先日に来られた長野の箕輪の皆さんとの会合の写真を家族に見せたら家内が「私も一回連れてって」と言われ家族サービスの為に息子と家内と私の三人で早めの忘年会を兼ねて椿泊の民宿に出掛けた。家を3時過ぎに出掛けたが少し早過ぎたので途中の「椿自然園」に立寄る事に、椿は季節的に少し早いと思って居たが既に花弁が落ちかけている木もあった。
此の場所は少し小高い山に成って居て山頂のレストランの屋上からは橘湾が見下ろせてまずまずの景観である。此の場所には4回ほど来たが実は今回上がったのには他に理由があった。其れは写真2番目のクランク・アップタワーで前回(8年くらい前)に訪れた時は此のタワーの上にクリエート社の714Tが上がっていた。メンテがされておらずエレメントが歯抜け状態であったがタワーは確りして居たので興味があった。アンテナと設置場所の状態からDXを目的にしたアンテナで有る事は理解できたが同じ阿南市内で電波を聞いた事も無く、何方の所有物か解らなかったが「蛇の道は蛇・・・」でJA3のOMさんとの交信会話で偶然に橘湾の電源開発の石炭火力発電所の建設に来られた7エリヤの方が建てられ事までは解った。
此の時点では火力発電所としては日本最大出力で工期は長かったし工事に従事した県外の人達も一時は6000人近かったと聞いていた。其れくらいの人が集まると無線にクレージーな人も居て当然で成程と思ったが仕事が終わって次の現場に行ったと思われるがタワーは撤去されていず放置されている様に思えたので其の後も調査したが持主は解らなかった。今回は其のアンテナがどの様に成って居るのか知りたかった。訪れると写真の様にアンテナは撤去されていたがタワーは其の侭、ひっそりと建っていた。最初の段階では話がつけば譲って貰いたいと考えたが持ち主が解らない状態では交渉も出来ず諦めていたが現状はどうなのか?気に成ったのである。
其の後に民宿に行き海の幸を堪能し一泊しての家族への大サービスであったが、家内との宿泊の旅行は娘が岡山での大学時代に行った時の三朝温泉以来、現役時代は夏場と冬場が忙しい職種の関係で子供達との家族旅行は家内の担当で有ったので息子とは初めてで有った。少し早い忘年会ではあったが二人が喜んでくれたので「また来よう」と言ったら家内にすかさず「例年の家族の忘年会は此処で遣りましょう」と言われた。
其れにしても我家の大食漢達、家内は事前の昼食抜き、息子は20km位のマラソン練習の後の昼飯抜きの念の入れよう、箕輪の皆さんとの会合では皆さん食べ切れずに御土産と成ったが、今回は完食、前回誰もが手を付けなかった小海老の茹でた物まで平らげたのには驚いた。女将さんも少し驚いた様で「御土産が無い様なので此れをどうぞ」と帰りに冷凍の魚と鮮魚を沢山戴いて貰って帰った。帰り道に家内が「散財したので今日の夕食は此れ」と言ったので息子がすかさず「魚は1週間は勘弁して欲しいわ」と言ったが私は魚の刺身は「一ヶ月は要らんわ」と思った。