今日の産経新聞に本の書評を載せました。
三上延さんの『同潤会代官山アパートメント』。
『ビブリア古書堂の事件手帖』の作者の新境地ですかね。
同潤会アパートは、関東大震災のあとに建てられたアパートの住人の人生をおった人間ドラマ。
読みやすいし、ミステリーの手法もいかされて、そいて、じーんと胸にせまる描写もあり、おすすめ。
71年生まれという若い作家が、同潤会アパートという題材に目をつけるところ、面白いですね。
たくさんの資料を読み込まれて、とても勉強されていますね。
ひとつ、小さなショックなことが。
駅前のツバメの巣、おっこちたのか、なにがあったのか、なくなっていました!ガーン。
こんなことってあるの?
梅雨の間の晴れ間
クチナシが咲きました。
すぐに黄色くなってしまう花。まっ白いのはほんの数日です。