「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

楽しいことは出来るだけ早いうちに

2019年06月06日 | オーディオ談義

多い少ないは別にして、1日当たり900件前後の訪問者があるこのブログだが、見知らぬ読者からメール(アドレスは自己紹介欄に記載)をいただくことはほとんどない。

記載ミスや思い違い、はたまた未熟さの露呈など問題点もいろいろあるブログだからもっと指摘があって然るべきだと思うけど、なぜか無い。

面倒くささが先に立つのか、それともある種の「おバカさん」を相手にするのは時間の無駄と思われているせいかな(笑)。

そういうなか、このほど実に久しぶりにメールをいただいた。

しかも同じ別府市内に”ご在住”の方ときているからたまらない。次のような文面だった。仮にOさんとしておこう。

「貴ブログを拝見させていただき、是非ともシステムを拝聴させて頂きたくお便りいたしました。お願いできますでしょうか。

それと、本日(6月2日)の記事にございます、6AR6シングルに関連してですが、偶然、 当方に15年ほど前に製作しましたTUNG-SOL6098(上記と同じ球)の全段差動 アンプが現役でございます。

同じ三結ですし、もし、よろしければこのアンプを持参してご寸評など 頂けたらとも思っておりますが如何でしょうか。」

そして自作されたアンプの画像とコメント(抜粋)が別立てで添付されていた。

   

「アンプ作りも6台目ともなると、ちょっと変わった球を使ってみたくなるのが人情というものでしょうか。あれこれ検討中にオークションでみつけた6098という球の小ぶりで頑丈そうな容姿が気に入りました。

初めて聞く品番でしたが6AR6の同属菅ということです。1番違いの6AR5なら大昔に何度もお世話になったことがありますので、それに近い性能のものなら今ひとつかな?と思いつつネットで諸々調べたところ、WE設計の大型クラスのビーム電力増幅菅であることが判明。

3結の曲線もきれいに並んでいるし、8KΩのロードラインを引いてみたところ、300V・45mA位で差動PPにうってつけの条件のようです。

この時のP損失13.5Wは最大P損失(21W)の64%位と余裕十分で7ワット位の出力が取れそうです。

ただ、6CA7等に比べると増幅率が低いのと、バイアスが少し深めになりそうなので、2段構成ではドライブに苦労する(多分無理だろう、ダメなら3段構成で)と思いつつ、ナントかなるだろうと、その日の内にゲットしてしまいました。茶色ベースのTUNG-SOL社製で、ズングリとしているのに精悍そうな趣のある球です。」


以上のとおりだが、とても真空管アンプにお詳しそうですね!

こういう方が同じ別府市内にご在住とはほんとに世間は狭い(笑)。

さっそく自己紹介(職歴、年齢など)を兼ねた返信メールを打って「いつでもお越しください。ぜひアンプもご持参ください。我が家の拙いシステムについてご意見を賜れば幸いです」

すると、すぐに返信メールが来て「訪問日時はお任せします」とあった。

「楽しいことは出来るだけ早いうちに」が近頃のモットーである。


何しろ明日をも知れぬ身なので(笑)、さっそく翌日の午前中にセットした。

以下、続く。


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