赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『屋根裏の私の小さな部屋』大庭賢哉

2015-09-17 06:30:32 | その他
冷たい雨の寒い朝です。

以前、お祝い会で出会った編集者のHさんが、「なかなかいいよ」と話されていた本を読んでみました。
『屋根裏の私の小さな部屋』青土社 児童書の挿絵で活躍されているイラストレーター、大庭賢哉さんのメルヘンっぽいマンガです。

マンガですが、不思議さとあたたかさと余韻がつまっています。小学生がでてくるので、児童書っぽい。こういうちょっと不思議な世界が書きたいなっと、安房直子とか立原えりかを読んできたわたしなどは、思います。でも、ちょっと日常にまぎれこむちょっと不思議ってむずかしい・・・・。文章で不思議をどう読ませるか、筆力がとわれます。マンガはやすやすと、ハードルを越えて自由です。
ちょっとほんわかしたい人、おすすめです。

もうひとつ、おもしろい本を読みました。『サッカク探偵団』藤江じゅん 角川書店
キミの脳はだまされている!という帯にひかれて読みました。キャラがたっていて、テンポがいいエンタメ。うまいな~~。藤江じゅんさん、こういうタイプのものも書けるんだと、感心しました。
ヨシタケシンスケさんの絵も楽しい。サッカク探偵団、シリーズとして続きそうです。

明日は、江古田小学校のキャリア学習、シルバーウィークは、楽しみにしている一泊旅行です。そのあと、会報部のがっぴょう会があるので、今、その作品読みもしているところ。元気とやる気があふれる作品が集まっています。
それが終わったら、富安陽子の新作『天と地の方程式』を読みたい!! 


と、ひさびさ児童書の話題でした。