おもしろい本を読みました。村上しいこさんの新作。
ためいきを図鑑にしちゃうって発想からして、すてきです。そして、とてもやさしい物語になっています。
絵の中田いくみさんは、最近はやっていますよね。
ためいき小僧もとてもかわいい。
児童書ははやりの絵の人にわっととびついて、その絵の人ばかりになるって傾向が少しありますよね。
一時は、スカイエマさんばかりとか。
今は、酒井以さんも、人気かな。
ま、絵もとってもいいのだけど、作品自体もおもしろいし、心に残りました。
さて、先週末は児童文学学校の最終提出作品の読みにあけくれました。
どの作品も、これを伝えたいって、ぴちぴちはねるような思いがつまっていました。
がんばって書き直した作品もあって、胸がうたれました。
普通、公募って提出したものを評価しますよね。
でも、児童文学学校は、講座で講評をうけ、書き直したものを、再度、提出できます。
審査する側は、書き直し前と、後を読めるわけです。そこがおもろいし、感動しちゃうところ。
胸がいっぱいになった作品もありました。
また、新しい作品にも実力者がいて・・・・。
書き慣れた人のよさ、荒削りだからこそでてきているよさ、そういうのを同じ土俵で審査するのはむずかしいです。
最優秀賞は、事業部員、全員で話しあってきめることになります。