火星への道

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イナゴの大群!

2011-02-06 00:13:08 | Weblog
2月3日のMarsDailyにMars Hopperの続報が載ってましたので紹介します。
画像を見るとより具体的になりますね。
詳しくは、ここにて




Idahoにある米国の研究所CSNR(the Center for Space Nuclear Research)の研究者Sandra Chungさん(INL Research Communications Fellow
)の発表です。
ユタ州のIdaho大学、Oregon州立大学の研究者が協力しており、イギリスのLeicester大学とも共同でやっているということです。
2010年12月5日の当ブログでイギリスのLeicester大学の研究を紹介しましたがその時のHopperの重量は400kgで一回の跳躍は1kmとなっていました。
CSNR directorのSteven Howeさんによると今回は、10-200kgのHopperを沢山作って一度に火星へ送り込むことを考えているようです。
一番小さいHopperだと5-7日毎に15km移動できるし、中位のHopper(米国の男性程度と言ってますので、60-70kg位か)で一回の跳躍で5-6km程度飛ぶことが出来るとのこと。
各Hopperに観測機器、カメラ、ドリル等を搭載でき、サンプルの収集も出来るということです。
サンプルをいろんな場所から集めることが出来るので、研究者にとっては堪らんことになりそうです。
世界中の10-20程度の大学の参加を求めてHopperに何をさせるかコンペさせる構想もあるようです。
2年後には、INL desert siteでHopperの試作機が最初の跳躍をする予定ですので楽しみですね。

William Taitanoさん(INL nuclear engineer)によると実現性は、200%とのことですので、期待して待ってましょう。
上手くすれば、2013年には火星へ向けて打上げられるかも・・・
コメント (2)
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