この前の日曜日、猛暑の中、上野の国立西洋美術館に行ってきました。
展覧会、松方コレクションを見たかったからです。
どうして、そう思いたったかというと、原田マハさんの直木賞候補にあがった小説『美しき愚かものたちのタブロー』を読んでいるから。これがおもしろい。読み始めたら、とまりません。
これは、戦争で行方がわからなかった松方コレクションが、日本にもどってくるまでの話で、とても魅力的でおもしろい。
戦前、松方幸次郎が買いあさったたくさんの巨匠たちの絵や彫刻、それがもどってくるまでには、芸術を守ろうとして人たちの、思いと努力があります。
小説を読んで、作品を見ると、感動します。よくこれだけの絵画が、戦争の荒波をこえて残っていてくれたなっと。
美術館の中は涼しくて、真夏のおでかけに美術館はおすすめかもしれません。
上野、恐竜展、三国志展、どちらも大変混んでいました。
見ているときは楽しかったのですが、帰ってきたら、くたくたでした。
話は変わって、西国分寺の巣のツバメ、
元気に育って、そろそろ旅立ちそうです。
一度は巣がおっこちたので、駅員さんがダンボールをつけてくれました。
横からみたら、こんなせまいところ。よくぞ、大きくなりました。