このところ、起床時の室内の気温がず~っと「26℃」が続いていたが、2~3日前から28℃へ逆にアップ。
秋が近くなっているのにもうガッカリ・・、九州の夏はしぶとい。
昨日のこと、真空管のことで「北国の真空管博士」に連絡したところ「早朝の気温が20℃以下になりましたよ」。
え~っ、もう布団が要るじゃないですか!
閑話休題
1 18歳と81歳の違い
さて、9月の第三週の日曜日は「敬老の日」。
我が町内会も昨日(17日)「敬老会」が開催された。
有資格者は70歳以上だが、おいらはどうも集団が苦手なので(笑)出席しなかったが、生まれつき陽性の家内は出席した。
宴たけなわになって、カラオケの出番となり「〇〇さん、どうぞ歌ってください」
「はい、私は歌が上手だけど歌いません。その代わりにトークをします、18歳の反対は何歳ですか?」
その問いかけに対して、打ち合わせ通り「81歳!」という声が大向こうから挙がったそう。
それでは、「18歳と81歳の違い」を読み上げます。
1 恋に溺れるのが18歳 風呂で溺れるのが81歳
2 道路を暴走するのが18歳 道路を逆走するのが81歳
3 心がもろいのが18歳 骨がもろいのが81歳
4 偏差値が気になるのが18歳 血圧・血糖値が気になるのが81歳
5 まだ何も知らないのが18歳 もう何も覚えないのが81歳
6 自分探しをしているのが18歳 皆が(徘徊している)自分探しをしているのが81歳
7 お手入れをして虫歯0なのが18歳 入れ歯なので虫歯0なのが81歳
8 未来の夢を語るのが18歳 過去の栄光を語るのが81歳
場の雰囲気が大いに盛り上がったそうだ。
2 雑学あれこれ
「雑学大好き」人間にとってピッタリの本に出くわすのが楽しみの一つ。
盛り沢山の質疑応答の中からいくつか取り出してみよう。
☆ なぜご祝儀は奇数がよいとされるのか?
「結婚祝いや入学祝を包むときに。いつも悩まされるのがその金額だろう。結婚祝いなら新郎新婦との関係や披露宴の内容、年齢によってずいぶん違ってくる。
ただし、いくら包むにしても共通しているのが奇数へのこだわりである。2万円、4万円より、1万円、3万円の方が縁起がいいとされる。
特に結婚祝いでは、偶数は「割れる」にも通じると、敬遠されている。このように、偶数よりも奇数にこだわるのは中国思想の影響である。
中国では昔から、陰陽の考えが基本になっており、奇数には、陽、明、表などのイメージがあるとされる。つまり積極的な面をあらわし、めでたい数字とされている。七五三の祝い、三々九度、三月三日の桃の節句、五月五日の端午の節句など行事や祝い事も、奇数にちなんでいる。
これに対して、偶数は陰となり、陽の当たらない数字とされた。この考えが日本にも伝わり、祝いの席では偶数を避けるようになったのである。」
まことにごもっともな答えだが、個人的には「縁起の良し悪し」だけではどうも説明がつかないように思う。
たとえば、身内や知人の葬儀に列席するときに「ご香典」を包むわけだが、4千円とか6千円とかの偶数を包む人は先ずいないはず。たとえば比較的近い縁者の場合なら3万円、ご近所などの知人の場合などは3千円、5千円といったところだろう。
葬儀とは亡くなった人を弔う儀式だからけっして縁起がいいとはいえないのに、ここでも奇数が用いられているので、これは上記の答えでは解釈できない。はたしてどう考えればいいのだろうか。
そこで、出てくるのが「素数」という概念である。
周知のとおり、「素数」とは「自分以外の数字でこれ以上割ることが出来ない数字」のことで、具体的には2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31・・・・・とアトランダムにずっと続いていく。ちなみに、2という数字は偶数では唯一の素数である。
この素数は若い数字では頻繁に出現するが数字の桁数が大きくなるにつれてまばらにしか出てこない。その出現する順番の法則を解明しようとしたのが、いまだに数学界最大の難問とされる「リーマン予想」である。
素数は「数の原子」とも呼ばれている。原子がはたして貴重かどうかは見解が分かれるところだろうが、モノの本質に行き着くという点では疑いを容れない。たとえば2、4、6などの偶数に比べて3、5、7の方が値打ちのある数字にみえないだろうか。
ちなみに自分の誕生日は3月7日。3と7は素数だし、膨大な数の精子の競争を経て奇跡的に生まれてきたわけなので(誰でもそうだが・・笑)、縁起をかついで日常生活では可能な範囲で「素数」を大切にすることにしている。
よく考えてみると私たちの身の回りは四六時中、数字に取り囲まれているが皆さんもやむなく何らかの数字を選択しなければならない局面に至ったときは、「数の原子=素数」を頭の片隅に置かれたらいかがだろうか。
☆ 日本の地名は、なぜ漢字二文字が多いのか?
「いまから1300年ほど前に、地名は二字にせよという命令が国から下り、その名残である」
☆ 会社に出す手紙はなぜ“御中”と書くのか?
返信用のはがきや封筒にはよく「〇〇会社 行(宛)」と、印刷してあるが、そういう場合はその行(宛)を消して「御中」に直すのが常識である。
なぜかというと、これは御社へ手紙を出すのですが、担当者などのお名前が分かりませんので、会社の中のどなたかにお出ししますという意味である。
☆ とてもヒマそうな古書店がつぶれないのはどうして?
古書店にはふつうそれほどお客が入って繁盛しているとは思えないが、そうつぶれることもなく営業を続けている。いったいなぜだろう?実を言うと、古書店は店頭で売っている古書の売り上げで喰っているわけではない。
売り上げの多くは研究機関や学者、作家らから注文があったときに、何十冊、何百冊もの本を持ち込み相当な額の商いを成立させているのだ。昔、作家の司馬遼太郎氏が歴史小説を書くとき、トラックで運ぶほどの古書を買い集め、古書の相場が動いたという話は有名だ。