赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

とうとう金曜日に・・・

2018-11-09 12:02:03 | その他
雨の金曜日ですね。あたたかいです。
とうとうラジオ、NHKジャーナル ミニビブリオバトル出演の日です。
www4.nhk.or.jp/nhkjournal/
ラジオでビブリオバトルって、聞いている人の顔が見えないで話すわけですけど、これってかえって緊張するのでは?
さてさて、どうなることか。対戦相手は、手強いそうです。ゆっくり話して人の心をつかむのがうまい達人司書さんとか。

10時半頃からかな。ニュースが終わったあとからになるそうです。
スマホ、パソコンで、NHKジャーナルのサイトに赤と青のボタンがでるそうなので、どちらかをおしてください。
はい。終わったら、感想などもアップしたいと思います。
いちおう、がんばってきます。

だんだん今年も終わりのニュースが増え、本も今年中にだしたいものが次々出版されているようです。
「なみきビブリオバトル」シリーズをてがけてくれた編集者のSさんが新刊を送ってくれました。

すんごくおもしろそう。読み応えある、読書ができそうです。
けど、いろいろバタバタしているので、感想はあとになるかも。



新刊『マレスケの虹』森川成美

2018-11-08 09:10:38 | その他
「なみきビブリオバトルストーリー」シリーズでごいっしょした森川成美さんが新刊をだされました。
『マレスケの虹』 小峰書店  行間から作者の思いがあふれてくるような意欲作です。


これはハワイで日系二世の少年マレスケの物語。時は第二次世界大戦が勃発する1941年。場所はハワイ。
とつぜん、アメリカと日本が戦争することになり、マレスケのまわりがいろいろ変わってしまいます。
日系という立場でハワイで戦争と向き合わなければならない心情がとてもよく描かれていて、戦争の惨さが伝わってきます。

とにかくよく取材したと思いました。
作者森川さんの母方の祖父がハワイに渡った一世だったという話は前から森川さんに聞いていました。
そこの話を書きたいとハワイに取材に何度もいっていました。すごいです。英語もできる森川さんならでは。
だからこそのリアリティがあって、胸をうつ物語りになっています。

ハワイが虹が多いというのは、わたしは初めて知りました。そんな風にハワイらしさも満載。ハワイの人の気質もふれられていて、青い海のひろがりが目の前にひろがるような気持ちになれます。

平和でありながら、ニュースはきな臭いものが多く、この先平和であり続けられるか先の不安がある時代です。
この作品のマレスケのような思いはだれにもさせたくないと思いました。

森川さんは、今月、もう一作 新刊がでるとか。さすがですね。

さて、わたしは明日のラジオが気にかかりながらも、元会報部の合評会にむけて作品を読んでいます。
これがみんな力がこもっていて、すごい!!! とても刺激をうけています。





安東みきえさん、おめでとう!

2018-11-06 11:05:35 | その他
安東みきえさんが野間児童文芸賞を受賞されました。おめでとうございます!


去年の山本悦子さんに続き、身近な人の受賞です。


安東さんは、絵本も大人気で、長いもの、短いもの、どちらにも才能があってすごいです。



『落語ねこ』できあがりました。

2018-11-05 14:57:00 | その他
でる、でるといいながら、幽霊のようにでなかったわたしの新刊、やっと形になりました。
『落語ねこ』文溪堂で、中学年向けです。見本がとどきました。落語家の幽霊がでてくる、くすっと笑って、しんみりしてという落語みたいな話です。


すごく迫力あって目立つ表紙にしてもらって、デブ猫も思ったとおりで、うれしいの一言です。大島妙子さんには忙しい中、書いていただいて、感謝、感謝。

この本は、宮藤官九郎が手掛けたテレビドラマ『タイガー&ドラゴン』のように、落語とストーリーがシンクロするような話がかけないかと思いたって、書いたものです。まあ、テレビのようにいきませんでしたが、お話しの中に落語のストーリーがヒントになる場面があります。

また、途中、跨線橋のシーンもでてくるのですが、この舞台は三鷹。太宰治も好きだったという跨線橋。近くの方は行ってみてください。なんか気持ちのいいところです。


笑いあり、涙ありの展開を楽しんでもらえたらと思います。

同人誌「ももたろう」にこの作品の原案のようなものをのせたのが、2014年4月。4年たったのですね。
けど、その間、落語ねこのことを考えていられてので、幸せだったのかも。ひさびさの単行本。こうやって形になると、粘って書いていてよかったなとホコホコ幸せです。猫はいませんが、猫を抱いているような気分かな???

編集者のアドバイスもさすがで、作品も同人誌にだした原案の時よりパワーアップしていると思います。
発売になるのは、来週以降。お世話になった方にも送るのですが、それもきっと来週以降になると思います。


昨日は、すぐ近くの公園であった、国分寺まつりに行きました。途中小雨でしたが、すごい人出。
熱気を感じました。わたしはクリスマスローズの苗を買いました。ほんとは赤がほしかったけど、手に入りませんでした。


産経新聞書評『ことことこーこ』

2018-11-04 11:03:53 | その他
産経新聞に書評をのせてもらいました。
今回はテレビのキャスターでも大人気の阿川佐和子さんの介護小説『ことことこーこ』です。
等身大の主人公、どこかとぼけたような明るい筆致、そしてほろりともさせてくれて、さ・す・が!
介護小説ですが、ちゃんと老いていく側の気持ちにもなっていますよ。



介護離職はいろんな人の大問題。次はあなたの番かもしれないので、ぜひ、手にとってください。

昨日は晴天の祝日。ひさびさ銀座に行きました。
ソニービルが公園に変わっていてびっくり。
 

都会のオアシスか、たくさん人がいました。

また、ロフトによったら、なんとこんなジオラマが




インスタスポットだそうです。

今年は児童書もたくさん発売されていて、それがどれも意欲作のようで、読みたい本が山ずみです。友人の作家の本も読むのが遅くて、感想がすぐにいえないのが残念。

ヨレヨレながら、じっくりやっていきたいです。