「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「周波数レンジ」から「ハーモニー」へ

2023年09月10日 | オーディオ談義

ときどきブログの過去記事ランキングに昔のオーディオ記事が登場している。

フ~ン、どれどれと読んでみると「アチャ~、こんなことを書いてたのか・・」と、赤面の至りで最後まで読む気がしなくなる(笑)。

しかし、よくよく考えてみると自分の耳がだんだん老化している事実に目を塞いでいることに気づいた。

そう、周知のとおり人は誰も老化に伴い高音域が聞こえなくなる宿命を背負っている。

つまり、人の可聴帯域は「20~2万ヘルツ」とされているが、今では1万ヘルツ以上の高音域がはたして聞こえているかどうか・・。

したがって、昔のオーディオ記事が青臭く感じるのも耳がいい時のものと考えれば今と違っても不思議じゃないよねえ。

で、かっての名指揮者「ブルーノ・ワルター」は自分の希望的見解とわざわざ断ったうえでこんなことを語っている。

「<音楽とは何であるか>という問いに答えることは不可能だが、音楽は常に<不協和音>から<協和音>へと流れている、つまり目指すところは融和、満足、安らかなハーモニーへと志向しており、聴く者が音楽によって味わう幸福感情の主たる原因はここにある。」


そう、音楽の本質がハーモニーならその召使いにあたるオーディオだって当然、右へ倣えだろう。

以前、とあるオーディオマニアから聞かされた言葉「オーディオは周波数レンジを追いかけるとキリがありませんよ。」は、今となっては思い当たることが多い


というわけで、我が家のオーディオは確実に「周波数レンジ」から「ハーモニー」重視へと移行しつつあるが、な~に、高音域が聞こえなくなったのだから仕方がないんだけどねえ(笑)。

で、それを体現するのは何と言ってもスピーカーに尽きる!



これらが現用中の5系統のスピーカーであり、いずれも「フルレンジ」か、あるいはせいぜい「2ウェイ方式」に留めている。

大きな姿の順から行くと、

「ウェストミンスター+175ドライバー」、「口径25cmのウーファー+075ツィーター」、「AXIOM80」、「口径20cmのウーファー+スーパー3」、そして「TRIAXIOM」

これらの中で特筆すべき「ハーモニー」の持ち主とくれば「TRIAXIOM」(グッドマン:口径30cm、同軸3ウェイ)に指を屈するのではあるまいか。



クラシックからジャズ、ポピュラー、歌謡曲まですべて確実に「80点以上」を取る優等生である。

ハーモニーが抜群だと音楽ソースに対する当たりはずれがメチャ少なくなることに気づいたのは大きな収穫だった。

で、このスピーカーで、このところよく聴いているのが「村下孝蔵」が作詞・作曲し、そして歌った「初恋」(You Tube)で、もう40年前のリリースだそうだけど少しも古びてない。歌詞もメロディーもとてもいい。

村下孝蔵は早世したけど、実に惜しいことをした・・。

そして映像の中に登場するのがこの美少女だ!







もう気が遠くなりそうな・・、もう一度青春時代に戻りたくなるような・・、この美少女はなんとあの「堀北真希」だった!

彼女は断然「セーラー服」時代がいいと思うんだけどなあ(笑)。

クリックをお願いします →    


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする