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私達の孫の都も今月で6歳半に成るので今年は『七 五 三』の歳に当ります。此の祝い事は女の子は3歳と7歳時が対象と成って居ますが、都の場合は3歳に成った時には此の行事を行わなかったので(当時は息子夫婦達の思いに任せていた。)今回は都にとっては最後のチャンス、此処で遂に爺婆はお節介を発動・・・・・此の行事は子供時代の晴れ有る行事、特に女子にとっては綺麗に着飾れる大きな機会だし余りにも動き出さない息子に10月に入った初めの頃に私達は遂に痺れを切らし『女の子には一番 晴れの有る行事なのに此れを祝わないのか?』と伝えたら息子達には其れに対する意識は無かった様子、其処に遣る様にと爺婆が御節介をやいたのだから仕方なく『費用の半分くらいは父さんが負担するので七五三の宮参りをする様に』と話を進めた。
私達の最初の思いは貸衣装で衣装を借りて都に着付けをして貰い、私達と息子の家族で宮参りをする予定で居たが此の時期は息子家族が阿南市内に転居した時期と重なって可也煩雑な時期だったので息子家族は私達に連絡も無く11月15日にお宮参りをし終えて仕舞って居た。然し私達夫婦の思いは宮参りも大切だが本当は孫の晴れ姿が見たかったし写真にも残したい思いで居たので少し想い違いがあった。
此の祝い事は現在の都には幾ら綺麗に着飾ったとしても多分、余り記憶には残らないだろうが?本人が成長し後に『私にも此の様な子供時代も有ったのだ。』と思い出したり実感して貰う為の機会、其処に私達と息子との思いの違いが有ったので私達が『宮参りが終わったのなら仕方が無いが綺麗に着飾った姿を記念写真に残すべき費用の半分くらいは私達が負担するので写真館で記念写真を撮ったら?』と勧めたら数日前に写真館の予約が此の土曜日に取れ写真撮影をする事に成った旨連絡が入った。
写真撮影は土曜日の13時から15時前まで可也の時間を掛け行われて私が当初に想像して居た『七 五 三』に着る衣装とは違って居たが少し前の私と都の会話の中で『都ちゃん今一番成りたいものは何?』と聞いたらすかさず『お姫さまに成りたい。』と言って居て居たので上段の写真の空色のドレスを見付けると其れに即、抱き付いて『此れを来てお姫様の様に成りたい。』と云われれば居た仕方無し、本人の希望通りの衣装で写真撮影が行われた。
此の写真スタジオはストロボ等を使用せず自然光を利用した撮影(カメラマンの手法として)に徹して居たので私達にも珍しくスタジオ内での同時写真撮影も余り邪魔に成らないので許可され沢山シャッターを切ったが私のF値の大きいレンズではストロボを使わなければ照度が不足状態で綺麗に写らずストロボが使えた写真はスタジオへの移動中や撮影の合間の数枚しか無く一寸残念な結果と成った。
写真を撮りながら『6歳半でも此れほど普段とは違う大人びた表情に成るのか?』と都ちゃんに驚きもしたが もっと驚いたのは今回の撮影費用!両手で足りない費用にはビックラコン状態!年金暮らしの爺ちゃんが『物云えば唇寒し秋の風』成らぬ『冬の風か?』今後は迂闊な口出しは慎まねばと実感、前々からIC-7300を買う為に密かに貯めて居た臍繰りを全て吐き出す事に成って仕舞った。