火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

残念な情報が増えています

2011-11-14 21:46:08 | Phobos-Grunt
masasidayoさんのTwitterに関西でPhobos-Gruntを地上から撮影したというニコ動が紹介されていました。
Phobos-Gruntの地上からの画像は、はっきりとPhobos-Gruntとは確認できなかったですが、なにやら興奮して見入ってしまいます。
頑張って欲しいものですが・・・

けいけいさんの19:11頃のTwitterでは、ロシアが近々Phobos-Gruntの失敗を公式に認めるとのAFPBBNewsの記事が紹介されています。

更にrussianspacewebの11月13日の続報では、13日にPhobos-Gruntの不思議な上昇が止まったとのことです。
今後は、徐々に高度を下げて来年の1月12日に大気圏へ再突入する予想です。
ISSは、Phobos-Gruntから80kmのところを通過したとのことですが、お互いのスピードが違いすぎて確認の時間がなかったようです。

なにやら、残念な情報が増えてきました。

自動で地球離脱を計画していた訳なのですから、自動で復旧できないものでしょうか?
今週いっぱいは、期待を持って見つめたいものです。
関東からも見えるんでしょうか?
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上昇している?

2011-11-13 21:44:02 | Phobos-Grunt
みずもとさんのTwitterによりますと「フォボス・グルントについて。過去3日間で5キロ程度降下するはずのものが、逆に1キロ上昇している(近地点高度)。この理由は現在もわからない。探査機の姿勢もほぼ一定と見られる。(続)」 とのことです。

また、russianspacewebの11月12日の続報では、Phobos-Gruntと交信をとるあらゆる試みがロシアやヨーロッパの地上からなされているが、今だ補足出来ていないとのことです。

諦めるのは、まだ早いですね。

でも、今見た(22:02頃)Yoshikazu SainoさんのTwitterによりますと、近地点高度は上がっていても遠地点高度はそれ以上に下がっていて全体としては落ちているとのことです。
気が揉めますね~
何かの拍子に復旧することは、無いんでしょうか?

下記は、順調に行けばPhobos-Gruntが飛んだはずの軌道です。


Credit: Roskosmos
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まだ、諦めていない!

2011-11-12 18:40:25 | Phobos-Grunt
11月11日のrussianspacewebの続報では、世界各地の観測者がPhobos-Gruntが認識可能な限りでは点火しておらず、空を横切っていくのを観測したとのこと。
また、NORADからの最新のデータは、その軌道高度は予期された215メーターの降下の代わりに138メーターほどわずかに上昇しているとのことです。
この違いは、測定の間違いか、または姿勢制御スラスターが点火されているか、何らかの推力を生じる燃料漏れの可能性があるとのことです。
希望があるということでしょうか?

また、みずもとさんのTwitterによりますと、光学観測をロシアがアメリカに依頼し、アメリカが観測したところ「探査機は太陽の方向を向いていることが確認された。すなわち、まだ時間があるということだ。理屈では、探査機は火星へ行ける可能性がある」とのことです。
火星へのウィンドーは、11月21日まで開いているとのこと。
あと、10日。頑張って欲しい。
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なんと呆気ない

2011-11-11 23:26:00 | Phobos-Grunt


11月11日のrussianspacewebによりますと、Phobos-Gruntへの呼びかけは全て虚しいものとなったようです。
最早、地球大気圏への再突入は避けられないとのことです。
残念ですし、がっかりです。3年ぐらいいろいろ楽しめると期待していたのですが・・・
NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部:North American Aerospace Defense Command)によると再突入は、11月26日と推定されるとのことです。
Phobos-Gruntは、総重量が13トンでそのうちの10トン以上有毒推進薬を積んでいます。
非相称のジメチルヒドラジン(燃料)および四酸化二窒素(酸化体)です。
ただし、ほとんどの燃料および酸化体は再突入の初期段階中に燃えてしまうと思われます。
しかしながら、宇宙船の金属部分は、かなり多くの残骸が地表面に到着するだろうと予測されています。
更に、Phobosからサンプルリタ-ンする為のサンプル用のカプセルはハードランディング用に作られていますので、必ず地表面に激突するはずです。
残骸が落下する場所は、北緯 51.4度から南緯 51.4度に至る全ての地域に可能性があるようです。
日本列島もすっぽり入っています。

改めてPhobos-Gruntの概要のYouTubeを見ましたが、カプセルのハードランディングは驚きですね。
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必死に呼びかけています!

2011-11-10 21:23:59 | Phobos-Grunt
スペースサイトさん流石です。お世話になります。
スペースサイトさんによるとPhobos-Gruntの位置をロシアは、米軍の協力を得て確認したそうです。

以下、スペースサイトさんの記事
「ロシアの情報サイト“RussinaSpaceweb.com”が伝えるところによると、モスクワ時間10日早く、ロシア宇宙科学研究所(IKI)レフ・ゼレニィ所長からもたらされた情報として、米軍のトラッキング施設の協力により、現在のフォボス・グルント探査機の正確な軌道要素を求めることができたといい、これは昨夜(現地時)の交信可能時間帯におけるコマンド送信に使用されたことを明らかにした。また、同所長は猶予の日数は殆ど無いことを再確認したという。
なお、モスクワ時間午前6時20分(日本時間午前11時20分)の地元テレビ局のリポートで、昨夜の交信でテレメトリーを落とすことに成功し、今後の対策に向け分析を始めたと報じたとのこと。」
(済みません!結局、全文引用させていただきました。)
ネタ元は、こちらです。

しかしながら、いくつかの試みが上手くいっておらず、なぜ火星へ向かうためのエンジン点火が上手く行かなかったか原因不明のままです。
でも諦めてはいません!
Phobos-Gruntへコマンドを送る新しい試みをモスクワ時間18時(日本時間23時)に実施するようです。
何とか火星へ向けて飛び立って欲しいですね。


黄色の数字は、地球からの距離です。
こうやって飛んでいく予定でしたが、少し遅れても好いんで、絶対火星へ行ってほしいと思います。
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結構いろいろあったようです・・・

2011-11-09 23:34:03 | 520MARS


8日に記者会見が行われました。
全員が少し痩せたような感じとのことです。
MarsDailyによりますと、閉鎖空間でのプライバシーと単調な作業そして変わり映えのしない食事が辛かったみたいですね。

いろいろストレスがあったようで、爆発までには至らなかったですが、コントロールルームからの手助けが入ったようですね。

その他、こちらこちらこちらにニュースが配信されています。

早くレポートが見たいものですが、個人のプライバシーもあり全てが公表されることは無いようです。
そう言われると、かなりのトラブルなどが有ったと勘ぐりたくなりますが、貴重なデータを提供してくれた6人のクルーに感謝です。
クルーの今後の活躍に期待してます。
頑張ってください。
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吉報を待ちたいです

2011-11-09 23:18:41 | Phobos-Grunt
Phobos-Gruntは、打上げに成功したもののパーキング軌道から火星遷移軌道への投入が出来ていないようです。
スペースサイトさんで詳しく載っています。
スペースサイトさんによりますと「ソフトウェアかハードウェアに問題が生じた可能性があるといい、ソフトの場合はまだリカバリーできる可能性があるが、ハードの場合は最悪の結果もあり得るという。
探査機は現在、バッテリー駆動の状態にある。容量は3日分で、この間に対策を講じたプログラムをアップロードし、火星へ向けたエンジン点火ができるよう、状況を確認しているとのこと。」

何とか、復旧して欲しいものです。
その他のニュースは、こちらこちら

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打上げ成功です

2011-11-09 08:20:22 | Phobos-Grunt
ゼニット-2SBが予定通り打上げ成功しました。
このあと、パーキング軌道から火星遷移軌道への投入が行われる予定です。
詳しくは、こちらこちらで見てください。
本日の予定を下記に記載します。

Phobosからのサンプルリターンを目指すPhobos-Grunt、中国初の火星探査機「Yinghuo-1」、米国惑星協会のLIFE(細菌カプセル)を乗せて一路火星へと向かって地球軌道からの離脱成功を祈ります。

08.11.2011
 20:16:03.145 UTC:日本時間 09.11 05:16 Start of launch vehicle (LV)
20:27:27.747 UTC:日本時間 05:27 Separation of SC from the LV
22:55:47.981 UTC:日本時間 07:55 First engine burn start
23:05:18.253 UTC:日本時間 08:05 Stop
23:07:17.145 UTC:日本時間 08:07 Jettisoning of tanks
09.11.2011
01:02:48.870 UTC:日本時間 10:02 Second engine burn start
01:20:09.975 UTC:日本時間 10:20 Stop





ロシアの惑星探査への復帰ということでSpaceRefさんに「2011-11-08 ロシア、惑星探査に復帰なるか?--ソ連崩壊以後初」との記事が載っています。
ロシアは、EUと共同してエウロパを目指すという情報が、スペースサイトさんの11月1日の記事にあります。
国際協力が進んで、世界がひとつになることを夢見ています。
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配送完了!

2011-11-05 22:07:41 | MSL


JPLとNASAのサイトで発表がありましたが、3日未明4:35(現地時間:日本時間17:35)にNASA Kennedy Space Centerの PHSF(Payload Hazardous Servicing Facility)からCape Canaveral Air Force StationのSpace Launch Complex 41へ搬入されました。

JPLのサイトは、出発の様子(上の画像)でNASAのサイトは、到着の様子(下の画像)が載っています。
役割分担ですかね。
外装の絵が綺麗です。



下記に荷造りの様子をメモします。
こうして見ると、宇宙空間を飛んで火星の大気で焼かれる訳ですから・・・しっかり荷造りしてますね。













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ハッチが開けられました!

2011-11-04 23:11:42 | 520MARS
11月4日のESAのサイトで6人のクルーが520日の閉鎖実験施設から開放された様子が報告されています。



現地時間で14:00(GMT10:00、日本時間20:00)にハッチが開けられました。
その時の動画は、こちらで見ることが出来ます。
6人のクルーが元気に出てきて周りの歓迎に応えていました。
自由の空気を吸って、ミッションディレクターに報告をし、医師の面談を受けたた後、家族や親しい友人に会ったとのこと。
まずは、ホッとしたことでしょうね!
8日には記者会見が予定されており、それまでの間は、本格的な医学的チェック・心理学的チェックを受けますが、プライベートな時間やリラックスした時間を持てるようです。
その後は、12月初旬まで、テスト結果の纏めや報告をする仕事が残っているとのことです。
今後の有人宇宙探査に有益な情報がたくさん集められたことと期待してます。
長い長い、かつ地味な実験でしたが、実際に人類が時空を超えて行くための有益な実験だったと思います。
本当にお疲れ様でした。

しかし、ギリシャの問題でかなり影が薄くなってしまいましたかね・・・
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荷造り完了ですね

2011-11-03 22:56:10 | MSL
遅くなりましたが、MSLサイトで10月25日にCuriosityがいよいよロケットのフェアリングに積み込まれる直前の様子が紹介されていました。

先週中にPHSF(the Payload Hazardous Servicing Facility)に包まれて、Atlas Vのフェアリングに組み込まれたようです。
そして、11月1日にロケットに収まり、2日の夜中にComplex 41へ移動する予定です。



NASAJPLのサイトでは、カウントダウンも始まってます。1時間の違いがありますが・・・
いよいよこちらも11月25日の打上げに向けて準備は順調に進んでいますね。
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