黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

勇払郡占冠村での移動運用 (2014/06/30~07/01)

2014年09月03日 | アマチュア無線 移動運用

 


 夕張市から穂別国道(274号)を東に向かい石勝樹海ロードのトンネルを越えると占冠村の南側に出た。暫く進むと610号線と交わる場所に駐車場があり舗装はして無かったが隣に広場があり他の車の邪魔に成らない事から最初の写真の場所、北緯42度54分36秒85 東経142度22分14秒02 海抜413mHで運用する事にした。占冠村での移動運用は今回で2回目、最初は2009年の北海道での最初の運用地であったが占冠村近辺は如何にも熊が居そうな所、初めての事で不安が有り占冠の道の駅と付近の運用出来そうな場所とを3回ほど往復した。道の駅は7Mhzのフルサイズの逆V は張れない さりとて山中の道端は熊の危険性がある(当時はテントで寝る予定だった)何回か富良野国道を行き来する中で国道から少し入った湯の沢温泉を見付け中に入ると整地された広い駐車場やテニス・コートが有りヒョットするとと思いながら「温泉の日帰り浴の後、空き地で車中泊させて貰えませんか?」と頼んでみたが即座に「駄目です」と断られる始末、仕方なく温泉の入り口の横の道端で車中泊した。其の場所は人家も無く夜に成ると真っ暗で危険なので車の中で寝たが此の経験から其れ以後の全国への移動運用は全て車中泊が定番に成るきっかけの場所と成った。



 今回の運用地は以前よりも寂しい山中で有ったが慣れとは恐ろしいもので最近は殆ど苦に成らない。移動局はパワーが出せないので遠くに電波を届ける為に私の拘りから出来るだけ高さのある場所と発電機が支障無く使用出来て且つ3.5Mhzのフル・サイズの逆Vが張れる場所と成る。通常の移動局は移動場所を決めて其の場所の広さに応じたアンテナを選択するのだろうが?私の場合は此れ等の条件を満たす所が運用の場所と成るので運用場所を見付けるのには人一倍の手間が掛かる事に成る。そうして決定した運用場所は人里離れた「暗く寂しい怖い場所」が多い。特に北海道内は熊があらゆる場所で生息して居るので熊には細心の注意を払っている。



 1、アンテナ設営は日没前に行う。

 2、テントでの就寝は駄目で必ず車の中で寝る。

 3、夜の運用中は「熊脅し」として発電機を使用する。

 4、夜と朝に車外に出る時はクラクションを少し長く3~4回鳴らしてから注意して出る。

 5、熊は夜行性なので朝一番の車外に出るときは特に注意する。


 勇払郡占冠村での運用は30日の17:29~00:07JSTと翌日の05:43~06:05JSTに7MHz帯で運用し総交信局数は204局に終わった。特に朝方の運用が早朝の6時過ぎに終わって折、夕方から夜に掛けてのコンディションは長く続いて居たが朝方の西日本向けのパスは開ける時間帯が短く且つ各局が起き始める前に落ちる為に交信数は思う程伸びなかった。此の状況は今回の移動運用では北関東に入る前まで続いた。



運用後に山を下って占冠の道の駅に着くとモービルホイップを2本を取付けた車が止まっていた。車を降りて近付くと相手も此方の方に近付いて来て話をしたが石山さんの車種が変わって居た事と4年振りで御互いに少し変わった部分も有って最初は石山さん(JA8GLV)とは気付かず二人とも初対面の様な状態、一言二言話した後で気付き「お久し振り」と挨拶を交わした。石山さんとは最初に美瑛町の運用地でユックリとお話出来たが次の年は猿払村の運用地で再会したがパイルの最中で挨拶程度でお別れしてしまった。石山さんは北海道内を移動運用される方で7Mhz帯を運用して居る方なら誰もが知っている局で私は石山さんの行動力から「神出鬼没の人」と言っている。今回も私の移動経路から多分「占冠の道の駅」に立寄るだろうと待ってくれて居た様で3回目のアイボールと成った。今回は運用中でなかったので1時間近くお話して御別れしたがゆっくり話したのは6年振りアマチュア無線をして居なかったら此の様な出会いも無い訳で本当に「縁の不思議さ」と一介の無線キチの為に出会えるか如何か解らないのに道の駅で待構えていてくれた事に心から感謝した。

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様似郡様似町での移動運用 (2014/06/28~29)

2014年09月01日 | アマチュア無線 移動運用

 


 襟裳岬の観光をした後、西側の隣町の様似町に向かった。此の町は2009年に移動運用したが北海道内では比較的QRVの少ない所、其の後も此の地からの運用局を余り聞いた事が無かったので再び立寄って運用する事にした。襟裳国道(336号線)の冬島の港を少し過ぎた所を右折して緩やかな坂を上ると直ぐにアポイ山荘が在り其の侭、奥に進むと最初の写真の場所に到着、此の場所は2009年の8月に運用した場所で既に5年の歳月が流れていたが景色は全く変わって居なかった。昼間の写真だと何の変哲も無い場所に見えるが?夜に成ると辺りは明かり一つ見えない漆黒の闇に包まれ如何にも熊が生息してる様な雰囲気と合わせて非常に不気味な感じがする場所と成る。



 最初の予定では此の場所からの運用を予定していたが奥に続く道が整備されて居たので奥に進む事にした。写真の場所から7~8Km進んだが段々と山間に進むに従い路面の落石状態や枯れ枝の散乱状況から余り車の乗入れが無い事を知り何かトラブルが発生すると対応に困ると考え引き返した道幅の広い場所に車を停車させ運用する事にした。運用場所は北緯 42度08分56秒91 東経 143度00分15秒81辺り、とにかく寂しい所で翌日の9時頃まで滞在したが其の間に1台の車の通過も無く勿論人との出会いも無かった。

 

 運用は28日の18:35~21:50JSTと翌朝の03:27~05:37JSTに7MHz帯で運用、総交信数160局に終わっている。結構運用時間は割いて居る割に交信局数は伸びていない。此の6年間で全都道府県から運用したが北海道内からの運用時は他の場所からの運用と違い電波伝搬が一味違い別物、特に西日本(3,4,5,6エリヤ)との交信には苦労する。特に朝方のコンディションが特殊で早朝は03:30JST頃から聞え始めるが07:00JST頃からコンディションが落ち始め 通常アマチュア局が聞き始める時間帯に(07時頃から)状態が悪くなる為に朝方の交信局数が伸びない事が大きな要因に成って居ると思われる。


 最後の写真は朝方に立寄った「アポイ山荘」前回も立寄って此の施設の人々の「サービス精神」についてブログに書いたが今回も気持ちの良い挨拶と接客を受けた。山荘の温泉設備も良く運用後の疲れを取り至福の時間を過ごした。

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鶴居村での移動運用 (2014/06/27)

2014年08月23日 | アマチュア無線 移動運用

    

 

     

 

 



 弟子屈町の翌朝運用はしなかった為に早めに美幌峠を下り和琴半島まで行き朝一番に和琴温泉の露天風呂に入った。この温泉の事は過去にも2回程ブログに書いたが最初の写真の様に細長い池状の形の温泉で湯温は比較的高い方、露天風呂の底は小砂利状の物で感触も良いのだが写真を良く見ると浴槽の左側の湯面が少し濃い緑に成っている。此れは温泉の底に藻が沈んでいる為で、迂闊に歩き回ると「ぐわ~」と小さい藻が浮き上がって体にまとわり付くので多分女性だと少し嫌がるかも知れない。

 

 ただ此の温泉は混浴と囲いはあるものの海側からは丸見えなので女性が入るには抵抗が有る場所で私は今回が4回目の入浴で有ったが女性の入浴者は一人も見ていない。男性でも早朝か夕方で無いと最初は入り辛い様なオープンな場所に有る。ただ露天風呂としては可也大きいので其の開放感と火照った体を冷やす屈斜路湖の湖面を撫でた風は体に心地よく素晴らしい。

 

 昨日お会いした三橋さんの話ではこの対岸に有る「コタンの露天風呂」がお気に入りと言う事で私も入ろうと探したが243号線を真っ直ぐ走ったので(途中で52号線に入らねば成らない)見付からず自宅に帰ってインターネットで調べたら湖面の近くで雰囲気の有る露天風呂の様子なので次回に訪れた時は是非「コタンの露天風呂」に入ろうと思っている。



 其の儘243号線で弟子屈の町に入り3番目の写真の「摩周温泉」で一休憩、温泉は入った直ぐなので「足湯」に入り北海道に入り早くも9箇所目の温泉を体験した。其の後、阿寒横断道路(241号線)で阿寒湖方面に向かった。阿寒湖畔は道内の湖では一番の観光地、大型のホテルや土産物店も多くコタンの部落も観光客で賑わっていたが、私には摩周湖の様な人間の手が及ばない大自然の中の湖の方に惹かれるが、さりとて、この周辺に来れば素通りする事は出来ない観光地で今回で4回目の訪問と成った。考えれば25日から過去に訪れた観光地ばかりを回って居る事に成って居る相変わらず進歩が無い。



 阿寒湖を出発しマリモ国道(240号線)を南下し途中から38号~52号線と乗り継ぎ釧路湿原展望台へと向かった。展望台に付くと周りはガスって居て天気は下り坂の様子、展望台内部は過去に見学して居るので釧路湿原を結ぶ遊歩道を歩く事にした。遊歩道の最初の部分はそうでも無かった300mも進むと回りは鬱蒼と繁る熊笹と雑木林の世界で如何にも熊が生息している雰囲気「熊注意」の看板を見たら少し心配に成って来た。

 

 此の場所に入った時は前も後ろも観光客が居なかったが10分程歩くと先行してる観光客の声が聞え始めると自然に歩みが早くなる。歩きながら此の場所で熊に襲われたら自分一人、早く追付いて多数で対応出来る状態にせねばと可也早足で進むと体が汗ばんで来た。5分程でやっと先行する人達に追付いたが残念ながら若いカップルで楽しそうにして居たので一緒に進むのは、お邪魔虫と考え先行する形に成ったが、此れでは危険度は再び振り出しに戻った。移動運用中は如何なる山中でも一人で車中泊も平気だが其れは車の中に居て且つ熊の嫌いな大きな音がする発電機をバリバリ駆けているからこそ、素手で此の場所では逃げ切れないな?等と考えると一周するのに1時間以上掛かったが道中、本当に心配に成った。



 今回の本来の移動計画は此の後、釧路市に入り海岸線を走り根室を経由、浜中町の霧多布岬に進む予定であったが、和琴温泉で知り合った人の話では、東に進むほど天候は悪化しそうな気配がしたので予定を変更して釧路湿原展望台を数百メートル北に進んだ鶴居村の写真の駐車帯で車を停め移動運用した。此の場所は北緯 43度04分48秒79 東経 144度19分20秒65 海抜71mHの地点 運用は18:13JST~22:32JSTまで7MHz帯で運用し交信数128局に終わった。此の場所でのアンテナ設営中に草刈後に湧いた蚊の集団に襲われたり後で車内に入り込んで刺され大変な目に有った割には成果が伴わない運用実績と成ってしまった。北見枝幸町から羅臼、弟子屈と軒並み200交信を下回る実績、矢張り北海道に入ると西日本の局との交信には苦労するが3連チャンで200交信を割るとは情けない・・・・・

 

 実績的には伸びなかった。 

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弟子屈町での移動運用 (2014/06/26)

2014年08月22日 | アマチュア無線 移動運用

 
 和琴半島の保々先端に有る露天風呂「和琴温泉」に入った後に屈斜路湖の西側のパイロット国道(234号線)を通り美幌峠を登り始めた。美幌峠も今回で4回目、慣れた道だがピョンピョン二世号には手強い状態でヘアピンカーブの手前から峠の頂上に掛けての標高差100mHを上り詰める段階では青息吐息で自動車が可哀想な状態に成る。峠を上がりきった道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の駐車場には弟子屈町と美幌町の境界線が通っている。

 

 弟子屈町では2009年に摩周湖の第三駐車場の側帯で逆Vアンテナで交信中に相手の信号が急に聞え無く成り「何事か?」と思って外に出たらバランの片方に接続していたエレメントが強風(台風並みの風が吹いていた)に煽られて道の中央に落下し観光バスを止めていた。二回目の2010年は今回と同じ道の駅の駐車場で釣竿アンテナで運用したが其の時も強風と雨降り、釣竿アンテナのエレメントが風により揺れて根元のM栓のオスピンを固定している絶縁材に亀裂が入り釣竿の中を流れて来た雨水が基台部分とM栓の接触部分に溜まり電波が思う様に飛ばなくなり交信実績は伸びなかった。



 無線運用だけでなく弟子屈町の観光スポットで有る摩周湖も最初の訪問時には3日連続で第3展望台と反対側の裏摩周の展望台に上がったが霧が張り一度も摩周湖の湖面を見る事は出来なかった。此れが最後のチャンスと思って4日目の朝に第3展望台に登った時に15分間程、湖面を見る事は出来たが其の後、直ぐに湖面は霧の中に消えてしまった。そればかりで無く運用場所からの帰り道でグラス・ポールの一部を落とし引き返し探したが見付ける事は出来なかった。とにかく弟子屈町は私にとって余り相性が良い場所に思えない。今回はリベンジを掛けた3回目の挑戦、何時も通りの10mHにフル・サイズの逆Vアンテナを設営して運用を始めた。



 運用場所は「ぐるっとパノラマ美幌峠」の道の駅、北緯 43度38分55秒35 東経 144度14分54秒54 海抜495mHの地点、運用時間は18:13JST~22:32JST間に7MHz帯で118局に終わった。運用中の20:04JSTにJE8DVU/Mの三橋さんから呼び掛けられ交信した。

 

  後で聞いた話では三橋さんは私の知床の羅臼町での運用が終わった段階で次の運用は弟子屈町辺りと予想して居たらしく既に弟子屈の近くに釧路市から来て居た様子、反面、私は「弟子屈町移動」とはアナウンスはしていたが「美幌峠の道の駅」とアナウンスするとスタンプを押さねば成らないので其の部分は伏せていた。三橋さんは弟子屈町の移動運用場所なら摩周湖周辺か?美幌峠の周辺の何方かだろうと見当は付いて居た様だが確定しかねて居た様子、然しながら私の「境界の弟子屈側での運用」のアナウンスに美幌峠からの運用に確信を持ったらしい。交信の終了時に此方に来る旨の話で有ったので交信しながら待ったが時間が経過しても現れなかったので段々と心配に成り落ち着かなかったので其の事を運用中にアナウンスした。



 三橋さんは移動運用もアクティブにしてる方なので移動運用中のオペレーターの気持ち(移動運用中の呼ばれている最中の訪問は困る事)は良く理解されて居たので遅く成っても運用が終了してから訪れる予定で既に道の駅の駐車場で待機していた様子、逆に私は「途中で何か有ったのでは?」と心配に成ったし徐々に閉局を考えていたのでその旨をアナウンスした。



 私が待って居る事をアナウンスしたら直ぐに三橋さんが来られてアイボール・QSOが始まったが私の車は運転席しか座席には座れないし さりとて寝るスペースで膝を合わせて座る事も出来ないので外での立ち話に成った。全国を回る過程でのアイボールは全てこの形と成りスペースの無い私の車の泣き所と成っている。三橋さんとの1stQSOは2003年の7月09日の21MHz帯に始まり交信回数は100回以上に及び、私も三橋さんの北海道内の移動運用でも大変お世話に成っている。

 

 今回は初対面で有ったが話は多岐に渡り大変楽しかった。此の夜はガスって視界も悪く寒かったのに此の日の三橋さんは半袖のTシャツ姿「大丈夫ですか?寒くないですか?」と何度も聞いたが「大丈夫、大丈夫」と立ち話は日付変更線を越す時間帯まで続いた。これも後で本人から聞いた話だが・・・・・余り大丈夫では無かった様子で美幌峠を下りながら寒くて我慢出来ず屈斜路湖に有るコタンの温泉に飛び込んだらしが間に合わず数日間は風邪気味で有ったとか?本当に申し訳無い仕儀と成ってしまった。



 運用場所で夕方にアンテナを設営した時に写真を撮れば良かったのだが忘れてしまい。早朝の撤収時にはガスが掛かって写真を撮る事が出来ず。従ってこの場所での証拠写真は無いが三橋さんが確認してくれて居るので問題には成らないだろう。とにかく思い出に残るアイボールと成った。

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 羅臼町(知床峠)での運用 (2014/06/25)

2014年08月17日 | アマチュア無線 移動運用



 枝幸町の運用後、網走経由の知床峠に向かう事にした。途中の道端に有る全ての「道の駅」に立ち寄り運用する事はなかったが写真に納めながら300Km以上の距離を走って17時30分頃に知床峠の頂上付近に到着した。運用場所は北緯44度03分13秒44 東経145度06分16秒05で標高738mHの地点、此の場所は知床峠の頂上付近で駐車場が有り其の中で斜里町と羅臼町の境界線が有る。

 

 北海道の道東方面は2009年以来、実に5年ぶりに訪れた。前回の知床訪問時は羅臼町で運用したので今回は出来れば斜里町側でアンテナを設置し運用したいと思って居たが野鳥を撮っているのか?15名ほどのアマチュア・カメラマンが場所取りをしている所を避けてアンテナを設営したので運用前に確認すると2番目の写真の様に羅臼町側で有った。

 

 本当は斜里町が本命で有ったが張替えると成ると面倒くさいので18:08JSTから運用開始、上がって来た時に居た数十台の車が段々と下山し残りが2台に成ってから最初は発電機を運転して運用していたが途中から同年輩の男性が寄って来ていきなり「発電機は何時頃に切ってくれるのか?」と言って来たので「車中泊されるのですか?」と聞いたら返事はせず同じ事を聞いて来たので「20時頃まで無理ですか?」と言ったら再度返事をしないので「其方の希望時間を言って下さい」と言ったら「19時で切ってくれ」と言って来た。初対面の人間に挨拶も無しに此の対応は普通の人では無いな?と感じて「19時ジャストで発電機は切ります」と答えて運用を続けた。約束の時間に成り発電機を止めに外に出たら先程の人が乗った乗用車は見付からず100m先に車が1台だけ停車しているだけ其の儘運用しても問題ない気がしたが約束している以上発電機を止めてバッテリー電源で運用した。



 知床峠は国立公園内なので(発電機の使用禁止の看板は無かったが)基本的には発電機は使用不可、其の人は其の事を承知で強く言って来たのだろうが其の場所で留まるのなら解るのだが夜間の運用中には其の人の車は見る事は無かった。今回は言われても仕方の無い状況ではあったがお互い旅行者「物の言い方」一つで気持ち良く対応出来る時と出来ない時が有る。

 

 翌朝の4時頃から周囲が騒がしいなと思ったら昨日の連中が上がって来たのか?高価な望遠レンズを取付けたカメラの列が出来て居た。従って早朝の運用は中止、昨晩の運用は18:08~21:38JSTで総交信局数は151局で終わった。

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 枝幸町での移動運用 (2014/06/24~25)

2014年08月15日 | アマチュア無線 移動運用

   

 



 浜頓別町の温泉を出てオホーツク海に沿って網走方面に進むと直ぐに北見神威岬(北海道には神威岬の名称が積丹町と枝幸町の2箇所有り、其れ等の場所を区別する為に此方を北見神威岬と呼ぶ、また同じ発音の松前半島の江差町と今回運用の枝幸町を区別する為に北見枝幸町と言うが正式な町名では無い。)最初の写真は旧道を通った道端に有る神威岬灯台だが現在はトンネルのバイパスが出来て折、そのトンネル内で浜頓別町と枝幸町の境界が有る。



 前回2010年に浜頓別町で運用後、トンネルを通過した直ぐの「北見神威岬公園」を見付け移動運用するにはトイレがあり、近くに人家も無く、しかも広大な駐車場が有りロケーションが抜群で有る事は気が付いていたが残念ながら決められた時間に網走に行く予定が有り運用する事は実現出来なかった。其の時に次回に北海道に訪れる時には必ず此処で運用したいと思っていたが今回の実現までに4年の月日が流れた。


 
 運用場所の北見神威岬公園には2時過ぎに到着、直ぐにでも運用したかったが残念ながら駐車場の外周の草刈が始まっていて5人ほどの作業者と運転席が付いた大型の草刈り機が作動しており、作業の邪魔になる事と何よりエンジンのノイズに寄る受信不能の状態で運用は出来ない状態、作業が終わるのを待ってアンテナの設営をした。運用場所は北緯45度02分34秒42 東経142度30分23秒70の海抜13mHの地点、運用開始は16:03~22:38JSTで21MHz帯と7MHz帯で運用し翌朝は03:56~06:23JSTを7MHz帯で運用した。総交信数は203局、その内21MHz帯は24局に終わった

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利尻郡利尻町の移動運用(2014/06/22~23)

2014年08月10日 | アマチュア無線 移動運用

 

 

 利尻富士町の運用を終えて島を時計回りで反対側の利尻町に向かった。利尻郡利尻町の運用場所は利尻島を一周する過程で海岸線の所々に駐車場が有って困る事は無かったが昨日の「姫沼」の近くには温泉が無く入浴出来なかったので鴛泊港近くの「利尻富士温泉」に入る為に車を走らせた。温泉は港から1Kmも離れては居なかったが見付けるのに少し手間取って13時頃から2時間近く温泉を楽しんだ。その後、来た道を利尻町役場近くまで引返し島の周回道路を左折して「利尻富士」の車で登れる登山道に入った。



 広い登山道路の終点に「沓形見返駐車場」北緯 45度10分58秒59 東経 141度11分31秒73 海抜436mHがあり其の場所は数台車が駐車していたがトイレは有るし広さと高さも有り運用場所としては申し分の無い状況、降りて駐車中の車の状況を確認すると林野庁の車ばかりで御役人が山林の調査に入っている感じ、此の場所は国立公園内だし(此の場所には発電機の使用禁止の看板は無かったが国立公園内は発電機の使用を禁止する看板が多い)発電機をバリバリ駆けて運用中を見られると拙いし、何より逆Vアンテナの両サイドのエレメントは近くの木に結わえるので国有林の管轄は林野庁、アンテナ設営していて何か言われても適わないので山から下りて来るのを待つ事にした。相手は公務員さんなので4時頃には仕事を終えて駐車場に帰って来るはず・・・・・其れまでは車の中で昼寝をして時間待ちする事にした。



 4時を少し過ぎた頃に6人ほどの御役人達は帰って来て車の前後にサーチ・ライトを取付けた物々しい県外ナンバーの車が停まっていたので此方をチラチラ見ていたが直ぐに下山していった。狸寝入りをしていた私は、即刻にアンテナ設営を開始した。此の場所は条件が良かったしこの様な山中で車中泊する様な酔狂な人は居ない筈、写真の様に伸縮ポールにカツオの一本釣り竿を足して12.5mHとし全長40mのエレメントに両サイド20mのナイロンロープを取付け全長70mくらいに好き勝手に張って設営した。多分、今回の移動運用では知床峠の(737mH)羅臼町での運用や秋田県の小坂町(樹海ロード831mH)での運用時のアンテナに匹敵する。



 此の日の運用は17:34~23:28JSTの7MHz帯から始まり翌日は03:44~07:33JSTの7MHz帯と10:09~12:49JSTの21MHz帯を運用した。総交信数は447交信で其の内21MHz帯の交信数は121局に終わった。



 矢張り此の高さとロケーションの効果は抜群で電波は良く飛んだが昨年までの様に「59-QSL」の早いテンポの交信には嫌気がさしていたので運用時間の割には交信数は思いの外、進んでいない。

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 利尻富士町での運用 (2014/06/21~22)

2014年08月08日 | アマチュア無線 移動運用

 



  礼文島の運用を終えて礼文島の西側の半島の観光が終わった後、フェリーターミナルに戻り13:20礼文発~14:00に利尻島着のフェリー便を待った。天気は徐々に良くなっていたが高槻のオバちゃんの娘さんが教えてくれた「礼文島から見る利尻富士が一番美しいですよ」を聞いていた私は写真を撮ろうとシャッターチャンスを待ったが礼文町滞在中も利尻島に渡るフェリーの船上からも最後まで利尻富士の雄姿を見る事は無かった。



 利尻島の鴛泊港には定刻に到着、利尻島は東側が利尻富士町で西側が利尻町に成っている。港は利尻富士町に位置している為、利尻富士町の運用場所を求めて島を時計回りで進んだが此の選択は最終的に可也不効率な選択と成った。利尻富士町の中心地(商店や温泉は)港の西側(島の北端に有り)に点在しており反時計方向で回り買い物をして利尻町を運用した後、島を一周する過程で東側で利尻富士町を運用すれば効率的な運用が出来る。私は利尻富士町を運用した後に島を一周し温泉に入る為に利尻富士町に戻り次の日に利尻町に来た道を戻る方向に走った為に最終的に島を一周半以上走る事に成ってしまった。



 利尻富士町の運用場所は利尻島の観光地の「姫沼」の写真の駐車場で運用した。この場所は北緯 45度13分37秒31 東経141度14分52秒99 海抜132mH 周囲は木々に囲まれた静かな場所で私が到着した17時頃は広い駐車場には1台の車も居らず此れはトイレは有るし人家も無く静かで最高の運用場所と喜んだ。運用は18:20Jから始まり22時45分Jまで翌日は04:31J~07:45Jまで運用、総交信局数は263局で3.5MHz帯は4局に終わった。



 夜は此の場所での車中泊に成ったが駐車場には照明も無く真っ暗で寝やすかったが夜中に突然、野鳥の鳴き声とは思えぬ不気味な大きい鳴き声がして驚かされた。慣れない人だと車中泊は無理な感じで後で解った事だが島一番の観光地で有りながら此の場所での他の車は夕方の運用開始から終了まで訪れる事は無かった。



 驚いたのは翌朝、運用終了前の7時過ぎから大型の観光バスがどんどん到着し始め多い時には6~7台駐車してたくさんの観光客が訪れ始めたのでアンテナ設営の為に駐車場のバス3台分位の場所を占拠していた私は観光バスが入る度にアンテナを張り替える事と成った。北海道の夜明けは3時30分を過ぎると周りが見渡せる程早い事とフェリー便が3便しか無い為に船便の関係で此の様な時間帯に観光客が訪れるのだろう。考えてみれば18時以降に観光客が来なかった事も其の事が関係してる様に思えた。 

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 礼文町での移動運用 (2014/06/20~21) 

2014年08月07日 | アマチュア無線 移動運用

     

 



 礼文島へのハートランド・フェリーは18時10分に入港した。下船して直ぐに島の北端に向かい車を走らせた。この島はカニの爪バサミの様な格好をして居てハサミの東側(稚内側)の先端に飛行場が有り滑走路の南側の小高い丘の上で運用する事にした。下側の港にも良い運用場所を見付けたが海面から2m位の高さで津波が来れば即、波に覆われそうな場所で有ったので今回は安全策をとって北緯45度27分18秒44 東経141度02分67秒99 海抜40mHの場所で運用した。此の道路の南側の高台に更にロケーションが良い場所が有ったが自衛隊の礼文分屯地があり無線設備も有るので干渉したら大変と距離を離して運用した。



 此の日の天気は良くなく運用地はガスっていて風も強く運用場所は最高の場所では無かったが交信数ではまずまずの数字が残せた。しかしながら北海道の町村は入れ替わり立ち替わりの移動運用局が多く珍しい場所は無いので総交信数275局の実績に終わった。夜の7MHz帯の運用は18:48分から23:00まで運用、翌朝は03:29~10:34分まで運用したが3.5Mhzの運用は無しに終わった。



 運用を開始して1時間後くらいに突然、発電機がストップしてエンジンを駆けたら直ぐに稼働したがその後は15分間隔にエンジンが乱調子に成りストップする現象に悩まされた。最終的にはバッテリー電源で運用を続けたが発電機のトラブルが無ければ300交信は達成出来たのでは?と思われます。発電機が動かないとバッテリーの充電も出来なく成るので今後の運用に暗雲が立込めたが翌朝、エンジンオイルを変えたりキャブレターを分解掃除したりエアーフィルターを交換したら其の後問題なく動作したが此れは本質的な問題箇所では無く中富良野町辺りから再発した。発電機のトラブルは別の機会に詳しく説明する。



 運用後は反対側の西側の岬を観光し、礼文島の名物「礼文アツモリ草」の群生地を訪れたが今年は開花が早く(例年は6月の20日頃が見頃なのだが今年は6月の10日頃が見頃で有ったらしい)花は萎れたり変色が始まって居て良い状態の花を鑑賞する事は出来ずに其の意味では時期を逸した感じで残念な結果に終わった。そして西側の澄海岬やスコトン岬を見て回ったがこの辺の景観は四国には無く珍しい景色が広がっていた。計画では礼文でもう1日運用する予定で有ったが発電機の不調の問題も有り早く稚内市に戻り対策を取る必要も感じ午後のフェリーで次の運用地の利尻島に渡った。

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 幌延町での運用 (2014/06/19~20)

2014年08月06日 | アマチュア無線 移動運用


 




 天塩町の道の駅に寄った後に街のスーパーに立寄り離島運用の為の非常食(水、パン類、カップ・ラーメン、缶詰)を買い込んで天塩川を渡り16時前に写真の運用場所に到着した。駐車場は広くアンテナの設営に苦労する事はなく順調に進み16時20分頃には運用体制に入る事が出来た。交信は16:26分から7MHz帯から始まり22:12分に終了しアンテナを切替えて22:23分から3.5MHz帯を運用23:14分に閉局、翌日は04:04分から06:43分まで7MHz帯を運用した。1年振りの県外の遠征とあって各局に久し振りの挨拶をしながら運用したので最終的には126交信で其の内、3.5MHz帯は7局との交信で終わっている。


 今思い返すと7MHz帯だけでも7時間を掛けているのに約120交信しか出来て居ないので1交信に3.5分以上掛けているので可也のスローペースと成っている。夜のコンディションは可也遅くまで続いていたが夕方の国内コンディションが安定するには19時頃からと少し遅かった感じ。夜明けは北海道では03:30JST頃から周りが見渡せる程に明るくなり6エリヤと8エリヤは4時頃から聞こえ始めるが他のエリヤは05時頃でないと安定に聞こえず06:30JST辺りからコンディションが落ち始め07時頃には西日本の信号は急激に落ちて遅くても07:30JST頃には交信が非常に難しく成った。特に地域差を感じたのは夜の時間帯の6エリヤ、夕方のベストコンディションの時間帯でも関東の壁に隠れて聞き辛さを強く感じた。其のために6エリヤの局が聞こえると皆さんにスタンバイを御願いしエリヤ指定で西日本をピック・アップしたりしたが矢張り6エリヤの方は御苦労されたのでは?と思っている。関東勢がスタンバイしてくれると6エリヤの各局の信号はSメーターも同等に振れ、同様に聞こえるのだがオープン戦では可也、関東の壁は厳しく感じた。

 交信数が伸びなかった原因は 私が今回の移動運用は「湯けむり、湖沼、始発~終着」等のアワード関係の対象を一切、関係付けしなかった事が大きな要因に成っているし今は全町村を対象とした移動運用は的を得て居ない事を実感した。其れに明らかにアマチュア局の加速度的な減少を身を持って強く実感したが この方法は私が移動運用を始めた頃から拘って来た事なので仕方が無かったと思っている。


 運用場所は北緯 44度55分31秒58  東経 141度43分20秒17の天塩川を渡った幌延町に入った直ぐの場所

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 荷物の積込み始まる

2014年06月02日 | アマチュア無線 移動運用


 今日は久し振りの曇り天気、午前中から荷物のリスト表を作り確認しながら自動車に積込みを始めた。過去の5年間で色んなトラブルに遭遇して其の度事に装備を増やしていったが今回は行き先が北海道なので2009年と2010年の事を思い出しながら準備を進めた。



 基本的には装備の発電機以外は全て予備を用意した。パソコン、無線機器、カーナビ、DC12VからAC100Vを作るインバーター電源、デジカメ、照明器具、定電圧電源、携帯用ガソリンタンク(20Lと5Lタンク)アンテナ関係、等等、それ以外にスコップ、コンパネ(80cmx25cm 4枚)ブースタ・コード、ジャッキ(2個)ブルーシート(2枚)牽引ロープ、パンク修理用具、タイヤ用空気入れ、カンテラ、ヘッド・ランプ、キャンプ用テント、テスター、修理用道具一式、乾電池式蚊取り器、携帯用ガスコンロ、電磁調理器、其れと今回は道の駅以外は山の中か人里離れた場所で眠るので車の前後にサーチ・ライトを装備した。これ等は保々例年通りの装備だが今回は大型バッテリーを1個外したので40Kgの軽量化と成ったが其れでもピョンピョン二世号には厳しい旅に成りそうな感じである。



 北海道~東北方面は場所に寄って此の時期に凄い霧が発生するので(2010年6月頃 青森県七戸町で濃霧で国道で前の視界が2~3mしか取れず恐ろしい思いをした。)少々違反覚悟でフォグランプを付けようか如何かで今日は可也迷ったが今のところ結論は出ていない。アクティーバンは前面グリルの部分に隙間が無く取り付けは難しいが今回は天井部分になら取付け出来るのだが黄球のライトは大丈夫と言う人とヘッドライトより高い位置は駄目(白球は当然駄目)と言う人と二通りの方が居るので迷っている。ラリー車やジープには可也高い所に取付けて居るのを見掛けるのでOKの感じもするのだが明日にでも車屋さんにでも聞いてみようと思っている。



 此処4日程、暑い中でゴリゴリ、トントン遣っていたら近所の小母ちゃんに「ソロソロ何時もの遠い所に行かれるんで?」とか「今度はどちらに行かれるんで?」とか言われたり道行く見知らぬ人が立寄って「何をしよんで?」と色々聞かれたりしたが一々説明するのも大変だし言っても解らないと思うので適当にはぐらかしていたが?興味が有るのか中々立去らない人も居た。日中は半日以上、外で作業をしていたので顔や体の地肌が出ている所は日焼けして家内曰く「背中や肩が真っ赤に成って居る」と言われたが先程、今晩風呂に入ったら露出していた両肩に湯が沁みて痛かった。此処数日は車内の改装が徐々に形に成って行くのでアルコールが駄目な私だが家内と風呂上りに今年は異常に多い蛍を見ながらコップ一杯のビールで一寸早い祝杯を挙げている。

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 明日から荷物の積込みを開始

2014年05月31日 | アマチュア無線 移動運用


 

 


  今日 漸く車の改装が終わった。後部ドアの目隠しを自分で遣ったが素材のカッティングが結構難しく非常に手間取った。バック・カメラ用の開口部の大きさを決めるのも何回かやり直したので午前中の時間を保々費やした。若干の手直しが有るので配線関係の整形やナイフ・スイッチその他のカバーは付けていない状況の侭写真を撮ったので不細工な状況と成って居る。明日午前中に此れ等を遣った後の昼から車内を再度掃除してから荷物の積込みを開始する予定、相変わらず車内は狭いが長期旅行が出来る様に考えたが果たして其の結果は? 

 

 出発は少し遅らす予定だが所用が片付き次第出発する予定、若干 体調面に不安が有るので3~3日は長野県を旅行をして様子見してから問題が無ければ北海道に向けてフェリーで渡る予定、帰りは東北経由で東北で唯一運用出来なかった宮城県を運用して帰る予定にしています。無線運用は今の所、過去の5年間の様に必死に成て運用する事は無いと思いますが聞えて居ましたら宜しく呼掛けを御願いします。

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 作業は移動車のアンテナ設備に入った

2014年05月29日 | アマチュア無線 移動運用


 車の内部の改装は昨日に保々終わったので今日から天井に取り付けているキャリアの改造に取り掛かった。現在の車に乗換えた時、軽四で長期移動運用をすると結構な荷物が有るので無線機とDC電源は車の屋根に取り付けているルーフ・ボックスの中に設置して車内の中のスペースを少しでも確保する様に工夫した。

 

 無線機の制御は前面パネルだけ室内に置いて運用面では結構便利であったが2010年のピョンピョン二世号での最初の北海道、東北の移動運用(2ヶ月半)を終えて帰って来たらキャリアベース(INNO IN-MD)を取り付けている屋根の雨どい部分がルーフ・ボックス内の荷物と伸縮ポールや、アンテナ機材の重さに耐え切れず下に垂れ下がり最終的には後部のスライド・ドアが開かなくなってしまった。帰って来て直ぐに修理に出したら雨どい部分が金属疲労で割れて穴が開いていた。運用面では静かで快適だったが真夏の移動運用時には放熱のためにルーフ・ボックスを半開きにする必要が有り、雨降りと強風時には少し問題が有った。



 次の年から此の方法は止めて無線機関係は車内に戻す事にしたが次の沖縄と九州の移動運用から帰ると以前ほどでは無いが矢張り同じ様にキャリアベースを取付けている雨どい部分が変形し垂れ下がった。其の当時は80cmの間隔のキャリアベース一組に(IN-MD)に伸縮ポールを渡し掛け固定していたが車が悪路でバウンドをする度にポールの両先端が大きく上下に揺れてしゃくる感じの重力が掛かり変形する事が解った。



 次の9,0,2,1エリヤの移動時には上記の問題をクリヤーするためキャリア・バー2本に直行するステンレスの角パイプを車の両脇に取付け其の前、後ろの先端にキャリア・バーに平行に同じキャリア・バーを取付けた。全ての加重は以前と同じ様に一対のIN-MDが受止めるのだが悪路に於けるアンテナマストの両先端の衝撃を前後のバーで受止めて少なくする様に改造した。

 

 此の方法は可也効果が出て上手く行ったが 今回は上手く行くか如何か?解らないが車両の先端のバーに仰角ローターを取り付けてアンテナを立ち上げようとするので現状の状態では強度的に難しいとの判断で、もう一組のIN-MDセットを12000円で購入し最先端のバーと最高部のバーの手前に取付けて強化を図った。従って現在はキャリア・ベースは4個付いた状態で軽四の屋根が物々しい状況に成って居る。



 今回は急な発案で仰角ローターの固定版を金属で作るのが間に合わなかったので今日、コンパネで作成した。今日の昼からは取り付け台を作るためにステンの角パイプに穴を開けようとしたら安物の各種刃先10本組1400円の刃先では駄目で折れるか刃先が焼けてしまい穴が開かない始末、明日早朝に兄の会社の作業用ボール盤で穴を開ける事とした。良からぬ事を考えたら要らぬ出費となったが考えは更にエスカレート、仰角ローターに3m長のパイプを取り付け其の上に3m長のカツオの一本釣竿を被せて逆Vを張れば車高も入れると7mH位は確保出来そう「ただ無事に垂直に立ち上がればの話だが?」今日も昼間の暑い最中にこの様な馬鹿げた事を考えながら作業していた。無線馬鹿は矢張り死ななきゃ直らない様である。

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 今日はバッテリー電源の改良が終わる

2014年05月28日 | アマチュア無線 移動運用


 今日も朝からピョンピョン二世号の車内の改装に終始した。先日に車から降ろしたバッテリーケース(コンパネで自作)を二等分しG-155Hを1個、無線用補助電源としてフローティング充電方式とした。発電機を使用中は発電機出力の100Vで定電圧DC電源を動かし無線機の電源とバッテリーの充電を行う。以前はインバタータイプのDC電源を使用していたが出力電圧が固定で(出力電圧調整用のVRは有るが最高で13.8V)無線機の電源としては良いのだがバッテリーを充電するには少し電圧が低くバッテリーを十分充電しきらず少し物足らない感じ・・・・其の為に今回は出力電圧を自由に可変出来るAVR方式の定電圧電源を使用する事にした。



 箱の外にはナイフSWとフランス製の開閉器を取付けた。此の開閉器は前にもブログに書いたがトラブルでバッテリー負荷や線路で短絡事故が発生すると瞬間最大電流は1200Aにも及び短絡事故が起きると車火災に成る可能性が有るので無線運用時以外は必ずバッテリーを負荷や線路から切り離す為でバッテリー端子から20cm以内に設置している。其れと私は近年は年に一回しか移動運用を行わないので長時間使用しない時に線路を両切りとしてバッテリーを完全に回路から切り離す様にする為である。



 其れと冬場の移動時の就寝中のアンカや携帯電話、髭剃りの充電や バッテリー電源のみで夜間に無線運用する場合にインバターの蛍光灯を使うので(直流12Vから交流100Vを作るいい加減な安物のインバター電源では点灯しない問題がある)点灯の為に300W(測定器仕様)の完全サインカーブのインバター電源を使用して作動させる結線をした。



 今回のバッテリーを1個降ろした事により40Kgの軽量化と後部座席で如何にか足を延ばして真直ぐ寝られる様に成って車内の改装は保々終了、明日からはリモコン操作で首振りが可能な夜間作業用のサーチライトの取付けと移動用のハイ・バンドのアンテナの製作に取り掛かる予定、今の感じでは全ての準備は予定通り月末までには完了しそうである。

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 徐々に進むピョンピョン二世号の改装

2014年05月21日 | アマチュア無線 移動運用


 今日は午前中にドライブ・レコーダーとバック・モニタを車に取り付けた。ドライブ・レコーダーは取付け位置が決ると後は線の引回しさえすれば何の問題も無かったがバック・モニターはハッチバックドアの制動灯の下に取付けた事と安物カメラを使用した為に画像が全体的に湾曲して写る為にカメラの取付け位置と下向き角度の調整に手間取った。昼前には全ての設定が完了した。本来なら同時注文していたカーテン代わりのPVサン・シェードも届く予定であったが配達指定日の午前中に届かなかったので昼からは今日取付けた機器のテストを兼ねて買出しに出かけた。これで我がピョンピョン二世号も軽四で馬力は無く非力だが速度違反を防ぐレーダー、カーナビが2台(車に固定したものと持ち歩き出来る移動用)ドライブ・レコーダー、バック・モニター、高度計等の近代兵器は保々搭載した車に成った。



 今日の買出しはミネラル・ウオーター6本入りを1箱、非常食とカップ麺、果物の缶詰、その他の食料品と下着類を買い求めた。今回は北海道の黒岳、富良野の望岳台、利尻富士、青森の八甲田山、尾瀬沼を訪れ歩く予定なので登山靴とリュックサックを見に行ったが購入品を決め切れずに下見だけに終って帰って来た。夕方からは北海道の人気観光スポット・ランキングと人気の温泉地情報を拾い出しリストを作成した。明日は多分サン・シェードが届くと思うので其れを取付けて車内の棚を作り替えると保々車回りの改装は終了する。

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