旧聞となりますが、水に関する貴重な情報ですので、メモしておきます。
4月8日にSpaceRefで紹介されていました。
*ネタ元は、こちら
the Niels Bohr Institute (at the University of Copenhagen)の研究チームが以前から軌道船によって中緯度で観測されていた帯状に伸びる氷河が水の氷であることを証明しました。
下図が、その分布図です。北半球と南半球ともに緯度30°~50°の範囲の中にあります。
水の氷の総量は、1,500億m3以上で、火星表面を1.1mの氷で覆うことが出来るとのことです。(凄い!)
レポートは、Geophysical Research Lettersに掲載されています。
長い間、それが水の氷かドライアイスか泥なのかが分からなかったのです。
研究者は、MRO(Mars Reconnaissance Orbiter)のSHARAD(Shallow Subsurface Radar)による10年間にわたるデーターと氷の流れのモデルとを組み合わせて解析した結果、水の氷で、しかも動いていることが分かったのです。
これだけの水の氷が火星の地表面に存在するのは、厚いダストが覆っているためと考えられています。
Credit: Mars Digital Image Model, NASA/Nanna Karlsson
AstroArtsの記事は、こちら
*世の中、ゴールデンウイークですね!
本日、みなとみらい地区に行ったところ、人波に圧倒されました。