私は若い頃に可也スキーに夢中に成って居た関係から昔から長野県とはご縁が有りました。そんな事から信州の木島平、野沢温泉、志賀高原一帯、栂池、八方尾根等の各スキー場には保々毎年出掛けて行き年末は野沢温泉スキー場に入り正月を向かへ5月の連休には八方尾根スキー場の黒菱山荘に泊まり春スキーを楽しんで其の当時はアマチュア無線以上に其の道に血道をあげて当時のボーナスの大半は長野県に寄付していましたHi従って根っからの長野県大好き人間で北アルプスを望む地区に住んで居る信州の人々には軽い嫉妬を感じる程で私には第二の故郷と思う場所です。
日本一周を思い立ち其れを実行する中で全ての都道府県を廻りましたが何処が一番好きか?と聞かれたら私は即座に「北海道と信州(長野県)」と答へ然し此の二つの場所に優劣を付ける事は出来ません。私が19歳の時に初めて信州を訪れ早朝の白馬の駅から北アルプスの山々が雪を被った姿を見た時には心が震える様な感動を感じたのは初めての経験でした。北海道は訪れるチャンスが中々無く定年退職をして初めての移動運用に北海道へ出掛けた時に此れ又、早朝の摩周湖で霧の中から現れた摩周ブルーの湖面と周囲の景色を見た時に(此の景色を見る為に4日間弟子屈町に滞在し6回展望台に上がり最期の最期で漸く此の景色を見る事が出来た。)此の世の物とは思えずもし許されるものなら死後は此の様な場所で眠りたいと感じました。日本各地には其々に素晴らしい場所が有りますが其の意味で此の二つの地域は私の中では突出した存在です。
此の二つの地区は景色ばかりでなく町村数が非常に多く私の移動運用の目的である。町村を主体とした移動運用を雄大な自然の美しさの中で其の移動運用の醍醐味を味わう事が出来る貴重で素晴らしい場所です。そして此のエリアを廻った時に出会ったアマチュア無線家数もダントツに多く移動運用を終えた現在でも友情は長く繋がって居ます。