最近の日中の7MHz帯(CW)の受信時に早朝は未だ良いのですが10時を過ぎるとバンドコンディションが全体的にノイズぽく成って当局からは関東方面や其れ以北のエリアと信越方面では糸魚川市辺りから非常に受信に苦労する事と成ります。
弱いながらも一応信号は確認出来るのですがノイズレベルが高く邪魔されて送信内容を完全に判読する事が出来なく案心して呼掛ける事が出来ずに了解度が上がるまでのタイミング待ち等で交信までに可也の時間が掛かる事が諸中有ります。此の場合、RFゲインを調整したり其れで駄目な場合はアッテネーターを可也掛けてみたりと色々と試して見るのですが如何も旨く行かなくて呼掛けを断念するケースが時々あります。
10日程前に同じ様な状況下で運用中に私のアンテナ切替えミスで偶々7MHz帯のアンテナから10MHz~24MHz帯のトライバンダー3エレ アンテナに繋がった状態で受信したら信号強度は弱いのですがノイズレベルが調度良い感じで低減されて信号が浮き上がって聞こえる事を発見!其れ以後同じ条件下で此の方法を試すと7MHz帯のアンテナで受信した時は非常に聞き辛い相手局の信号がSメーターは可也落ちるのですが微弱な相手信号が浮き上がって来る感じで受信する事が出来て其れ以来、此の方法を試すと7MHz帯の本チャンのアンテナでは非常に受信し辛い局の信号が7~8割は確実に受信する事が出来て交信する事が出来る事に気付きました。
此の方法は送信用アンテナ(7MHz帯のアンテナ)と受信用アンテナ(10,18,24MHz帯の3エレ・トライバンダー)を送受の度に手動で切替えてオペレートするので早いタイミングで送受を切り替える時には慌てて時々送受の切替えタイミングを間違う欠点は有るのですがそれさえ間違わなければ結構成功率が高く最近の日中の7MHz帯の運用時には多用して居ます。
此の様な状況下で前記のトランシーバー内のRFゲインを落としたりアッテネーターを強く入れたりする方法でも同じ様な事をして居る様に思えるのですが此の方法では如何も旨く相手の信号が受信出来無い状態、如何なる理由か良くは解りませんが?(多分一応7MHz帯に近い10MHz帯にも共振する関係でアンテナ特性的にちょうど良い感じの減衰が得られて居るのでは?)最近の日中の7MHz帯の国内コンディションの悪い最中での交信には此の手法が可也役立って居る。