5月22日のWhat'sNewによりますと、昨年11月に見つかったChemCamのレーザー焦点装置の不具合が解決されたとのことです。
昨年の11月に見つかった不具合を地球にあるChemCamの互換機を使用して、修正点を探っていました。
Roger Wiensさん( instrument lead at Los Alamos)は、以下の通り発言しています。
「昨年11月には、私たちは、ChemCam望遠鏡の焦点を合わせるための小さなレーザーがちゃんと稼動していないことを発見しました。」「このレーザ距離計がなければ、ChemCam機器は、よく見えない状態でした。ローバーから25feetの距離の岩石や土壌を分析する時に、プラズマの点滅を行うメインレーザーは影響を受けませんでしたが、レーザー分析は、ターゲットにレーザー投射望遠鏡の焦点が合っているときのみ働きます。」
そして、5月21日に機器上のオートフォーカスシステムのソフトウェアの修復をアップロードしてCuriosityのChemCamは、主要な機能を修正することが出来たのです。
でも、この修正期間中もChemCamは、休まず働いていましたよ。
オートフォーカスを使用せずに、いくつか異なる焦点距離で分析することで、時間を有効に使っていたようです。
より詳しくは、こちらにて
https://www.lanl.gov/discover/news-release-archive/2015/May/05.21-mars-rover-chemcam-instrument-sharper-vision.php
ChemCamのサイトは、こちらにて
http://www.msl-chemcam.com/
*凄いことですね!最早、火星も地球の修理工場ネットワークの範囲に入っているということです。