ファンタジー作家、みおちづるさんは、秋の一日講座に来てくれました。
ひさびさ、ごあいさつしました。いつもかわいらしい。今年からは、とくにお忙しいようでした。
みおさんには、デビューの頃、大変お世話になった大切な思い出があります。
そんな、みおちづるさんの新刊を読みました
ひろきは、ヒョロキとあだなをつけられ、使いっ走りをさせられている。それでも文句をいえない、やさしい性格。
夏休み、おばあちゃんのいる山奥の家へ。そこで、山の裏側に住むヤマビトの世界へ。
ひさびさのファンタジー作品。わくわくしながら一気読みしました。
いっけん、夏休みの冒険モノとして、よくある設定のようにも思いましたが、ひろきの心情など、新鮮でした。
つまんない病の書き方も。
わたしも、つまんない病にかかる時があります。
きっと、だれでもあるのでは??
「ヒロキのここの中にも、すごく冷たいところがあるね。だから、神さんを感じられんのかもね」
「ヒロキ、そんな冷たいものを持ってて、さむかったんじゃない? 気づかなかった?」
そんなセリフが印象にのこりました。
わたしは冷たいもの、持ってないかなっとか。
うーん。持ってないとはいえないですね。
ただ、後半、熊との出会いで・・・。そのあとは、読んでください。
広瀬弦さんの絵、やっぱりいいですよね。
多くの人に読んでほしいと思います。
みおさんとも出会えた、秋の一日講座。動画配信、準備中で、11月から開始です。
申し込みは始まっています。日本児童文学者協会のホームページをみてください。