30日は風邪気味の体調不良で無線の方は全く運用する事無く終わった。風邪の方は薬を飲んで一日中大人しくして居た性で31日の朝は04時頃にスッキリとした気分で目覚めたので昨日の遅れを取戻す為に直ぐに無線機の電源を入れてワッチに入った。
此の時間帯は未だDXコンディションが今一の感じで良くなかったので先日からのQSLの整理を始めて1時間程待ってそろそろDXコンディションが開ける時間帯に成った処でトランシーバーのディスプレイに目を向けると何とビックラコン状態に!画面表示が薄くなって文字表示もおかしく然も文字の右側の方が尾を引いた様な完全に故障した画面症状に成って居た。確か朝一番の電源を入れた時には此の症状は現れて居なかったので原因が良く解からない。画面設定で輝度、コントラスト、画面表示スタイル等をチェンジしても症状は変らなかったので完全にアウト状態、其処で故障状況を詳しくチェックしたら如何もグリーン系の色が表示されずに赤と青の合成色の紫系の色表示の為に全体的に画面が表示がおかしく輝度落ちの画面に成って居る様だ。
マイコン制御やデジタルVFO回路が搭載されたトランシーバー時代に成ってからは周波数が直読出来る様に成ったり各種機能が電子的な切替えが出来る様に成って其々の動作状況を総合的に表示する為に液晶ディスプレイが採用され始め非常に便利に成った反面、液晶表示部自体の寿命や信頼性は可也重要な問題で幾等無線機としての本体の基本動作が正常でも其の表示がされなく(特に周波数表示)成ると如何する事も出来ない。
此のトランシーバーは17年くらい前に新品を購入したが特にリタイヤしてからの此の10年間は毎日朝起きて電源スイッチを入れると夜に寝るまでは殆ど電源を落とす事無く使用して居たので可也酷使したが故障も無く元気に活躍して居た。此の機種の購入段階では遊びの道具にしては随分高額で購入には何度も二の足を踏んだが最終的に清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決定したが此れ程に働いてくれると元は十二分にとったが いざ故障して、もしかすると買換えが必要と成ると現在の年金暮らしではとても無理、かと言って此れ以下のグレードの無線機の使用と成ると物足りない感は否めないので先ずはメーカーへの修理依頼を考えて居るが多分、此の使用年数から考えるとメーカーの部品保有年数切れで修理不能対応に成る可能性は極めて高い。残される方法は同機種の中古品を漁って部品取りをして二個一で自力で直す方法しか無いが?其れも交換するべき液晶ディスプレイの耐用年数は解からないので博打勝負で悩み所、然も此の年末時期に故障が発生するとは実にタイミングの悪過ぎ!
昨日の遅れを取戻そうと今朝は気合を込めて無線機の前に臨んだら思わぬトラブルに遭遇して戦意喪失、色んな事を考えて居たらショックで全てが嫌に成り大晦日の昼間はふて寝の半日と成った。其れにしても今年は色んなトラブルに見舞われる散々な年に!来年こそは此の様な事を払拭する良い年に成って貰いたいものだ。