先月の31日に第7回目の『新コロナウイリスのワクチン接種』の後に数日間の微熱が続き其の後に2~3日間に渡り右側の耳の奥が少し痛かった後に普段の私は乾燥耳だったのだが右側の耳に、べとつき感が有ったが生来の大の病院嫌いの私は『多分、其の内に自然治癒するだろう。』と高を括って病院には行かなかった。
其の後にアマチュア無線のSSBやCW信号をワッチして居ると左右の聞え方に違いが有り、時として右側の聞こえ方にビビリ感や耳抜き動作を行うと右側はゴボゴボ音はするのだが、スッキリ抜けないし其の後に耳の中で逆流する様な不自然な音がしたり就寝中に右側の耳から普段は聞こえて居なかった心臓と同期した血が流れる脈流音が聞こえて安眠出来ない状態が数日間続くと流石の病院が大嫌い人間も『此れは一寸 拙いんじゃ無いか?』と思う様に成り、今日の午後に漸く思い腰を上げて医者に行く事にした。
本来、身体は至って丈夫な方で、退職してからも定期的な『健康診断』や毎年受診して居る『がん検診』以外は医療関係に御世話に成った事は無く、生来、大病を患ったり病気や怪我での入院履歴も全く無い。従って過去に耳の治療機関で有る耳鼻咽喉科に行った事も無いし、近くの医院も知らなかったので近くの診療機関をインターネットで調べてみた。
大きい病院は何処も時間が掛かり一日掛かりに成るので個人病院を探すと2箇所有ったが偶々今日は土曜日だったので午後からの診療時間の長い方を選び午後の診療開始の2時少し前に出向き直ぐに受付したら先客が15人程居たので『此れは夕方まで掛かるかも知れない?』と心配して居たら先生はテキパキと対応して居るのか?30分もしない内に私の順番が回ってが来て『宜しくお願い致します。』と挨拶して診察台に座ったら歳は私より少し先輩か?強面で無愛想な先生が『如何したんぞ?』状態!、私が症状を説明したら内視鏡で覗くと『中耳炎になっとる、様此処まで医者に見せずに辛抱して居たな!』的な御小言を頂き『薬を出しとくので3日後位に又来る様に!」と言い渡すと左右の耳の穴を映した写真を渡しながら説明を受けると診療は終了、掛かった時間は5分間程度だった。!
私が子供の頃の『町のお医者さん』と言えば殆どが此のタイプでエリート意識が強く、凄く威厳や威圧感が有り子供心に怖さが有ったが、最近の開業医の皆さんは最初の丁寧な挨拶から始まり『如何されましたか?』と常に患者さんに優しく親切に接して御客様扱いして居る医者が殆ど、此れは此れで決して悪い事では無いが然し私には最近は余り見掛けなく成った75歳にも成る爺さんを捉まえて『子供を一括するかの如く!』の対応した昔気質の怖い御医者さんに出会い、其の短時間での患者捌きと其れでも次々と訪れる患者の数を見ると『多分、此の人は名医なんだろうなぁ~!』と思いながらも『然し敵わんなぁ~』と思わず苦笑した。