黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

宮城県丸森町での移動運用 (2014/07/16) 

2014年10月01日 | アマチュア無線 移動運用

 


 宮城県の松島町を運用してもう一箇所、宮城県内の移動運用を何処かで遣ろうと予定地の(女川町か丸森町)の中から丸森町を選んだ。理由は次に訪れるのは福島県を予定していたので太平洋岸を行くよりも阿武隈川沿いの山の中を抜けるコースが良いと判断した。113号線を南下して丸森町に入った。最初は阿武隈川の手前で右折し旧の橋を渡った阿武隈ラインの舟下りの近辺の河川敷に降りて運用場所を探し中学校?の近くの河川敷が良かったが思いの外に阿武隈川の水位が有った事と其の場所が泥濘で足場が悪かったので諦めて引返し少し下流の完成仕立ての丸森大橋(平成25年完成)の手前を右折して南岸を回り込んだ堤防下で運用した。



 写真は堤防上に停まったところの写真だが実際は此の下側の中段の堤防上の道路の側帯でアンテナを張り運用したのだが翌朝は本降りの雨でカッパを着込んでの撤収作業に成り急いだ為に此の場所もアンテナの設営写真を撮り忘れた。運用場所は北緯37度54分57秒48 東経140度46分18秒23 高さは水面から18mH位であった。運用は17:42~23:30JSTに行い7Mhz帯で総交信数181局に終わった。運用が終わった処で川辺さん(JP7CZE)が山形市から来られて運用場所近くで運用が終わるのを待っていてくれて其の後、深夜までアイボールQSOと成った。旅の途中で何方か来られアイボールの度に思う事だが私の車は軽四の箱バンで運転席以外は座る事が出来ないので長時間の立ち話に成って仕舞い本当に申し訳ない思いをする。次の旅の時は折りたたみの椅子を用意せねばと考えている。

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勝浦郡上勝町での移動運用 (2014/09/27)

2014年09月27日 | アマチュア無線 移動運用

 



 佐那河内村まで10Km余りを引返そうと思ったが途中の割石だらけの悪路を越えるのは問題が有ると思い上勝町に入ってから道路から完全に退避できる安全な空き地を見付けて車中泊した。写真の様に右側に広い空き地があり路肩には太い杭が一定間隔に打ち込んであったのでエレメント先端のナイロンロープを固定するには都合の良い場所で先ず先ずの場所で有った。

 

 此の日は10時頃に寝袋に入り就寝した。夜は標高が有るので可也冷え込むと思ったが佐那河内村の時の様に夜中に起きる事も無く朝方の3時過ぎに目覚めた。矢張り移動中は気分が高揚している性か?睡眠時間は短い。朝方のコンディションには早過ぎたが再び寝られそうに無いので服を着替えてアンテナの設営をする事にした。



 山深い場所で尚且つ深夜の事、動物を追い遣るためにクラクションを10秒間くらい3回程鳴らして車外のサーチ・ライトをリモコンで点灯して外の様子を確認してから外に出た。外の外気は流石に寒かったが空気が澄んでいて満天の星空、其の眺めは素晴らしく視力が衰えつつある私でも十分に楽しめた。

 

 発電機を運転して動物が近付かないように対応しアンテナを設営した。暗い中での設営で気付かなかったがナイロンロープのテンションを掛け過ぎ伸縮ポールが可也曲がっている。早朝の温度は14℃であった。



 上勝町の運用場所は北緯33度56分04秒65 東経134度22分05秒16で標高1010mHで周りに木々は有るものの矢張り山の尾根で北と南側は谷なので神山町の運用場所と同じ様なロケーションで運用場所としては文句の付け様の無い場所、北海道や沖縄方面は4時前から聞えて居た。此の日の運用は04:00~08:54JSTまで7MHz帯で運用して163局との交信に終わった。此の日は土曜日で珍しい場所からの移動運用局が出てくる可能性が有る為に取り残すと大変と思い昼までに家に帰る事にして早めに閉局した。



 2枚目の写真は上勝町に下りて阿南に帰る時に立寄った先日に佐那河内村を運用した大川原高原の写真、風力発電の風車の延長線方向の尾根が運用した神山町や上勝町方面に成る写真では見えないが写真の右側が神山町方面、左側が上勝町方面に成る。写真の右端の展望台下のグリーンと次に濃く青色に写っている山肌の間の谷間が神山町で此の町は東西に細長く西の端は西日本第二高峰の「剣山」の麓へと繋がる。又ピョンピョン二世号の後ろに見える建物(茶屋)の左側は(電柱の有る辺りの道路)上勝町が出っ張って居て山の尾根独特の境界が複雑に入り組んでいる場所で有る。

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神山町での移動運用 (2014/09/26)

2014年09月27日 | アマチュア無線 移動運用

 



 金曜日の朝のクラスターには特別珍しい場所からの運用がアップされて居なかったので神山町に移動運用に行く事にした。先日に下見に行ったコースで直接運用場所に行く方法も有ったが8月の長雨で可也土砂が流れて道路事情が極めて悪かった事から成功法で佐那河内村の大川原高原に登り其れから上勝町~神山町に行く事にした。大川原高原へは前回の徳島市経由とはルートを変え上勝町の入口から山手に入るコースとした。



 今回は経費節減の為に自分で握った『おにぎりの手弁当』水と麦茶は昨日に用意した物をクーラーに入れて12時頃に家を出発し1時間後に大川原高原に到着、其の後、未舗装の悪路をタイヤのバーストに注意して自転車並みのスピードで10Kmくらい西に入って行くと急にコンクリート舗装された道に成り更に進むと榎平の上の四国の道(神山方面に降りる道)の分岐点がありナビで見ると神山町を表示したが車の駐車には便利だがアンテナ張りには少し狭い感じ、仕方が無いので更に進んだら途中で車両通行止めの看板が有り道の先で工事をしていた。

 

 引き返す途中にも少し広い場所が有ったが10mHの枯れ木が有り「如何かな?」と思いながらも枯れ木から5mくらい離して伸縮ポールを延ばしアンテナを設営した。運用前にSWRを測定したら可也悪い 矢張り枯れ木の影響に寄るもの北海道の中富良野町で一度痛い目にあったのに又同じ事を繰り返す自分の馬鹿さ加減に腹が立った。仕方が無いのでアンテナを撤収して写真の場所に移動しアンテナを設営したら1時間以上掛り思わぬ時間的ロスに成ってしまった。



 運用場所は北緯33度56分00秒04 東経134度21分49秒11 標高1009mHで運用時間は15:35~21:06JSTに7MHz帯で行い総交信数は171局に終わった。受信状態は付近に人家が無い事でノイズ源が無く海抜の高さから来る相乗効果で微弱な信号が良く聞え毎回思う事だが此の様な場所で大型のビームアンテナを振り回したらどの様に聞えるのか一度経験したいものだと思った。



 日没までは一見 長閑な田舎の道と言う感じだが日没から20分もすれば辺りは漆黒の闇と成り明かりの一点も見えなかった。最初は此の場所で車中泊する予定で有ったが取り合えづアンテナの撤収に掛り佐那河内村(明かりが見える所まで)返ろうと進んだが長い悪路の途中でタイヤがバーストしたら大変と路肩に広いスペースの有る上勝町の一角で車中泊する事にした。



 最初の写真は運用場所、道は山の尾根を東西に走り北側と南側は道端に木々が生えているが其の先は谷に成っていて障害物は無し電波は良く飛んだが矢張り移動運用は受信力が一番、その意味では文句の付け様の無い場所であった。

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 松島町での移動運用 (2014/07/15~16)

2014年09月24日 | アマチュア無線 移動運用

 

 



 今回の東北訪問の大きな目的の一つに宮城県内の移動運用が有った。前回の2010年に松島を訪れた時、調度、松島町は「日本三景の記念日」で町を上げてのお祭り騒ぎで私も終日、調子に乗り遊びまくって夕方に運用予定地の東松島町の野蒜海岸の海水浴場の駐車場に到着した。運用場所を探す内に「かんぽの宿 松島」を見付けて運用前に一風呂浴びようと日帰り浴に入ったまでは良かったのだが終日暑い中を歩き回った事とサウナで長居をして宿の駐車場で横に成ったら不覚にも翌朝まで寝込んでしまった。其の後の旅行の都合も有って最終的には宮城県の運用を諦め福島県に向かったので東北で唯一 宮城県の運用は無かった。



 此の時期には既に「ONE MAN WAJA」の計画は私の思いの中には有ったので結果的に東北で宮城県を遣り残した事は大いなる不覚で有った。今回の東北の旅は宮城県での運用予定が無ければ訪れなかったかも知れない。最初は運用場所も同じ場所でのリベンジと思っていたが野蒜海岸も大震災の大津波で甚大な被害を受け『かんぽの宿』も営業をして居ないし海岸線は安心出来ない事から諦め、今回は最後の写真の松島町のパノラマ・ラインの展望所の駐車場を利用した。此の場所は前回の訪問時、菅野さん(JH7BYC)に運用場所として案内して貰ったが暴走族が集結していて菅野さんが『雰囲気が悪いので止めましょう』と言って山を降りた場所で偶々ナビには登録されていたので町には近いしロケーションは解って居たので今回は使用した。



 運用場所は北緯38度22分03秒02 東経141度03分06秒06 標高は86mHで無線の運用には申し分なかったが今回も運用途中でシャコタンの暴走車が2台集まってタイヤから白煙を上げながら走り回っていた。運用は15日の17:00~23:14JSTと翌朝の07:26~09:36JSTに7MHz帯を中心に運用し187局と交信したが途中に21MHz帯も短時間開け14局と交信したが其のコンディションは長くは続かなかった。



 観光は瑞巌寺の境内内の石仏や五大堂、お決まりの観光船に乗って松島を巡った。

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 名東郡佐那河内村の移動運用 (2014/09/22~23)

2014年09月23日 | アマチュア無線 移動運用

  

 



 22日の朝にクラスターを見たら余り移動運用の局がUPされて居なかったので自宅で移動局を追っ掛けるより移動運用で積極的に打って出た方が得策と思い近くへ移動する事にした。折角行くのだからインパクトの有る場所が良いと思い名東郡佐那河内村に行く事に決定し11時頃に家を出発し昼頃には目的の大河原高原に辿り着いた。

 

 直ぐにアンテナを設営したがコンディションは調度昼間の落ちた状態、スーパーで買い込んだ昼飯を食べながら聞いていたら13時頃から少しコンディションが上向きに成ったのでCQを出していると直ぐに呼ばれて交信を開始した。運用場所は北緯33度57分15秒84、東経134度24分55秒75、標高888mHでロケーションは最高の場所、運用場所まではアスファルト舗装されており安全に登れる徳島随一の移動運用場所、今回はU,VHF運用組みとのバッティングも無く広い敷地を独占してアンテナが張れた。



 運用は22日の13:08~20:41JSTと翌朝の04:44~09:12JSTまで7MHz帯のみで運用し総交信数361局に終わった。ZAの賑わいも有り県内の移動としては先ず先ずの実績で十分納得が出来るものであった。標高を生かした事と周囲に人家が無い為にノイズが無くSメーターの針が2から59プラスにガンガン振れるのは『まさに快感!』であった。



 夜は車中泊で寝袋に入って寝たが気温が下がって4~5回程、途中で眼が覚めたので温度計を見たらー2℃で窓ガラスの内側はビッシリ結露していた。夜中にトイレに(自然に放出)ライトを持たずに出た時、明るい内は車の付近の彼方此方に爆弾(牛の糞)が有ったのは知っていたが寝たらすっかり忘れてしまい数歩、歩いたらグニャ~と嫌な感触、気付いた時には既に遅く『OH MY GOD!!!』状態、付近に水が無い為に非常用のミネラル・ウォーターで足を洗う羽目に・・・・・



 そんな事をしていたら眼が冴えて眠られず早朝から7MHz帯を聞いていたら運用場所の標高の性か?4時30分頃から北海道や沖縄方面が入感し始め、朝は短い時間で120局程交信する事が出来て『糞を踏んで運が付いた感じ』世の中、悪い事ばかりは続かない事を実感した。、

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秋田県鹿角郡小坂町での移動運用 (2014/07/13)

2014年09月17日 | アマチュア無線 移動運用

   

 



 八甲田山録から十和田道を通って山を下り民宿「桂月」の前で右折して奥入瀬渓流ホテルの前を通り奥入瀬を見物しながら十和田湖の子ノ口まで登ると十和田湖畔の東側に出た。子ノ口には観光船の発着場所と土産物店が何軒かあった。店の前の駐車場で昼食と休憩をした後に十和田湖を時計回りで回った。十和田湖の観光の中心地の中山半島の付根のホテル街に車を停めて「乙女の像」の見学と十和田神社に参拝し道中の安全を願った。

 其の後103号線で薄荷峠を登った。湖畔から薄荷峠までは小坂町だが峠の途中には私が使用するアンテナを張って運用する場所は無くて次の第二駐車場に入った。この駐車場は広く運用出来そうで有ったのでアンテナを設営する前にカーナビで場所の確認すると残念ながら数十メートルの違いで鹿角市の表示、仕方なく樹海ラインを奥に入った写真の場所に車を停めてアンテナを設営した。運用場所は北緯 40度25分20秒48 東経140度49分48秒63 海抜832mHの山の中で運用は16:41~21:31JSTに7Mhz帯で運用し総交信数は146局に終わった。

 この樹海ラインは鹿角市と小坂町の境界を出入りしながら進んで最終的に小坂町への中心地に下って行く。運用場所は境界部分で有ったので翌日、此処に山仕事に来た地元の人に確認を取ったら「境界線沿いだが間違いなく小坂町だ」と教えてくれた。「ところで徳島の車だけど無線を遣る為に此処に来たの?」と聞かれたので「ハイ」と答えると「昨日も此の場所で車を見たけれど、それでは昨晩は此処で泊まったの?」と聞かれて再度「ハイ」と答えると「地元の人間でも夜は余り近付かない所なのに貴方は熱心と言うか?度胸が有るね」と驚いた様に言われた。少し無線の事を知っている様子に「アマチュア無線を遣っておられたのですか?」と聞いたら「昔、少しね」と笑って居た。其の後、少しアマチュア無線の事を話し合ったが暫くしたら友達が来られて「気を付けて行きなさいよ」と手を振って山の中に入って行った。此の場所は車も数台駐車出来たが到着してから出発するまで訪れた方は二人だけ慣れとは恐ろしい物で車中泊をする事に何の不安も無かったが一般の人が見た場合、不安に思えるのだろう。慣れて居るとは言え矢張り細心の注意を払わねばと思った。

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横浜町での移動運用 (2014/07/11~12)

2014年09月15日 | アマチュア無線 移動運用

 



 恐山を出発し はまなすライン(4号線)を南下し横浜町に入った直ぐの稲荷平のサンシャインの横の駐車場に車を入れ此処を運用場所とした。この駐車場はトイレが有ったが車が7台程、停車すると満杯に成る程のスペース、芝生のスペースを利用して何とかアンテナの設営が出来た。運用場所は北緯41度07分25秒19 東経141度15分34秒13 海抜7mHの目の前に陸奥湾が広がる場所で有った。運用は11日の18:30~21:27JSTと翌朝の03:45~06:34JSTに7MHz帯で運用して総交信数178局で終了した。



 早朝の運用時に電波が飛ばないので確認するとSWR値が高くアンテナへの吸い込みが悪い、原因は駐車場が狭く伸縮ポールの転倒を防ぐ為に十分な高さに伸ばさなかった事と早朝に直ぐ横に小型の保冷車が停車していてアルミの箱がアンテナに干渉して悪さをして居る様子、運転手は早朝の仮眠をして居るので如何する事も出来ず。相手が出発するのを只管待つのみの時間が過ぎた。車が出発するとアンテナ動作は正常に戻ったが「時、既に遅し」朝方の実績は伸びなかった。



 以前は此の横浜町から海上保安庁を退官された固定局がよく運用されていて時々ラグチューを楽しんだが最近は御声を聞かない。私は基本的にアクティブに運用する固定局が居る町村は運用しない主義なので前回は運用しなかったが今回は運用してみた。今回の運用を加えて下北の町村、大間町、佐井村、風間浦村、東通村、六ヶ所村、横浜町、野辺地町と全て移動運用が出来た。



 写真は運用後に慌ててアンテナを撤収した為、写真を撮っていない事に気付き撤収途中の写真と成ってしまった。

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長万部町での移動運用 (2014/07/08~09)

2014年09月12日 | アマチュア無線 移動運用

 



 今金町の運用後に奥美利河温泉に向かい露天風呂でユックリ寛いだら来た道を引き返し長万部の中心地まで戻り5号線から長万部高校の方に入り5号農道を北に進み途中から開拓道路に入り写万部山(498.8mH)の登山口の駐車場 北緯42度34分36秒48 東経140度23度24秒49 海抜123mHで運用した。この日は移動距離が短かったので14時頃に現地に到着したが今回の北海道旅行では最高の好天気、気温が上がり日陰の無い駐車場で暑さしのぎが大変であった。じっとしていても汗が吹き出る有様に同じなら運用した方が益しと思いアンテナを設営して運用を開始した。



 運用の準備が出来てパソコンを立ち上げると日差しの関係で画面が見辛いので自動車の天井全体にブルーシートを掛け日除けとしたら暑い中でも何とか運用出来る状態に成った。15時頃の段階では7MHz帯のコンディションは駄目だったので21MHz帯を聞いていると15:10分頃から段々とコンディションが上がって来た。15時20分頃にCQを出すと応答が有りクラスターに載ったのか其の後に60局と交信が出来て思わぬ展開となった。



 此の長万部町からの運用計画は当初は無く運用地の下調べも無かったが運用場所は苫小牧市の局から教えて戴き、静かでノイズも無くロケーションも申し分無く快適に運用出来た。此処での運用開始は15:30~17:11JSTを21MHz帯で運用し60局、17:38~23:11JSTの時間帯は7Mhz帯を運用し201局、合わせて総交信数は261に終わった。今回の北海道内の移動運用場所は17箇所に及び此の長万部町が道内最後の運用地に成った。



 ① 天塩郡幌延町    JCG-01046B
 ② 礼文郡礼文町    JCG-01078A
 ③ 利尻郡利尻富士町   JCG-01076A
 ④ 利尻郡利尻町    JCG-01076B
 ⑤ 枝幸郡枝幸町    JCG-01015B
 ⑥ 目梨郡羅臼町    JCG-01069A
 ⑦ 川上郡弟子屈町  JCG-01026B
 ⑧ 阿寒郡鶴居村    JCG-01001B
 ⑨ 様似郡様似町    JCG-01030A
 ⑩ 勇払郡占冠村    JCG-01074A
 ⑪ 空知郡上富良野町 JCG-01043B
 ⑫ 空知郡中富良野町 JCG-01043A
 ⑬ 空知郡南富良野町 JCG-01043C
 ⑭ 虻田郡喜茂別町  JCG-01006E
 ⑮ 寿都郡黒松内町  JCG-01039A
 ⑯ 瀬棚郡今金町    JCG-01040A
 ⑰ 山越郡長万部町  JCG-01071A



  今回の北海道旅行で観光や移動運用で訪れた市町村は小樽市~札幌市~石狩市~増毛町~留萌市~小平町~苫前町~羽幌町~初山別村~遠別町~天塩町~幌延町~豊富町~稚内市~礼文町(礼文島)~利尻富士町(利尻島)~利尻町(利尻島)~猿払村~浜頓別町~枝幸町~雄武町~興部村~紋別市~湧別町~佐呂間町~北見市~網走市~小清水町~斜里町~羅臼町~清里町~弟子屈町~美幌町~釧路市~鶴居村~白糠町~音別町~浦幌町~豊頃町~幕別町~大樹町~広尾町~えりも町~様似町~浦河町~新ひだか町~新冠町~日高町~むかわ町~厚真町~苫小牧市~千歳市~安平市~由仁町~栗山町~夕張市~占冠村~南富良野町~富良野市~中富良野町~上富良野町~美瑛町~平取町~白老町~伊達市~留寿都村~真狩村~ニセコ町~蘭越町~黒松内町~長万部町~八雲町~森町~七飯町~函館市を回った。14市と54町7村の合計75箇所を訪れた事に成るが北海道の現存の市町村は市が35、町が125村が15箇所で全部で175箇所有り此の数から考えると45%程度か回って居ない事に成る。







 

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今金町での移動運用 (2014/07/07~08)

2014年09月11日 | アマチュア無線 移動運用



 


 二股温泉を出発し大沼国道(5号線)に出て長万部の町役場まで出て海岸線を南下し国縫漁港を通過し右折して国縫道路(230号線)を山側に進むと今金町に入った直ぐの所に美利河ダムが有る。今金町も北海道内では比較的運用が少ない所、以前にブログに書いたが私の場合は北海道の全町村で町では平取町、様似町、今金町が村では島牧村が最後まで残った。

 

 私の運用する移動地の選定は私が全町村との交信達成に苦労した場所を中心に決定して居る。従って苦労した沙流郡平取町、様似郡様似町、と今回の瀬棚郡今金町は其々2回目の運用と成った。今金町の前回の運用は2009年の美利河ダムの駐車場に車を停めて運用した。今回は前回と違う場所での運用を考え近辺を彼是と回ったが「何処も帯に短し襷に長し」で中途半端な状態で納得できる運用場所は無かったので前回の運用地から200m程離れた 「クアプラザ ピリカキャンプ場」のピリカ温泉の駐車場 北緯42度28分06秒98 東経140度12分11秒83 海抜136mHの地点に車を停めて運用した。運用時間は7日の16:51~21:52JSTと翌朝の07:30~07:59JSTに7MHz帯での運用で総交信数は185局に終わった。前日の温泉へのハシゴ、夜のピリカ温泉と昼の二股ラジュウム温泉の湯疲れが効いたのか?何時に無く朝の起床が遅く起きた時には既に朝のコンディションは終っていた。


  
 
 上段の最後の写真から奥美利河温泉の写真、前回の2009年の移動運用時に地元の人に教えて貰って運用後に訪れた。此の温泉は町営で運用されて居る様だが前回訪れた時に妙齢の大変美しい方が受付をしていて驚いたが其の人気も有ったのか?奥深い山中に有りながら若い人に人気があった。あれから5年が経過したので多分結婚して居ないだろうな?と思いながら訪れたが見事的中し男性の方が受付をしていた。此の露天風呂は広く池状の形をして居て衝立で仕切られているだけの混浴、今回も入浴中に若い男性が後から入って来て私を見るなり慌てて私より先の場所に行ったので「何を慌てて居るんだろう?」と思って居たら奥さんか彼女かは解らないが?衝立の向うには女性が入浴して居る感じ・・・私は露天風呂の一番手前の源泉が流れ込む場所に陣取って居たので万一私が露天風呂の先の方に移動すると女湯側が丸見えに成るので先に進ませない様に陣取った様子であった。此の温泉は自然の中で開放感に浸れるが残念な事に源泉掛け流しだが湯温が37.8℃と少し低め、夏場は長時間入浴してものぼせる事は無いが秋の後半の10月から5月の間は休業状態に成る。



 前回来た時に近辺に駐車場は無いように思ったが手前にも2箇所程、移動運用が出来そうな場所が有ったので此の場所で今金町を運用しても良かったなと思った。次回行くチャンスが有れば面白い運用場所である。



 

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黒松内町での移動運用 (2014/07/06~07)

2014年09月11日 | アマチュア無線 移動運用


 

 


 喜茂別町の運用の後、230号線で留寿都村に入った。此の村は2009年に洞爺湖町との境界線の洞爺国道(230号線)の山間で運用した。その時の留寿都村の印象は田舎の寂しい所で有ったが今回は村に入ったら直ぐにジェット・コースター、ウォーター・スライダー付きの大型プール、綺麗なホテルなどが建ち並ぶ大型リゾート地の感じ随分イメージが違って見えた。私は此の村が北側に尻別岳(1107.22mH)遠く北西側に羊蹄山(1898mH)を臨むリゾート地である事を知らなかった。此の村から真狩村に向かう過程で蝦夷富士(羊蹄山)の姿を写真に撮ろうと車が停車出来る場所場所でカメラを向けたが生憎この日は山に雲が掛り美しい稜線を表すことは一度も無かった。村内の「道の駅 230ルスツ」で休憩した後、真狩村に向かい「道の駅 真狩フラワーセンター」に立寄り花の写真を撮ったあと村外れにある「まっかり温泉」に入浴した。



 其の後、230号線から66号線に乗換えニセコ町に向かった。ニセコと言えばスキーヤーの憧れの地、雪の降らない四国の生まれで雪国に憧れていた私は19歳~32歳位まではスキーに狂っていたが流石に北海道のスキーのメッカ、ニセコに来ることは出来なかったがスキー雑誌等では良く写真を見ていたので「真夏のニセコ・アンヌプリ・スキー場を見てもなぁ~」と思いながらも車はニセコ・アンヌプリ国際スキー場に向かっていた。急な坂道を上がる途中でペンションやホテルが建ち並んで居て私が訪れた信州のスキー場とは一味違う雰囲気があった。一番上のニセコ・ノーザンリゾート・アンヌプリ・ホテルの前に車を停めて夏草の生い茂る憧れのゲレンデを暫く見上げながら「若い時にスキーをしに訪れたかった」と思った。



 ニセコを出て羊蹄国道(5号線)を南下し蘭越町に入ると水田が見え始め北海道で初めてグリーンの絨毯を見た。最近は北海道産のお米は評価が高く全国に出荷され非常に人気が有ると言う。「ほしゆめ」や「夢ぴりか」の愛称で呼ばれるお米が此の地で生産されているのだろう。私は思わぬ場所で(奄美大島の瀬戸内町)北海道米で作られた御弁当を坂本さん(JA6GDC)から戴いて食べた事が有るが粒が大きめで確りしていて大変美味しかった。四国も温暖で気候的には米作りに適していると思うが味は信越や東北産には遠く及ばない。理由は良く解らないが多分水質と思われる。長野県や新潟県の農業用水路を流れる雪解け水を見た時、其の信じられない程の透明度に驚かされる。土壌や科学肥料において大きい差は無いと思うので有るとすれば気候と水質しか考えられない。最近の北海道産のお米が評価されるに付け決して気候的に米生産に恵まれて居ると思えない場所で生産されるお米が評価が高いのは矢張り綺麗な雪解け水を利用した米作りだからと私は思って仕舞うのだが・・・・

 


 黒松内町の運用地は蘭越町から一度、長万部町に入り南側から黒松内町に入った直ぐの9号線サイドの駐車場で北緯42度37分55秒76 東経140度18分34秒65の海抜109mHで運用した。釧路の三橋さん(JE8DVU)との交信の中で此の辺は熊が多く生息する地域、十分注意する旨のQSPが有ったので夜と朝方の発電機の始動や停止時に外に出る時は十分注意した。夜の此の場所の車中泊は当然に私一人で有ったが最初の写真に有る様に直ぐ後ろは熊笹が生い茂る今にも熊が出て来そうな場所であった。朝方に掃除をして居るおばさんに会い「此の辺りは熊が居るんですか?」と聞いたら「私は直接、遭遇した事は無いが熊の糞は時々見ますね」と言って居た。無線の運用には抜群の場所では有ったが車中泊は余りお薦め出来ない場所の様だ。



 運用は17:49~22:54JSTと翌朝の04:28~07:18JSTに7MHz帯で運用、総交信数は216局に終わった。交信実績はとても納得の行く数字では無かったが、久し振りの200越え、何より黒松内町は1stQSOと言われる局が多かったので行った甲斐が有った。



 2枚目以降の写真は長万部町に入り二股から右折して842号線を山間に入り8Km程進んだ「二股ラジュウム温泉」の写真、特に2枚目の写真、温泉湯華で出来上がった巨大なドームは世界でも珍しくアメリカの国立公園のイエローストン公園のマンモス温泉郡と此の二股温泉の二箇所しか存在しないと言われ5.47マッヘのラジュウムと稀少な天然炭酸カルシュウムの水溶性と透析性で効能も高く医者に見離された病人の湯治湯として有名な温泉らしい。私も入浴したが浴場や設備は一般の有名な温泉地と比較すると立派な物では無かったが温泉のお湯を見た時「これは間違い無く効きそう」と感じた。お客さんも湯治客風の人が多く20~30分間、湯に浸かると休憩室で休み其れを終日繰り返す方が多く私が1時間半ほど入浴した間に誰一人帰るお客さんは居なかった。最初入浴料を払う時に1000円だったので「北海道内では少し高いなぁ~」と思ったがお客さんに聞くと終日の入浴料で休憩室の利用料も含んで居るので湯治客に喜ばれて居るらしかった。温泉の有る場所が少し僻地で一般の人が絶えず行く温泉地の様には思えなかったが其れだからこそ行って良かったし健康な人には効き過ぎるのjか?温泉から出たら湯疲れしていた。



 過去に全国の温泉に入って此の様に感じたのは秋田県湯沢市に有る「泥湯温泉」、鹿児島県鹿児島郡三島村の「東温泉」と此の「二股ラジュウム温泉」しか無い。どの温泉も数日間、温泉の匂いが消えなかったり指の爪が割れたりした。

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 喜茂別町での移動運用 (2014/07/05~06)

2014年09月10日 | アマチュア無線 移動運用

 


 南富良野町の運用を終えて金山湖から富良野国道(237号線)に出て占冠村を通り日高町~平取町~むかわ町~厚真町~苫小牧市と進み室蘭街道(36号線)で登別市に向かう予定であったが此の街道は2010年に通った事を思い出し同じ道を進むのも芸が無さ過ぎると思い白老町に入った所で苫小牧市に引き返し141号線で支笏湖方面に向かった。支笏湖で写真を撮ろうと思ったが凄い霧が出てきたので諦めて支笏湖湖畔の南側の276号線を西に走り伊達市を通り倶知安町の運用地を目指していたが途中で時間的に無理で到着が遅く成る事に気付き急遽予定変更し伊達市から喜茂別町に入った直ぐの駐車場に車を入れアンテナを設営した。運用場所は北緯42度44分15秒74 東経141度03分23秒86 海抜343mHで有った。



 アンテナ設営中は駐車中に車が2台ほど居たが夕方頃には居なく成り遠慮なく思う存分運用出来たが運用実績は思いの他伸びなかった。運用は18:18~21:28JSTと翌朝の04:21~06:34JSTまで7MHz帯で運用して交信数は124局に終わった。昼の12:00JSTから21MHz帯が一瞬開けたが直ぐにフェード・アウトと成り交信数は3局に終わった。



 交信が途切れたところで鈴木さん(JA8VIY)が来られて5年ぶり二回目のアイボール、鈴木さんは札幌市厚別区なので「此処から距離的に如何程離れて居るんですか?」と尋ねたら意図も簡単に「100Km位かな」の返事、本当に北海道の人達は距離が苦にならない様子、幾ら道路事情が良いと言っても此のフット・ワークの軽さは真似をする事は出来ない。最初の2009年の出会いの時も私は新篠津村の石狩川の土手で運用していて会話の中で「札幌市内は交通量が多く道路事情も大都会で大変なので札幌市内は観光せずに小樽方面に向かう」と話しているのを聞き付けて「札幌人として、態々北海道を訪れた人を札幌を見せずに帰す事は出来ない」と運用場所に現れて「今日は日下さんを拉致しに来ました」と冗談を交え札幌ドーム、羊が丘公園、大通り公園、雪祭りの展示館、大倉山のジャンプ台、北大のポプラ並木を案内戴き最後には鈴木さんの御宅で移動運用の設備を見せて戴きフジの伸縮ポールや当時大流行していたラディクスのV型アンテナの現物を初めて目にする事が出来て自分の移動運用設備を見直すきっかけと成り其の後の私の移動運用スタイルも大きく変わった。



 其の後も鈴木さんはアクティブに北海道は勿論の事、本州方面にも良く移動運用されている方なので皆さん良く御存知の方、今回も色々な有益な話を聞く事が出来て参考に成った。

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南富良野町での運用 (2014/07/04~05)

2014年09月08日 | アマチュア無線 移動運用

 


 中富良野町での運用後に来た道を引き返す形で富良野市を経由して南富良野町の金山湖に向かった。運用地は北緯 43度09分36秒39 東経 142度29分42秒25 海抜359mHの湖畔園地の駐車場を利用した。此の場所は東西に細長い形をしており金山湖の保々中央部の北側に位置しキャンプ場やログハウスが点在する場所の東側に位置し観光客が湖を見渡すには恰好の場所で駐車場の下側にはラベンダー畑が点在する休憩場所という感じ日中は時折、車が駐車し観光客が川面にくだり散策を楽しんでいたが夕刻に成ると停まる車も無くなり無線運用には適した場所であった。ただ駐車場は東西に細長くアンテナを張った場合に出入りの車にエレメントを引っ掛けられる危険性が在り、片方のエレメントは東屋の屋根の上を通し車の通行を妨げない様に配慮した。



 運用は4日の夕方は19:08~21:53JSTから7MHz帯で翌朝は04:52~11:36JSTに掛けて7MHz帯を運用した後、一休憩しこの日はハイ・バンド(18,21,24,28MHz帯)の運用もした。バンドコンディションは悪くは無かったが珍しい運用場所では無かったので18MHz帯で14局、21MHz帯で43局、24Mhz帯が3局、28Mhz帯は1局、後は7MHz帯での交信、総交信数は189交信に終わった。



 今回の此の地区での移動運用は美瑛町で運用の後に旭川に抜けて其の後に札幌市側の北竜町や月形村を運用する予定であったが富良野近辺の好天気と中富良野町の「ファーム富田」が気に入って4日滞在した事と上富良野町と中富良野町と運用したので南富良野町も遣らねばの思いと成った。結果的に無線の移動運用では実績は思わしくない結果に終わったが観光面では今回の北海道旅行では一番の場所であった。
 

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中富良野町での移動運用 (2014/07/03~04)

2014年09月08日 | アマチュア無線 移動運用

 


 上富良野町(十勝岳温泉)での運用を終えて「吹上げ温泉」の露天風呂で一風呂浴びた後に291号線で上富良野町の町筋まで下り町の北側の「日の出公園」の丘に上りラベンダー畑を見学したが時期が少し早かった様で紫色の絨毯には成って居なかった。早々に丘を降りて中富良野のでは有名な観光スポットの「ファーム富田」に向かいユックリ見学した。夕方に成って先日に車中泊した森林公園の駐車場に行き先日運用出来なかった中富良野町からのリベンジをする事にした。



 先日は下側の駐車場で行い照明灯のポールの影響で空中線に電波が上手くのらず大失敗したので今回は上側の駐車場に車を停めて北緯43度24分47秒74 東経142度24分52秒88 海抜296mHで運用した。運用開始は19:11~21:05JSTと翌朝の04:03~06:30JSTに7MHz帯で運用し総交信数は140局で終わった。写真は翌朝にアンテナを撤収した後に写真を撮っていない事に気付き撮ったもの

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発電機不調の原因

2014年09月05日 | アマチュア無線 移動運用

 


 今回の北海道の移動運用で発電機を駆けて運用中に突然発電機のエンジンの回転が乱調子に成り最終的には停止してしまいスターター・ロープを引くと直ぐに始動し発電動作もするのだが始動回数が多く成る度に動作する時間が短くなるトラブルに悩まされた。最初に症状が出たのは礼文町での運用時で有った。



 今回の旅立ちの前に発電機のテスト運用をしたらエンジンが回らず点検したらキャブレターの中の燃料に水状のものが入って居たのでキャブレターの分解掃除と燃料タンクの洗浄を行い1時間くらいテスト運転したら正常に運転したので問題無いと車に積み込んだ。此の段階では原因として燃料タンクに少量残っていたガソリンが劣化した事が主たる原因と思っていた。北海道での最初の運用地の幌延町ではトラブルは無かったが2番目の運用地の礼文町で最初のトラブルが発生し、翌朝に一番に可能性のあるキャブレターを分解掃除して組み上げたが直らずオイルとエアーフィルターを交換したら(其の時に原因とは考えにくかったが?)その後は問題なく枝幸町、羅臼町、鶴居村、様似町、占冠村と長時間動作したので納得はいかなかったが何と無く安心していた。



 そして今回の中富良野町でトラブルは再発した。症状の出るまでの1~1時間半は問題なく稼動するが一度症状が発生すると後は10~15分毎にエンジンの回転が乱調子に成って最終的に停まり其の時間間隔は段々と短くなる事から多分原因は燃料系であることは解っていたがキャブレターは分解し確認しているし???運用後の西山さん(JI3BKF)とのラグチューの中で「キャブレター・クリーナーを使ってノズルの掃除をしてみたら?」との意見が有ったので早速に中富良野町のスーパーセンター・ベストムの駐車場に車を停めてクリーナーを購入し駐車場で点検を始めた。最初はノズルが特殊な工具で無いと外れないのでノズルを外さ無い状態でスプレーを何回も吹き付け洗浄して組み上げてエンジンを駆けたが同じ状態、こうなればノズルを取り外し確認するしか無いと思い再びホーム・センターに入り高い工具を購入しノズルを取り外し目視したが詰まっている様には見えなかったが燃料が入る側から親の敵の様にスプレーを掛け捲った、ノズルの先は凄く小さい穴で在ったが其の穴から洗浄液が飛ぶのが見えたので此の段階でノズルの詰まりが原因で無い事だけは判明した。



 エンジン・オイルとエアー・フィルターを交換しキャブレターが正常だと移動先での対応は万策尽きた感じ、嫌な感じが頭を過ぎったが最初の始動時は1時間ほど回る事から電気的な制御回路やプラグや点火回路に問題は無いだろうし?「冷静に成らなければ冷静に」と彼是考えている内にヒントらしいものが浮かんだ。其れは移動運用が終わった最後の保管の時にタンクとキャブレターに残ったガソリンを使い切る為に空運転動作をさせるのだが燃料を使い切る時の動作と今回の症状が類似している事、「矢張り原因は燃料系でしかない」と確信を持った。だとすると残りは燃料コックとコックとキャブレターを接続するゴムパイプしか関係するものは無い事と成る。コックとコック内のフィルターは礼文町のトラブルの時に確認済み、再度コック部分を点検したが問題は無かった。



 残るは燃料コックからキャブレターの間を接続するゴムホースしかない。確かに此の発電機を購入したときから燃料コックからキャブレターの頭の燃料取入れ口の位置関係は近い割りに長いホースを使っていてホースの中央部はU字形の底の部分に成って居てその曲がりは可也窮屈な状態には成っていた。しかし天下のヤマハの発電機、私は不思議には思ったが購入後4年間は全くトラブルが無かったので安心仕切っていた。「まさか?」とは思ったが長年、家電の修理現場に居て難故障で苦労するのは自分の思い込みや修理手法の選択間違いで墓穴を掘る事が多い。「まさか?まさか?」と呟きながらゴム・ホースを半分の長さにカットして取付けると少し曲がりの窮屈さが取れた。エンジンを駆けて10分、20分、30分と運転を続けても発電機が停止する事は無かった。



 原因はエンジン近くに位置する燃料ホースが時間と共にエンジンの熱で膨張して其の膨張力は燃料パイプの一番曲がったU字型の底の部分に集中しパイプの流量断面積を小さくする事により燃料の流量が段々と減り最終的には乱調子に成りエンジンが停止する事が解った。症状が場所によって出たり出なかったりしたのは多分運用地点の外気温が関係していたのでは?と考える。枝幸、羅臼、美幌峠、鶴居、様似、占冠で症状が出なかったのは位置的に北で在ったり海抜が高く外気温が低い条件下での使用状態であったからだろう。其の点、北海道の富良野の近辺は道内でも気温の高い所、其れだけにエンジン熱による燃料パイプの熱膨張が早く進んだと考えられる。



 此の発電機が4年間トラブルが無かったのに今回の移動運用で急に症状が出始めた原因は思わぬところに有った。2013年の移動時に島根県隠岐郡西ノ島町の魔天崖の駐車場で此の発電機は観光バスがバック中にバスと縁石に挟まれタンクが傷付くと同時にパイプ・フレームが可也変形してしまった。多分其の時に変形したパイプに取り付けられた燃料タンクの位置が微妙に変化しタンクに取り付けられたコック部とキャブレターを接続するゴム・ホースの位置関係が変化し其の事が今回のトラブルに繋がった様に思われる。此の複線が無ければ今回の様に悩むことは無かったと思うが其れにしても物事の対処や機器の修理の段階で思い込み程、怖い物はない事を今更に思い知らされた。

 

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上富良野町での移動運用 (2014/07/02~03)

2014年09月04日 | アマチュア無線 移動運用

 


 南富良野町から北上する形で富良野市~中富良野町~上富良野町~美瑛町を経由して966号線を南東方向に走り白金温泉街を通って十勝岳の望岳台を通過して最初の写真の十勝岳の登山口がある駐車場(1258mH)に到着した。最初の計画ではトイレも有る其の駐車場で運用予定で有ったが生憎その駐車場には20台以上の車が駐車しており其の現状では運用は難しい状態で1時間くらい休憩して様子見をしたが車中泊組みも居てやがてバーべキュウ大会が数組で始められ「此れでは運用は無理」と判断し山を下る事にした。此の場所は2009年に訪れて居たので下の望岳台や其の近辺、最悪時でも前回に美瑛町で運用した場所が解って居たので時間的には遅かったが不安は無かった。



 吹き上げ温泉の露天風呂への道の入り口を越えて望岳台方面に数百メートル下がった左側に車1台が駐車できるスペースが見付り、林道の入り口の様であったが現在は殆ど使用されていない感じ、奥への道は腰までの草で覆われて車が入る心配は無さそうで付近には人家も無く安心して運用出来ると思い車を停めてアンテナを張る事にした。此の運用場所は北緯43度25分14秒 東経142度37分42秒66 海抜977mHで無線の運用場所としては文句の付け様も無かったが日が落ちると結構物騒な所の様に感じた。運用は19:01~22:49JSTと翌朝の03:52:~09:53JSTまで7MHz帯で運用し総交信数は160局に終わった。



 日がとっぷり暮れた時間帯に夢中に成ってオペレートしていた時、少し音がして何か近付く気配がしたので「熊か?」と一瞬ビビッタがやがて窓ガラスをノックしたので人とは思ったが、車の正面を道路向きに車は停めていたので車が通ったらライトの光で気付く筈、何よりこのような寂しい所で訪れる人も無いはずなのに?何事と不思議な感じがした。声がしたのでドアを開けると坂森さん(JE8JSX)であった。坂森さんには「中富良野町に来る事が有れば町立病院に勤務して居るので遠慮無く立ち寄って」とは言われて居たのだが勤務先(病院)は仕事の邪魔に成り流石に拙いだろうと遠慮していたのだが返って其の事で御迷惑を掛けてしまった。私が呼ばれているので「直ぐに失礼しますが明日にでも勤務先に寄って下さい」と言い残し帰って行った。



 坂森さんとの出会いは2009年の白金温泉の少し上の美瑛町で運用後に遠路御越し下さりアイボール、暗い中で2時間くらい無線の話をして以来の5年振りの再会、この日は挨拶だけで終わったが翌日にユックリと御会いする機会があった。坂森さんのホームは河東郡音更町で勤務の関係で週末以外は中富良野町で単身赴任の生活、中富良野でも非常にアクティブに運用して居る方である。今回の運用場所には私が来た美瑛町経由のコースと上富良野町から来るコースとあるが近い方でも約1時間の道程、加えて目標物の無い山中の運用地を態々探して来てくれた事に感謝すると同時に恐縮した。



 写真2枚目が運用した場所、3~4枚目は運用後の午前中に訪れた「吹上温泉 露天の湯」男女混浴だが明るい内は女性の入浴客は無く、私が訪れた時は道内の方が十勝岳から下山して汗を流しに入浴していたので30分程 世間話をして楽しんだ。此の温泉は無料で何時でも入れ商業的な露天風呂とは違い大自然の真っ只中に有り其の開放感は素晴らしかった。

 

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