昨日、エモトのローテーター1200FXを実家から持ち帰り暇潰しに弄っていたら何とか物に成りそうな感じ、ただ回転位置検知用のボリュームは駄目な感じ、抵抗値の変化はテスターで当たったら如何にか変化はして居るが信頼性は無い。中途半端なメンテ作業でタワーの上に取付けた後でトラブルが発生するとローターの入替え作業で偉い目に遭う事は必至、其処で部品は今朝にメーカーに注文する予定にして居たが確か車庫の中に同型のモーター不良の修理に部品取りをしたガラクタがあった事を思い出し車庫の中を探したら埃を被った1200FXの本体が見付かった。当然駆動用のモーターは無かったが駆動ギヤや目的のボリュームも付いて居たので引っ張り出し部品取りして昨日のローテーターを修理してグリス・アップをして必要な時には何時でも使える予備用にした。
駆動部のギヤやベアリング玉のグリス・アップは過去に何回も遣って居るので苦も無く順調に進んだが回転位置を検知するボリュームを交換した事から回転位置と指示針の位置が中々あわず此れには可也苦労をした。最初は270度位の角度幅は問題なく動いていたが此れを正常にする為、弄くり回して居たら元の状態より悪く成ってプリセット動作の時は120度近くにプリセットしたら最初は右回転して動くのだがコントローラーの指示針が停まったり途中で右回転でプリセット位置辺りで停まる筈のものが途中で指示針が左回転したりして土壺に入って仕舞った。此のボリュームはストッパーの無いタイプなので下手に弄くると大変な事に成り本当に一筋縄には行かない。
以前にも同じ様な問題が起こりメーカーに電話して調整のコツを教えて貰おうとしたが相手は面倒臭い感じで口には出さなかったが素人には口で説明しても解からないし治具を使用しないと簡単には出来ないので此方に送って下さい的な対応、そうなれば此方も意地に成って「直してやるわい!」と発奮、時間は掛かったが何とか調整した事があった。可也前の事で方法は忘れて居たが遣り始めたら段々と方法を思い出して何とか遣り付けたが手はグリスだらけには成るし手間暇が掛かった。今回の場合は他のローター本体より部品取りした為に致し方なかったがローテーター本体を弄くる場合は分解段階で合し目の部分には必ず後で解かる様に双方の位置関係にマークを入れる事、本体の上蓋を外した段階で迂闊にモーターを回さない事、回転位置検知のボリュームを外して弄らない事、駆動ギヤ部を分解する時には念の為に写真を撮って置く事をお勧めします。
可也以前のタイプの1103,1102MXタイプのローターは余り問題ありませんが1200FX以降のIC電子回路で制御のタイプは下手に弄くると後で大変な事に成りますHi