赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

第29回、日本絵本賞

2024-05-19 10:08:07 | その他

国分寺在住で、カワセミ句会でもごいっしょしている渡辺朋さんが快挙です。

第29回、日本絵本賞を受賞されました。

ほんど、帯の「こんな絵本、みたことない!」というのがぴったりな言葉。

奇想天外なストーリー。それをささえる、ぴったりの絵。

ほんとうにおめでとうと伝えたいです。

入選が決まってからも、なかなか本にならず、待たされる時間もながかった渡辺朋さん。

でも、このストーリーの絵はむずかしくて、どう絵本にするか、考える時間が必要だったのでしょう。

この頃、絵本って、長くかかることをよく聞きます。

日本絵本賞は、昨年でた800冊の絵本の中から選定されたそうです。

800冊。びっくり!

少子化がさけばれて久しいのに、800冊も絵本がでてるなんて。

その頂点なんて、渡辺朋さん、やったね!

この作品は児童文学者協会でやっている日本絵本大賞で入選されたものです。

日本絵本大賞、今年も募集開始しています。


第28回さぴあ作文コンクールの課題図書

2024-05-17 10:50:55 | その他

今年のさぴあ作文コンクールの高学年向けの課題図書に、『AIマスクはいかがですか?』がえらばれました。

これは、うれしいですね!

実は、『おまじないのてがみ』という低学年向けの本で、一度、選んでもらいました。それは16回だということで、十二年前だったんですね。

サピックスは、大変優秀な生徒さんを集めた大手の塾で、前回も、たいへん上手で読みが深い作文が集まりました。

今回は、どんな作文がくるのか、楽しみです。

ぜひ、こんな機能のAIマスクがあったらいいなー、なんて、創造力をふくらましてもらえたらと思います。

ネットがネイティブは世代は、生成AIとか、ずっと身近に、友だちのように感じているかもしれないですよね。

そんな子どもたちがどんなふうに、読んでくれるのかな?

 

低学年の『ハフハフブハー』は、タイトルが魅力ですよね。まだ、読んでないので、ぜひ、読んでみたいと思います。

くわしいことは、↓に

SAPIX小学部 | さぴあ作文コンクール (sapientica.com)

実は昨日、インタビューがありまして、代々木のサピックス本社にいってきました。

ぴかぴかのビルでした。ドキドキしながらも、たくさんしゃべってきちゃいました。

それを雑誌「さぴあ」(塾の内部でくばられる月刊の進学情報誌)にのせてくれるそうです。


ツバメの季節

2024-05-16 11:25:52 | その他

今年もツバメの季節がやってきました。

国立駅では、恒例のツバメの囲みができました。とてもツバメをたいせつにまもっています。

肝心の巣はまだ、こんなに小さいのですが

 

さて、今日はひとつ、インタビューというのをうけにいきます。

『AIマスクはいかがですか?』 昨年だした本についてです。

どんな風になるのでしょうか。ドキドキ


長編児童文学新人賞・選考結果

2024-05-13 18:08:33 | その他

機関誌『日本児童文学5月ー6月号』が発行されました。

佐竹美保さんの表紙、すてきです。

5月ー6月号は一年をふりかえる号です。加藤純子さん、野上暁さん、おおぎやなぎちかさん、菊長謙さんの対談も読めます。

 

わたしは、第23回、長編児童文学新人賞の選考評を書きました。

今回も残念ながら入選作はでませんでした。

評もなかなか厳しいものになっているのですが、毎年、「ここがすてき!」「ここにまいった!」という一点があれば、入選に押したいと思って選考にのぞんでいます。

わたしが選者になってから入選作がでていないので、一作でもだしたいですね。

なので、ぜひ、チャレンジを。第24回長編児童文学新人賞 原稿募集 - 日本児童文学者協会 (jibunkyo.or.jp) 申し込みは8月1日からです。

早めに書いて、推敲の時間をたっぷりとるのがおすすめです。

大人向けでなく、今の子が読む作品になったいるかどうか、今一度、かくにんを。

わくわくする作品をお待ちしています。

 


おもしろい本を読みました

2024-05-07 14:07:51 | その他

ゴールデンウィークの後半、遠出はしなかったので、本をいくつか読みました。

その中でおもしろかったのが

これから増えていくロボット。

この本では、あえて、ひとりではなにもできないロボットをつくり、コミニュケーションをとることについて考察しています。

ゴミ箱ロボットは、よちよち歩くだけで、自分ではゴミをひろえません。

また、手をつないで、いっしょに歩いてくれるだけのロボットもいます。

でも、人間のほうがロボットにかかわりたいと思う力が働くので、思わぬ効果が生まれるようです。

ロボットは、百万馬力で強くてと、鉄腕アトムの洗礼をうけている世代のわたしとしては、目からうろこがおちるほど、鮮烈でした。

 

ほかにも、児童書も読んだので、それはおいおい、紹介していきます。

 

そうそう、NHKドラマの『むこう岸』を見ました。ドラマとして、見応えがありましたが、原作とはずいぶん違った感じだなっと思いました。

なにより、原作にあったユーモラス感が消えてしまってたのは、ちょっともったいない気がしました。

原作より、よりシリアスさが増していた感じがしました。