大変な土壌改善作業の第一段階が終わる。

 

          

 

 

　私が此の地に移り住んでから４２年間、何も作らず放置（無線の多素子八木アンテナの保管場所として使用）し草畑と成って居た場所を今年の４月１２日に突如一念発起し作物を栽培する畑にする為に先ずは畑の土壌改善をせねばと先ずは其の半分程度の面積(七坪半)の土を掘り返し其処に肥料を入れる計画を立て、試しに土を４０ｃｍ程掘り下げたら、土の中から小砂利は未だ増しだがガラスや陶器の破片や錆びた釘等が可也出て来たので畑作業するには危なくて仕方が無いので平均で４０ｃｍほど掘り下げた土を全て『ケンド』で篩いに掛けて此れ等を除去する作業を始めた。

 

　此の『ケンド』成る物、ホームセンター等では『園芸フィルター』の名称で販売されて居るが物は小さく直径が３５ｃｍ程の円形で容器の深さは１０ｃｍ程度で農家が使う物と比較すると玩具の様な代物で容量は調度スコップで掬える一回分程度である今回掘り起こした土の深さは平均で４０ｃｍ以上なので単純計算で土の量は約１０㎥程と成る。（実際は此の体積の１割半程度が耕作には邪魔に成る小砂利か握り拳位の玉石が占めて居た。）

 

　従って此れだけの体積の土の中から畑作業に邪魔に成る物を全て取り除く為には想像した以上に大変な作業と成り何度か挫折しそうに成ったが一度遣り始めた事と世間の目もあるので何とか仕上げなければの思いで毎日時間の許す限りコツコツと此の作業を続け今日の夕方に漸く此の作業が終了した。後は各種肥料を入れて土を平坦に盛り付けすれば完了だが実は此の畑の面積は此の倍以上あり、正直此の作業を更に繰り返す事を考えると二の足を踏んでしまう・・・･・其れ程大変な作業であった。