票獲得。

「彼が嫌われるのは当たり前。自分の気に入らない質問をされるとすぐ違う記者を指名して、嫌なことを聞かれたとばかりにパンパンと襟元をはたくなど子どもっぽい。総理に政府専用機があるんだから外務大臣にも数百億もする専用機をつくれと言い出したり、何をバカなことを言っているんだと」と大谷さん。国民の不人気はさておき、政策面はといえば、

「自分の考えを持っていないので、例えば外務大臣のときは外務省に言われるまま、あちこち繰り出していた。でもああいう性格だから友好関係が生まれるわけでも訪問先の国に感謝されるわけでもない。だからスタンプラリーと呼ばれてましたよね。ポンポンとハンコを押して帰ってくるだけ」

 第1位発表の前に、6位以下をチェック。6位は菅直人(21票)、7位は萩生田光一(20票)、8位は小泉進次郎(18票)、9位は三原じゅん子(15票)、10位に枝野幸男(10票)がトップ10入り。大谷さんが注目したのは7位の萩生田議員。

「裏金と統一教会の問題はきちんと見ておきたい。彼はその両方ある。彼はもっと上位に食い込んでもいいのではないでしょうか」

 堂々の第1位に輝いたのは、麻生太郎(84)(自民党)。

「余計なことばかりする」

「裏で操っている感じがして嫌悪感しかない」(神奈川県・51歳・女性)、「ただ権力を持ちたいだけ、すがりついてるだけにしか見えない」(香川県・66歳・男性)、「高齢でいつまでも殿様気取り」(茨城県・60歳・男性)、「なんの役にも立たず常に偉そうな態度。国民のことは頭にない」(滋賀県・65歳・男性)、「庶民感覚とかけ離れている」(宮城県・55歳・男性)と、150票もの票を集めた。

「このダントツの票を見ると、どれだけ嫌われているかわかりますよね。彼は今までどんな政策をもってどんなことに尽力してきたかというと、具体的なことが何もない。

 例えば何か法案を作り上げたということがまったくない。この人の議員としての実績は、なんだかんだ言うだけ。先日も台湾を『国』と呼んで日中関係に水を差したり、余計なことばかりする」

 有権者にこれだけ嫌われながら、政界で長く地位を保ち続ける理由は何なのだろう。

「国民の冷静な判断とは違い、政界には麻生シンパが山ほどいる。というのも彼は人たらしで、結婚披露宴でこの人と同じテーブルになるとあっという間に魅了されるというくらい座持ちがいい。半径1メートル内に近づいた人は一発でファンにさせられてしまうとか。政治は古狸がするものだとよく言うけれど、その象徴だと思う」

 落選を強く望まれる嫌われ者の議員たち。国民の思いは届くのか。「なかなか難しいでしょうね」と大谷さん。

「落ちてほしいと思うにもかかわらず、選挙のフタを開けるとまたも国会の門をくぐる。やはり小選挙区比例代表という選挙制度に大きな問題があると思います。制度を変えなければいけないけれど、実際に変えるのはこの人たちだから、自分に都合の悪いことをするわけがない。だから有権者が賢くならなければいけない。変える努力をしていかなければいけないと思います」

 間もなく迎える投開票。その結果はいかに――。

取材・文/小野寺悦子

https://news.yahoo.co.jp/articles/6464703c386ffc49780ff85558068146f440bf9a


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