直木賞作家・山本文緒さんがお亡くなりになったとニュースが流れました。うわー!!びっくり。ショック。
わたしがデビューする頃、人気の方で、ずいぶんと読みました。2000年前後かな。
この前、NHKの朝イチで鬱の話をされていたとき、元気そうだなっと思っていたのに。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、藤田千津さんの新刊です。
幼年童話。一年生らしい自然な会話がいいですね。
これって、書けそうで書けない。もっと、複雑な、こったストーリーをめざして書いちゃう。だって、作家は大人だから。
でも、それだと一年生にはむずかしいですよね。
藤田千津さんの今回の作品は、子ども視点でぶれてないところ、見習いたいなっと思いました。
そこが幼年童話のたいせつなところですから。
ちょっとしたできごとに、わくわくする子どもたちのすがたを楽しんでください。
藤田千津さんは、わたしよりもちょっと年上。
そういう方ががんばって本をだされると、わたしもまだ、がんばれるって気になれてうれしい。
藤田さん、コロナ禍、書いていたのね。すごいです。おめでとう。