昨日は森埜こみちさんのお祝い会でした。大崎ゲートシティのおしゃれなレストラン、貸し切りでたくさんの方が初出版を祝いました。
実行委員の工夫と思いがあふれた、あたたかい気持ちになれる会でした。
このお祝い会では、森埜さんの初出版、『わたしと空と五・七・五』にかけて、句会をしました。
テーマは空。あらかじめ出席者から一句、書いていただいたのが、ひとりひとりわたされます。
それを読んで、好きな句に二句、投票です。
文章をかかれている方ばかりなので、みんなおもしろい句が集まりました。しろうとが書いても、俳句ってなんとか形になり、いろんな味わいをかもしだします。もちろん、わたしも提出しました。
なんと、一番、多く票をあつめたのは、梨屋アリエさん。
多かった三句には、プレゼントがあり、ひとこと感想も話されました。選ばれたかた、うれしそうでした!
そして、森埜こみちさんが選んだ、森埜こみち賞もありました。
俳句をしている先輩として、おおぎやなぎさんの講評もあり、参加者もスポットライトをあびる形の今までにないアットホームなお祝い会になったのです。
森埜さんは、最後のスピーチで高村光太郎の「道程」という詩への思いを話されました。これが胸をうつものでした。
くばられたプログラムにかかれた森埜さんの句も、これにつながる思いを感じました。
遙かなる道程のための草の笛
これからの決意が感じられる、キリッとした句です。わたしも何度もくりかえし、読みました。
森埜さんは、長編児童文学新人賞もとられたそうで、次の出版も決まっているそうです。これからの活躍を期待できる新人です。
ほんとうにおめでとうございます。
大崎ゲートシティには、七夕が飾ってあり、たくさんの人が願いを書いていました。もう、そんな頃なんですね。