火星への道

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姿が見えなくても、痕跡が

2010-07-18 00:38:58 | MSL
7月6日のMarsTodayによりますと6月15日にCuriosity(MSL)にCheMin(the Chemistry and Mineralogy)が取り付けられたとのことです。
Ames Research Centerの発表です。
Curiosityは、10個の測定機器を持っていくのですが、CheMinはその中の一つです。
X線回折装置で蛍光X線も併用するとのことです。
大きさは、25cmの立方体で、重量が10kgあります。

詳しくは、下記にて
http://www.nasa.gov/centers/ames/news/features/2010/CheMin.html



Curiosityについては、下記にて
http://msl-scicorner.jpl.nasa.gov/Instruments/

下が、CuriosityにCheMinを搭載する様子です。


CheMinを使用することで、鉱物の種類と状態を知ることが出来るので、それによって生命の痕跡を捕まえることが出来るようですね。
生命といっても、現時点で期待できるのは微生物とのこと。
火星でも微生物までの生命の進化があったと考えられていますが、良い状態で保存されているかどうか?
痕跡だけではなく、どんな奴か見てみたいものです。

下は、NASAの Ames Research CenterのCheMin主任研究者のDavid BlakeさんがハワイのNASAの月探査実験場でCheMinを使って土の分析をしているところです。


バイキングの探査から始まってMRO等の軌道船での調査からCuriosityの着陸地点を決めます。
そして、Curiosityの調査結果から今後のサンプルリターンの計画が立てられることとなります。
サンプルリターンによって詳細な調査が進められますので、いよいよ有人探査の候補地が絞られる訳ですね。

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