モスクワ時間の2月14日13時から1時間12分の船外活動が行われました。
そのビデオのFull version"が紹介されています。
今回は、ロシア人のAlexandr Smoleevskiyさんとイタリア人の Diego UrbinaさんがOrlan spacesuitsを着てグセフクレーターに見立てた火星表面でサンプリングなどの活動をしました。
Press conferenceも行われ生中継されています。
14日のロシアのMARS500のNEWSとESAで詳しく載っています。
ESAのMars500 managerの Jennifer Ngo-Anhさんが「クルーは、高いモチベーションでよくやった」と評価してます。
全体的にも好意的に受け取られていると思います。
あくまでもシュミレーションなので探査のことよりは、3月1日の火星出発から11月6日の地球着陸までの閉鎖実験に関心が集まっています。
特にイベントがなく8ケ月の長丁場をクルーがどう乗り切るか・・・というところですね。
とにかくOrlan spacesuitsを着たり脱いだりするのは大変そうですし、地球の重力場での活動は、重労働です。
今後のスケジュールです。
火星探査を楽しみましょう。
2月18日 – 二回目は、Alexander Smoleevskyさんと Van Jueさん。
2月22日 – 三回目は、Alexander Smoleevskyさんと Diego Urbinaさん。
2月23日 – 火星地表から飛び立つ。
2月24日 – 母船にドッキング。検疫の開始。
2月27日 – 検疫終了。module EU-150 (living module)のハッチが開けられてクルーが揃う。
3月 1日 – module EU-50 (landing Martian module)のハッチが閉じられる。
MDRSのWeb Camsのページがあります。
3分毎に写真が更新されていますので、14日の朝の様子を見てみましょう。
少し前の様子です。
現在の最新の様子です。
上と下の写真で時間が違ってますね。
早い時間が現地時間に近いと思いますので、これから言うと日本時間からは-15時間となりますかね。
クルーは、リラックスしているようですね。
このサイトへの日本人の訪問者は、1名となっていました。私で2人目でしょうか?
英語ですがこのページの運営者のBen Husetさんにメッセージを送ってみましょう。
メルアド: ben@freemars.org
3分毎に写真が更新されていますので、14日の朝の様子を見てみましょう。
少し前の様子です。
現在の最新の様子です。
上と下の写真で時間が違ってますね。
早い時間が現地時間に近いと思いますので、これから言うと日本時間からは-15時間となりますかね。
クルーは、リラックスしているようですね。
このサイトへの日本人の訪問者は、1名となっていました。私で2人目でしょうか?
英語ですがこのページの運営者のBen Husetさんにメッセージを送ってみましょう。
メルアド: ben@freemars.org
"Hard Work, No Pay, Eternal Glory"
きつい仕事、無給、永遠の栄光
2011 MDRS Seasonは、下記の通りのスケジュールで昨年12月28日から開始されています。
Crew 96 (December 28-January 1) MDRS Engineering team
Crew 97 (January 1 - January 15) Mars Society selected crew members
Crew 98 (January 15 – January 29) Romanian crew ROMARS
Crew 99 (January 29 - February 12) NASA Ames Space Academy Crew LAMBDA
Crew 100A (February 12 - February 26) ILEWG EuroMoonMars Crew
Crew 100B (February 26 - March 12) ILEWG EuroMoonMars Crew
Crew 101 (March 12 – March 26) Georgia Tech Crew
Crew 102 (March 26- April 9) Mars Society (selected crew members)
Crew 103 (April 9 - April 23) Catholic University of Louvain
Crew 104 (April 23 - May 7) NASA crew DOMMEX
その中のCrew 100Aのメンバーとして東北大学の行動医学分野 博士課程 在学中の小野さんがMDRSで活動を始めました。
中々レポートが出てこないのでやきもきしておりましたが、本日Marssocietyのwebで元気な様子が確認できました。
これは、Crew 100Aのワッペンです。6名の名前と国旗が入ってます。
新しい感じのきれいなワッペンですね。欲しくなりますね。
クルーの名前と役割を下記に
Ivo Ferreiraさん Commander
Romain Benchenafiさん Executive Officer
Ayako Onoさん Chief Scientist
Jeffrey Hendrikseさん Chief Engineer
Kévin Theatreさん Hab Engineer
Lan San Audreyさん Rover Engineer
どうも少し到着が遅れたのではないかと推察してます。
現地時間(日本との時差-16時間)13時30分にMDRSに到着しCrew 99から引継ぎを受けたとのこと。
Crew 99は、16時15分にMDRSを離れ、その後も3時間ほど講義を受け、夕食を作って食べたとのこと。
初日のレポートは、20時を過ぎてからのものです。
(日本時間だと13日14時となります。でも昨日はまだ出ていなかったですね。)
とにかく「We had a great first day at Mars!」だそうですので、忙しかったでしょうが、羨ましい限りです。
2日目は、早速EVAを開始してます。
その様子は、webと下記にて
パソ未熟者で大きい写真が貼り付けられませんのでwebでご覧ください。
小野さんは、以前からプロフィールにもあるとおり、「宇宙に長期滞在する際に芸術やデザインを使って閉鎖環境でできるストレス対策を考えています。」とのことで、今回のMDRSには、下記の目的を持って参加しています。
「共同研究の実施内容は居住性に関するもので、音、色、香り、植物を刺激として提示し、質問紙に回答してもらうほか、今年は装置を持参して生理的指標でその刺激の効果を見ます。環境ノイズ音の記録と計測も行います。」
早速、2日目は、下記の様なことをやっているとのこと。頑張ってます。
①睡眠の質やストレスや気分を測定するアンケートを実施。
②KévinさんとJeffreyさんに temperature pillsを飲んでもらい睡眠の研究に役立てるようです。
temperature pillsとは、錠剤のような形をした無線式で体温を測定できるもののようです。
③血圧測定
④食事前の唾液の採取
これからの2週間は、要注目です!
きつい仕事、無給、永遠の栄光
2011 MDRS Seasonは、下記の通りのスケジュールで昨年12月28日から開始されています。
Crew 96 (December 28-January 1) MDRS Engineering team
Crew 97 (January 1 - January 15) Mars Society selected crew members
Crew 98 (January 15 – January 29) Romanian crew ROMARS
Crew 99 (January 29 - February 12) NASA Ames Space Academy Crew LAMBDA
Crew 100A (February 12 - February 26) ILEWG EuroMoonMars Crew
Crew 100B (February 26 - March 12) ILEWG EuroMoonMars Crew
Crew 101 (March 12 – March 26) Georgia Tech Crew
Crew 102 (March 26- April 9) Mars Society (selected crew members)
Crew 103 (April 9 - April 23) Catholic University of Louvain
Crew 104 (April 23 - May 7) NASA crew DOMMEX
その中のCrew 100Aのメンバーとして東北大学の行動医学分野 博士課程 在学中の小野さんがMDRSで活動を始めました。
中々レポートが出てこないのでやきもきしておりましたが、本日Marssocietyのwebで元気な様子が確認できました。
これは、Crew 100Aのワッペンです。6名の名前と国旗が入ってます。
新しい感じのきれいなワッペンですね。欲しくなりますね。
クルーの名前と役割を下記に
Ivo Ferreiraさん Commander
Romain Benchenafiさん Executive Officer
Ayako Onoさん Chief Scientist
Jeffrey Hendrikseさん Chief Engineer
Kévin Theatreさん Hab Engineer
Lan San Audreyさん Rover Engineer
どうも少し到着が遅れたのではないかと推察してます。
現地時間(日本との時差-16時間)13時30分にMDRSに到着しCrew 99から引継ぎを受けたとのこと。
Crew 99は、16時15分にMDRSを離れ、その後も3時間ほど講義を受け、夕食を作って食べたとのこと。
初日のレポートは、20時を過ぎてからのものです。
(日本時間だと13日14時となります。でも昨日はまだ出ていなかったですね。)
とにかく「We had a great first day at Mars!」だそうですので、忙しかったでしょうが、羨ましい限りです。
2日目は、早速EVAを開始してます。
その様子は、webと下記にて
パソ未熟者で大きい写真が貼り付けられませんのでwebでご覧ください。
小野さんは、以前からプロフィールにもあるとおり、「宇宙に長期滞在する際に芸術やデザインを使って閉鎖環境でできるストレス対策を考えています。」とのことで、今回のMDRSには、下記の目的を持って参加しています。
「共同研究の実施内容は居住性に関するもので、音、色、香り、植物を刺激として提示し、質問紙に回答してもらうほか、今年は装置を持参して生理的指標でその刺激の効果を見ます。環境ノイズ音の記録と計測も行います。」
早速、2日目は、下記の様なことをやっているとのこと。頑張ってます。
①睡眠の質やストレスや気分を測定するアンケートを実施。
②KévinさんとJeffreyさんに temperature pillsを飲んでもらい睡眠の研究に役立てるようです。
temperature pillsとは、錠剤のような形をした無線式で体温を測定できるもののようです。
③血圧測定
④食事前の唾液の採取
これからの2週間は、要注目です!
2月12日のロシア語のブログサイトでMARS500の宇宙船で火星へ向かう様子や着陸の様子が紹介されていました。
また、PressKitのようなものが発表されています。
そこで示されていた宇宙船です。大きな太陽パネルが特徴的です。
また、原子力ロケットのアイデアも
下のグラフは、地球と宇宙船との交信にかかる時間のグラフです。縦軸が秒ではないかと・・・
最大で740秒=12分20秒となってます。
1月21日時点で地球と宇宙船の距離が79,666,000km(265.7光秒)となっているのとほぼ合っています。
このグラフで行くと2019年2月22日が最遠となる想定ですね。
ロシア語なので見た感じで言ってますが、ほぼ当たっていると思います。
また、PressKitのようなものが発表されています。
そこで示されていた宇宙船です。大きな太陽パネルが特徴的です。
また、原子力ロケットのアイデアも
下のグラフは、地球と宇宙船との交信にかかる時間のグラフです。縦軸が秒ではないかと・・・
最大で740秒=12分20秒となってます。
1月21日時点で地球と宇宙船の距離が79,666,000km(265.7光秒)となっているのとほぼ合っています。
このグラフで行くと2019年2月22日が最遠となる想定ですね。
ロシア語なので見た感じで言ってますが、ほぼ当たっていると思います。
IBMPのニュースによりますと
12日の11時に母船と着陸船(EU-50)のハッチが閉じられ、12時にEU-50が着陸しました。
それに伴って新しいpress-kitが発表されています。
また、YOU-TUBEで動画が2つ発表となってますね。
発表の時間は、国際協定時間(UTC)だと思いますが、ロシア時間だと3時間ほど違いが出ます。
UTCだと日本との時差は、9時間ですので日本時間ですと12日の20時にハッチが閉じられ、21時に着陸となります。
余り気にしてなかったので・・・今すぐには分かりかねますが、たぶんUTCでしょうね。なにせ火星への着陸ですから。
もしかして火星現地時間かな~そんなことはないと思います。UTCでしょう。
着陸地点は、グセフクレーターのようです。
Spiritの救出も出来るかな。
EU-50の中の様子は、YOU-TUBEで。結構雑然としていてダンボールのままだったりで男所帯そのものですね。
下記にESAのサイトの写真を。
それにしても少し雑な感じですね。椅子だとか荷物だとかは、固定しとかないと、実際の着陸では大変なことになりますが・・・
今回のシュミレーションは、長期閉鎖環境での心理的肉体的影響の方に重きがあるので仕方ないのでしょうか?
もっと拘った作りを期待してましたが、こんなものでしょうか?
なんか納得いかないな~
母船と着陸船のハッチを閉める様子もYOU-TUBEで。
余り緊張感ない感じです。
下記にESAのサイトに載ったハッチの様子。
兎にも角にも14日には、第一陣が火星地表に降り立つことになります。
その時の第一声は、なんて言うんでしょうか?
人類にとって大きな2歩目だとか・・・
12日の11時に母船と着陸船(EU-50)のハッチが閉じられ、12時にEU-50が着陸しました。
それに伴って新しいpress-kitが発表されています。
また、YOU-TUBEで動画が2つ発表となってますね。
発表の時間は、国際協定時間(UTC)だと思いますが、ロシア時間だと3時間ほど違いが出ます。
UTCだと日本との時差は、9時間ですので日本時間ですと12日の20時にハッチが閉じられ、21時に着陸となります。
余り気にしてなかったので・・・今すぐには分かりかねますが、たぶんUTCでしょうね。なにせ火星への着陸ですから。
もしかして火星現地時間かな~そんなことはないと思います。UTCでしょう。
着陸地点は、グセフクレーターのようです。
Spiritの救出も出来るかな。
EU-50の中の様子は、YOU-TUBEで。結構雑然としていてダンボールのままだったりで男所帯そのものですね。
下記にESAのサイトの写真を。
それにしても少し雑な感じですね。椅子だとか荷物だとかは、固定しとかないと、実際の着陸では大変なことになりますが・・・
今回のシュミレーションは、長期閉鎖環境での心理的肉体的影響の方に重きがあるので仕方ないのでしょうか?
もっと拘った作りを期待してましたが、こんなものでしょうか?
なんか納得いかないな~
母船と着陸船のハッチを閉める様子もYOU-TUBEで。
余り緊張感ない感じです。
下記にESAのサイトに載ったハッチの様子。
兎にも角にも14日には、第一陣が火星地表に降り立つことになります。
その時の第一声は、なんて言うんでしょうか?
人類にとって大きな2歩目だとか・・・
2月9日のMarsTodayに質量分析計(Mass spectrometry)を火星探査機のロボットアームに直接取り付けて岩石などのサンプルを分析する技術が紹介されてます。
質量分析計とレーザーとイオン漏斗の組み合わせで、サンプルの前処理なしに分析可能とのこと。
詳細は、the journal Planetary and Space Scienceに載っています。
NASAのJPL(Jet Propulsion Laboratory)のPaul Johnsonさんたちの論文です。
通常、質量分析計でサンプルを分析する場合、下記の様な工程をする必要があります。
岩などを砕いて→ローバーのサンプル室に運び→更に砕いたり分離して必要な量に分け→高熱で熱して→発生したガスなどを分析する
更に質量分析計は、減圧容器内で扱う必要があります。
ところが、質量分析計とレーザーとイオン漏斗の組み合わせであれば、ロボットアームに取り付けて手当たりしだい分析が可能になるというわけです。
測定したい岩石などの表面をレーザーで焼いて、発生したガスなどをイオン漏斗を通して質量分析計で計るということです。
これは、火星だから出来ることでもあります。
なぜなら、火星には大気があるにしても大変薄く5torr(5mmHg)の気圧しかないため、質量分析計が露出していても大丈夫ということです。
これで生命探査の効率が格段と良くなります。
このアイデアは、Energy's Pacific Northwest National LaboratoryのKeqi TangさんとDick Smithさんたちの発明が寄与しています。
こちらとこちらも参考になります。
質量分析計は、1970年にVikingで初めて使われました。また、MSL(Mars Science Laboratory)にも改良されたものが搭載されています。
今回の発明は、MSLには間に合わないようですね。残念!
でも、サンプルリターンの計画もあるので、質の良いサンプルの選定にも役立つことを期待してます。
質量分析計とレーザーとイオン漏斗の組み合わせで、サンプルの前処理なしに分析可能とのこと。
詳細は、the journal Planetary and Space Scienceに載っています。
NASAのJPL(Jet Propulsion Laboratory)のPaul Johnsonさんたちの論文です。
通常、質量分析計でサンプルを分析する場合、下記の様な工程をする必要があります。
岩などを砕いて→ローバーのサンプル室に運び→更に砕いたり分離して必要な量に分け→高熱で熱して→発生したガスなどを分析する
更に質量分析計は、減圧容器内で扱う必要があります。
ところが、質量分析計とレーザーとイオン漏斗の組み合わせであれば、ロボットアームに取り付けて手当たりしだい分析が可能になるというわけです。
測定したい岩石などの表面をレーザーで焼いて、発生したガスなどをイオン漏斗を通して質量分析計で計るということです。
これは、火星だから出来ることでもあります。
なぜなら、火星には大気があるにしても大変薄く5torr(5mmHg)の気圧しかないため、質量分析計が露出していても大丈夫ということです。
これで生命探査の効率が格段と良くなります。
このアイデアは、Energy's Pacific Northwest National LaboratoryのKeqi TangさんとDick Smithさんたちの発明が寄与しています。
こちらとこちらも参考になります。
質量分析計は、1970年にVikingで初めて使われました。また、MSL(Mars Science Laboratory)にも改良されたものが搭載されています。
今回の発明は、MSLには間に合わないようですね。残念!
でも、サンプルリターンの計画もあるので、質の良いサンプルの選定にも役立つことを期待してます。
2月3日のMarsDailyにMars Hopperの続報が載ってましたので紹介します。
画像を見るとより具体的になりますね。
詳しくは、ここにて
Idahoにある米国の研究所CSNR(the Center for Space Nuclear Research)の研究者Sandra Chungさん(INL Research Communications Fellow
)の発表です。
ユタ州のIdaho大学、Oregon州立大学の研究者が協力しており、イギリスのLeicester大学とも共同でやっているということです。
2010年12月5日の当ブログでイギリスのLeicester大学の研究を紹介しましたがその時のHopperの重量は400kgで一回の跳躍は1kmとなっていました。
CSNR directorのSteven Howeさんによると今回は、10-200kgのHopperを沢山作って一度に火星へ送り込むことを考えているようです。
一番小さいHopperだと5-7日毎に15km移動できるし、中位のHopper(米国の男性程度と言ってますので、60-70kg位か)で一回の跳躍で5-6km程度飛ぶことが出来るとのこと。
各Hopperに観測機器、カメラ、ドリル等を搭載でき、サンプルの収集も出来るということです。
サンプルをいろんな場所から集めることが出来るので、研究者にとっては堪らんことになりそうです。
世界中の10-20程度の大学の参加を求めてHopperに何をさせるかコンペさせる構想もあるようです。
2年後には、INL desert siteでHopperの試作機が最初の跳躍をする予定ですので楽しみですね。
William Taitanoさん(INL nuclear engineer)によると実現性は、200%とのことですので、期待して待ってましょう。
上手くすれば、2013年には火星へ向けて打上げられるかも・・・
画像を見るとより具体的になりますね。
詳しくは、ここにて
Idahoにある米国の研究所CSNR(the Center for Space Nuclear Research)の研究者Sandra Chungさん(INL Research Communications Fellow
)の発表です。
ユタ州のIdaho大学、Oregon州立大学の研究者が協力しており、イギリスのLeicester大学とも共同でやっているということです。
2010年12月5日の当ブログでイギリスのLeicester大学の研究を紹介しましたがその時のHopperの重量は400kgで一回の跳躍は1kmとなっていました。
CSNR directorのSteven Howeさんによると今回は、10-200kgのHopperを沢山作って一度に火星へ送り込むことを考えているようです。
一番小さいHopperだと5-7日毎に15km移動できるし、中位のHopper(米国の男性程度と言ってますので、60-70kg位か)で一回の跳躍で5-6km程度飛ぶことが出来るとのこと。
各Hopperに観測機器、カメラ、ドリル等を搭載でき、サンプルの収集も出来るということです。
サンプルをいろんな場所から集めることが出来るので、研究者にとっては堪らんことになりそうです。
世界中の10-20程度の大学の参加を求めてHopperに何をさせるかコンペさせる構想もあるようです。
2年後には、INL desert siteでHopperの試作機が最初の跳躍をする予定ですので楽しみですね。
William Taitanoさん(INL nuclear engineer)によると実現性は、200%とのことですので、期待して待ってましょう。
上手くすれば、2013年には火星へ向けて打上げられるかも・・・
ESAのサイトで春節をお祝いしてます。
上記の写真は、2月2日にISSからPaolo Nespoliさんが北京市を撮影したとのことです。
北京市では2月3日の元旦のようですが、ISSとの時差でしょうね。
それにしても、すごい光の構造物です。
滅茶苦茶明るいんでは?
上は、2月2日のMARS500のロシア語のブログでの写真です。
2月1日に撮られた写真で、ハッチを開ける前のようですが・・ロシア語なので今一・・分からん!
ESAのサイトでも2月2日に発表がありましたので、紹介します。
ESAのHuman Spaceflight担当ディレクターのSimonetta Di Pippoは、MARS500の実験は現在は価値あるシュミレーションに過ぎないが、将来の実現に向けて着実に進歩しているということを言って評価してます。
現在のシナリオ(ロシアのシナリオとほぼ同じですね)
12月24日 火星軌道に入る
2月1日(特に記載ないが) ハッチが開けられ、着陸組と軌道待機組が分かれる
2月8日ハッチが閉じられる
2月12日火星着陸
2月14日第1陣が地表に降り立つ
2月18日第2陣が地表に降り立つ
2月22日第3陣が地表に降り立つ
2月23日火星地表出発
2月24日着陸船と周回機がドッキング
2月27日検疫終了、ハッチが開けられ6人が再会
3月1日までに着陸船に不要物を廃棄してハッチを閉じる
下記は、Diegoさんがシュミレーションをしているところです。
下記は、ロシアのOrlan宇宙服です。
大きい画像は、ここ
いよいよ2月14日に第一陣が模擬火星地表上へ降り立つことになります。
現在は、火星軌道上で module EU-50 (landing Martian module)のハッチが開けられているはずです。
モスクワでは、Press-conferenceと生中継の準備が進められています。
詳しくは、ここにて1月27日の記事を見てください。
Press-conferenceは、2月14日Mission Control Centre(MCC)のBlue hallで12時からとなってます。
場所は、(TsUP TSNIIMASH, Korolev City, Russia)となってます。
また、14日、18日、22日に3人のクルーが2人づつ模擬火星地表上へ降り立つのに合わせて毎回13時から生中継されるようです。
送信先は、TsUP TSNIIMASH (Korolev City, Russia)のMain control room(building 22)とのこと。
MCCへの道順が下記の通りです。
ロシア語なのでよく分かりませんね。
Google Earthで見ましたが、Korolev Cityまでは見当が付きましたが、MCCの建物を特定できませんでした。
現在は、火星軌道上で module EU-50 (landing Martian module)のハッチが開けられているはずです。
モスクワでは、Press-conferenceと生中継の準備が進められています。
詳しくは、ここにて1月27日の記事を見てください。
Press-conferenceは、2月14日Mission Control Centre(MCC)のBlue hallで12時からとなってます。
場所は、(TsUP TSNIIMASH, Korolev City, Russia)となってます。
また、14日、18日、22日に3人のクルーが2人づつ模擬火星地表上へ降り立つのに合わせて毎回13時から生中継されるようです。
送信先は、TsUP TSNIIMASH (Korolev City, Russia)のMain control room(building 22)とのこと。
MCCへの道順が下記の通りです。
ロシア語なのでよく分かりませんね。
Google Earthで見ましたが、Korolev Cityまでは見当が付きましたが、MCCの建物を特定できませんでした。