新しいオーディオ仲間との交流は、いろいろと視野が広がることが多い。
今回もそうだった。実例を上げてみよう。
現在楽しんでいるのがこのシステム。
ぐだぐだとシステム構成の詳述は避けましょうね(笑)。
聴いているうちに、「スーパー10の代わりになるかも」と思いついたのが倉庫に保管しているこのスコーカー(口径12cm)。
ナショナル製で受け持ち周波数は「200~6000ヘルツ」である。まさにピッタリなんだけど箱の中に納められるように「金属」(鉄ではない)ですっぽり覆われている。
箱の中でウーファーの背圧を受けないようにという工夫だろうが、密閉型というのがどうも気になって予備役に編入していたものだが、「H」さんが「AXIOM80」と併用されている「LS3/5A」が密閉型なのがヒントになった。
密閉型といいながら「AXIOM80」と対等に勝負しているぐらいだからきっとそれなりのメリットがあるに違いない。
強力に後押しされて物は試しと設置してみた。
コイルもコンデンサーも不要なので簡単に接続~。肝心の音だけど、これが想像以上に良かった。僅か口径12cmといっても家庭で音楽を聴くのならこれで十分だよなあ~。
やっとこのスコーカーが生き返ったと喜ぶのも束の間、「密閉型でこれだけ良く鳴ってくれるのだからスーパー10を密閉型にしてみようかな」と思い付くのにそれほど時間はかからなかった(笑)。
丁度適当なサイズの丸形の木材をいくつも保管していたので、ご覧の通り
さっそく取り付けた。
ただし、そのまま裏蓋を取り付けるのは芸がないので、片方には紙製の突起物を取り付けてユニットからストレートに受け止める逆相の音を乱反射させることにした。
内部の定在波を少しでも防ごうという魂胆だが、素人の浅知恵かもしれず片方(右チャンネル)だけ取り付けて左右の比較試聴してみると、明らかに突起物を付けた右側の音の方が柔らかい・・、効果あり!
で、結局最終形はこのようになりました。
音のスピードが全体的に速くなりました・・、いやあ~、メデタシ メデタシ。
ケースバイケースだけど、密閉型を大いに見直しました。一定の低音が出なくなるのは織り込み済みで、ウーファーと違ってスコーカーの場合は(密閉型は)大いにありですね。
この発想のヒントになった「H」さんに陰ながら感謝です。
最後に久しぶりに「チャットGPT」の出番です。
投げかけた質問は「スピーカーの密閉型のメリットについて段階的に考えてみよう」